すべてのおすすめ
明日はきっと晴れるよね
そう願わずにはいられなくて
ふと手を休め振り返る
自由気ままに暮らしてきた日々
愚痴っぽくなってみたり
ときには人恋しいくせして無口になってみたり
....
十時
先週口説いた某スナックの某レイカから『今起きた』とゆうメールが飛んで来てその文末でカエルがダンスしていておいおい、これがデコメってやつかっっ!! ....
惨事のあなた♪
惨事のあなた♪
あなたの惨事〜♪
今、銃を手にした警官隊が
シャッターの隙間から店内に
一斉に突入いたしました!
今、警官隊が突入いたしました!
店内か ....
あめのおとを
きいている
とおもっている
わたし
ひとのこころが
みえている
とおもっている
あめ
のようなきがして
まっている
すてられた
とう ....
墓へ続く小道を
厳かな気持ちで進めば
先にいったひとたちの
足跡が静まる
あいだあいだに咲いてる
花は美しすぎて
手折ることはできない
みなの胸に刻まれる
永遠を夢みる
大木 ....
森の中の喫茶店で僕らはささやかな食事をする。
木々の隙間から日が差し、妻と子供の顔を照らす。
影の中から浮き出た顔は幸せに満ちている。
愛が日だまりの中へ溶けてゆく。
湖畔の小さな美術館、 ....
なぜかくも私は嫌われるのか
生きてるうちに答えを出したい
ハヤシライスを食べてる時は
そんなことから頭を離して
できるだけ威張らずに
できるだけ謙虚に
どうしてなのかを究明したい
空 ....
信仰という確信的な迷妄
その心地好い陶酔 自我に奥深く祝福される切ない悦び
エウテルペが宿した 重く病んだ遠い夢
闇を蓄えた天空から 銀色の稲妻走る脳裏に
白金の灰が降る それは ....
銀に回転する木霊 切り裂く稲妻は金
雷鳴 砕け散り 緋色の星群
飛来する箒星 末尾 流れ 弾け
灼熱の 列火 連なり 街は 黒く 崩れてゆく
その様が スプーンを 真似た 冷たく 固い
....
とけるまでかさねた
はなびらは
がらすでできているから
ぬるいおとがする
の
あしをおろす
きずをほしがって
あしをおろす
ね
こえがきこえる?
....
むかし住んでた
田舎の家を
ブラリ訪ねてみたら
知らない人が住んでた
わけを話すと
快く歓待してくれた
晩御飯はカレーだった
給仕をしてた奥さん
突然ブラジャーごと
セーターをた ....
あるのか
ないのか
わからない
ドーナツの穴を越えて
オートバイは走っていく
いつか
行き着くかも
しれない
あるのか
ないのか
わから ....
風邪を引き発熱
いつもの常用薬を取りにいけない
本人でなくては
許可がでない薬
1日目なんとか
パキシルを残して
抗ウツ剤1錠で乗り切る
2日目 パキシル1錠のみ服用
風邪 ....
海岸沿いに見えた風景の中を
走り抜けて行く ネズミ色のトラックや
何も無い 瓦礫の街の壁を
背景に 街を彩ろうとする
青い海の観光地が 見えている
思い思いに 空の中へと どこま ....
ディスクユニオンを出る
暗い夜空に街灯が光る
ニュートラルな気分
家に帰ろうと歩を進める
風が頬を撫でる
その事実をただ受け止める
無機質な心地よさ
生きている/それだけしか ....
断崖から波をのぞくと
悪童のおののき
かもめの群れ
シャチにかこまれる氷上のこども
黄色いバスの後部座席で
届かぬ祈り
胸の奥の井戸に映る月
断頭台の彫刻の施されたドアー
....
姉さんお股を開きましょう
タンポンタンポンタンポンポン
姉さん意外と毛が多い
タンポンタンポンタンポンポン
妹ドアから覗いてる
タンポンタンポンタンポンポン
真っ赤に染まる日ま ....
青空から遠い場所からあなたをみつめている
垂直に光が差すときには世界は希望に満ちる
そのわずかな時間だけ僕は人生を謳歌する
引き伸ばしても何にもならない人生かも知れない
覚悟が必要だ より ....
お前のハートの鍵をくれ
....
手首に息を撲ち込んで
はじける銀を見つめている
筆を横に置く
いつか縦に馳せ
いつか 縦に笑む
....
生まれたばかり――
あまりにもまぶしかったので
まぶしい と
叫んだはずなのだったが
揺籃期――
プロレタリア文学だと称する
ひなびた小説を口に入れるが
不味くて ....
地球儀回せ
見かけの宇宙
コンパスで描け
色鉛筆すり減らし
世界地図は燃やせるゴミの日に
空想科学
夢の中で輝き増した
名前を呼んだ
彼女が振り向いた
親しくもないのに
寂しくもないのに
もう会えない気になって
名前を呼んでいた
光は輝く 夢の中で
私の虚無を 眠り続ける
人々の意味を 思い続ける
音楽を奏でる
お前になる
夢の果てに 明日はあると
立ち止まった 私の彼方に
不安など ページに ....
あなたの夜風をもらいたい
ぼくの夜風をもらってほしい
それを交換するように
ぼくらはあの部屋に帰ります
ぼくらはふたりでひとつではなかった
ふたりでやっとひとりになれ ....
轟音が
前頭葉を打撃し
頭蓋は中空に
中空に咲くイメイジ
種子は咲けぬ地平に
飛び散り
干乾びながら
次の運命を待つ
飛散した眠り
目覚めは
触れぬ距離を保ちな ....
乾いたガラスの向こう側。
バイクが通って水がはねる。
はねる。
どこか遠くで救急車。
道を急いで水がはねる。
はねる。
白い空の下
黒い道で
踏みつぶされた水がはねる。
....
※誰か適当な女性の固有名詞を入れて下さい
俺はお前の道を照らす一丁のランプになりたい
....
死にたいヤツが死にたそうな顔してると思ったら大間違いでしょ
七福神のようなお顔で笑ってらっしゃるお父さんやお母さんやおじさんおばさん
うんうん頷く鳩だって眠れない午前3時は死にたくなるでしょ
....
朝焼けの美しさの前で途方に暮れるたび
あらかじめ失っているものの大きさを思い知る
それでもこのまま進んでいくことしかできない
アルゴリズムに沿ってできるだけ
ループから消えた数字は
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