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ねじ式の少年のように
医者を探す為に放浪することもなく
私は医者を見つけることができた

いくつもの検査
結果ステージ2

決して嬉しくない医師のお言葉

手術室へ向かうベッドのアト ....
 
 
ワイシャツにアイロンをかけているうちに
見知らぬところまで来てしまった
さっきまでいっしょにいた妻や娘の姿も見えない
どこか淋しい感じのするグラウンドで
赤勝て
白勝て
子ども ....
ふらちなよみのくにから来る男は
   死んだ者をむりやりたたき起こし 
   ふとどき者の口からなにごとか聞こうとする

その行為 その汚らわしい行為に
あしも ....
街路樹の葉はひらべったくなっていた
この街にはもう新緑はなかった
木々や草が精子のような匂いを送り出していた

女が買い物にいくのを女の部屋で留守番した
低層階だから木々の先端がガラス戸ごし ....
 一人ぼっちは

 口をあけた大きな

 獰猛な生き物に

 食べられて

 腹の中

 犠牲者を待つような

 さびしい気持ち
 耳を
 澄ませば
 夏草の受け止める
 雨音
 さふぁり


 金魚のひれ
 ひらひらと
 漂い
 脱俗を
 せまる


 食うのみに生きたが
 戦後と
 あなたは言 ....
木曜日に撃ちぬくセルフ・ポートレイトは
湿った黒鍵の匂いがする

不実な恋人と傘をさして歩きながら
意味のある表情を見出せないでいる

熱くて甘いドロドロに溶かしたチョコレートで
未来が ....
見たこともない世界に愛しさを投げ込みたい
いつも乗り換えるだけの駅を降りて
ぶらぶら散歩してみたい

本当に足が棒になってもう歩けないほど歩いてみたい
こころ壊れてしまうまで君を愛していたい ....
 
 
もうだいたい
春になったので
よしと言って
神さまが立ち上がる

立ち眩む
夏になると
いつものことだと
神さまが言う

もうだいたい
人になったので
よしと言って ....
うちの飼い猫の名前は
あんず(♀ 11歳)
ししゃも(♀ 推定9歳)
豆乃助(♂ 11ヶ月)

みんな食べ物に関係しているので
今度産まれてくる赤ちゃんの名前も
食べ物の名前にしてみよう ....
波に乗り
船に乗り
遠い遠い島を目指して
楽園にあこがれる

誰も知らない土地で
誰にも文句を言われないで
誰にも意地悪されないで
誰にも傷つけられない

毎日が楽しい。
毎日が ....
51
私は空っぽなんだ、と悲痛な様子で訴えてくる私のおなかは、しかし三段もある。

52
彼女は、彼が、時間がないと繰り返さなければ、充分な時間がとれることに気づいて、口で口をふさいだ。

53
その ....
ピンポーン!

は〜い、どちらさま〜
あら お隣りの新次さんじゃない
どうしたの?

「真行寺さんちの奥さん(美人)の
左乳首にピンポーン」

えっ?

「右乳首にもピンポーン」 ....
最近微妙に値上がったけど
まだまだお財布に優しいもやしさん
1パック24円のもやしさん
二つぐらい買ってお肉を絡めてサッっと炒めて食卓へ

べっ、べつに手抜きじゃないんだからねっ!
なんて ....
夢のような恋愛のあとの結婚

恵まれた 男女ふたりの
こどもたち

愛する 夫

あの ちいさな家に
あふれていた
愛は どこへいってしまったのだろう

しあわせで ぼーっとして ....
道徳が煩わしいと思った
ビー玉を口に放り込んだ
冷たい、罪の味がした
ビーカーの中の塩酸が沈黙している

友達が1人、また1人私の墓場に埋められる
言葉に蹂躙された分
憎悪で応えた 目  ....
昭和のキャバレーで



オジィはオバァを引っ掛けた








オバァはししゃものシングルで


オカァとおばちゃんを抱え ....
綺羅星の王冠を眺めながら
骨のようにかたい胡桃をほうばる

失楽園からの贈物に
境目のない儚い理想を夢見ながら

昨日の怒りを
今日の喜びとして享受して

往ったり戻ったりする荒野の ....
私は透明人間だ
世界に 立ち続けさせられた
そう 私は透明人間なのだろう 世界に
体を探し続けた 私として

反射した 光を探させられた
光は 体を 躊躇した
私ではない きらめきを 立 ....
夜遅く、ひとりで湯に浸かっていると 突然、ふぐりにヌメッとしたものが触れたので あれ、おかしいな 何かいるのかなと俯いて湯の中を見ても これが何もいない 気のせいか このところ出張ばかりで俺 .... どんなときにも たのしみを

これが あたしの
ポリシーだ

たのしくなけりゃ 人生
おくっている 意味がない

にんげん たのしむ
ために 生まれてきたんだ

たとえば くるし ....
めぇだば
いたやんどこさの
おんちゃだべさねぇ

すんばらぐ
めなんだら
よぐさもはぁ
おがったもんだでなぁ

まんだ
ごんじょぱって
おどっさ
おがちゃのえごとも
あちゃむ ....
 
 
スーパーにいくと
果物ばかり買ってくる

もう一人
いるみたいに

声はしないのに
それはたしかに

+

骨をのこして
魚はいってしまった

これが最後です
 ....
買いたい物はもうない
必要なものはもう全て揃ってる

マンションはワンルーム
冬の寒さに震えることもない

車は国産の軽自動車
ちゃんと走る

携帯、パソコン、デジカメ、冷蔵庫
テ ....
山麓 冷たく 響く
小川の せせらぎ 凍らせる 鳴声
霞んで 透けた 紫 朝の大気
止まない 一律の 音を含んだ 風の波
湧いて弾ける音符 空気の震動
漣打つ 潤んだ瞳孔 覆う 生臭 ....
疲れ果てた太陽が垂れ落ちる
代役の月は殺伐とした太古の鏡
さて 頭の中で響いてる掘削機の空回りを
加速させるとしようか
萎みかけた太陽が 最期の一瞬きで
永久凍土を水浸しにす ....
ぽつりと兎
いびつなシルエット

雨水をくり貫いた一昨日から
恥ずかしい思いばかり

潰れた旅館の瓦礫をくべたのは
あのショベル あれが
やったんです

暗がりの冷たい埃や
月下 ....
道を歩いていて 石を踏んだ
ケロケロと音がした

石の下には蛙はいない
私の靴下の中にも蛙はいない
未だケロケロと屁をこいたこともない



ケロケロと

石か
やはり石が鳴 ....
片足立ちのフラミンゴは
あんなに綺麗に直立不動
両足を使って立ったって
私の世界は揺れている。

にゃあ、と泣く猫の声に誘われて
軒下を覗けば
逃げ遅れた春が
六つの目玉で睨んでくる。 ....
食事を邪魔された黒猫は
あんぐり口を開け、あらぬ方向を眺めた。
何かが見えるようだが、
飼主に頭を撫でられ、首を大きく伸ばした。
彼女は飼主が好きなのだ
視線を合わせたままにゃーとなく。 ....
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