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ひたひたと
ありったけの水を吸い上げ
あおく 
あかく
丸く
咲く

装飾花は結実しない
ただ
水をひたらせる

小雨
大雨
さみだれ
にわか雨
夕立ち
根拠のない憂鬱 ....
大学の近所は
下着泥棒と
自転車泥棒が異常に多いというのは
所謂都市伝説の類いですから
電車の吊革で十字懸垂するのも
車にロンダードで飛び込むのも
棒高跳びでマンション5階のベランダから
 ....
           独り暮らしの侘しさを
              はぐらかそうと
         つむじまがりの北風のなか
          杖と携帯をよすがとして
         ....
子供が
60過ぎのじいさんを
飼いたいと言い出した
おまえにちゃんと
世話が出来るのかと
聞くと
餌はやるし
毎日散歩にも
連れていくと言うので
妻とも相談し
まあ、一匹ぐらい飼っ ....
れんちゃんは犬なのに
お手もできない

ある日
このぼくにできることを数えてみた
あれと、
これと、
それに、
三日数えても尽きなかった
それで
ふと、気づいて
そうだ
ぼくに ....
満員電車の中みたいに
それぞれが違う方向を向いて
時々誰かは轢かれて
進んでいく朝7時の世界
どこにむかって?
悲痛な選挙演説に
立ち止まる時間など無かった
間違っていても
アメリ ....
トーストに塗りたくる
ジャムのように
優しさを押しつけて
おいしいとほおばる君を
隣で見ていたかった
だけど君は満腹
恋人は去りました

恋という行為に
実は行為そのものに
恋をし ....
子供たちが
元気に
穴を掘っていたら
砂の中から
じいさんが出てきた
ベンチに座って
エロトピアを読んでいる
俺に子供たちが知らせにきた
面倒くさかったが
大人は俺一人だったので
 ....
また死んだ人のせいにしてしまった                
名前を呼ばれていつものように 診察室に入る
顔も見ないで どうぞと言う医師
顔も見ないで 
 「不整脈は 落ち着いているようです」
と言いながら シャツをぬぐ ....
終点のバス停で降りると
青と白のしましまTシャツの少女が
大きいでしょうと
ダルマアルマジロのはく製を売りつけようとしてくる
横にいる男の子はパーカーで弟だろうかガムをかんでいる
終点といっ ....
住宅地のおんなの下腹部にもにた
空き地は梅雨の日に
大きな穴が水をたたえ
けしてなみだではない
うるおいをとおざけるように
しせんを移動させていると
えのころぐさ
へくそかずら
どくだ ....
爽やかな初夏の朝
コーヒーショップの窓の外では
スズメ達が噴水に集まって
小さな翼をシャンプーしている
音大行きのバス乗り場では
客はバスの屋上に梯子で登り
ピアノを楽譜初見で弾かない ....
ハエと一緒に転送してやろうか 桃の実をすぐるため
はしごに登って高い枝に手をのばす
少し時期が遅くなったので
実はピンポンボールのようにまで
大きくなって 枝一杯になっている

このままでは多すぎるので
適当な間隔を ....
群衆がうごめく
光の中で
色々な人間と肩を合わせながら
僕は一人で考えている
それとも考えていなかったのか
わからないけれど
音が夏の日の波のようにやってきては
干上がっていくような ....
 .... 誰が一番かと
問われれば
俺としては
やっぱり
白木みのるを挙げたいな

役者とはいえないけど
エマニエル坊やなんてのも
捨てがたい

マコーレ・タマキンくん
なんかは
全然論 ....
嘘のない道をあるくと
からだが黒ずんでたまらない
空き缶を選別する女たちに二千円をくれてやる

銀色を左へ曲がると
すぐに目的地だ
つたの洋館も
給水塔も
とうになくなってしまった ....
 五人の人間 .... おまえんちで幕府開いてやろうか ある場所で
点、として生じた光りが
わずかな距離を移動して
塵となる
それを一生という

かきあつめたもの
握りしめたもの
すべて消滅してしまう
けれども

細い雨のあとの
植 ....
おもしろいうんこが
あるのかどうか
わからんけど、外道
どんなつまらん
うんこでも
おまえよりは
おもしろいよ
おまえのうんこでさえ
おまえよりは
おもしろいよ
このうんこやろう
 ....
教室ベランダ紫陽花と
舞い踊った校庭の砂

瞼を閉じてゆれる
きみの前髪
白いおまもりのはいったふうとうのふうを
ひとつひとつほどいていったひろさの中で
ひだり目は茶色みぎ目は薄緑のわかくさ色の
スカートの正座の少女の音読はささやきのさざなみの
ひざがしらからはじま ....
しろいおんなの
しろい足のうら
しろをつきつめると
結局しろでおもしろくなく
かるくおんなをついてみると
けっかんがすけてくる
くもがひろがる
芝生は養生中
入らないでね
あじさいの ....
赤とんぼ 無数に浮かぶ 夕まぐれ
あの石切り場 遊び呆けて つまづいて
ちょっとこころをおいてきた
指切り忘れて ふりかえる

鼻水垂らしたあいつやら しょんべんちびったあいつやら
みんな ....
海のない街に錨を下ろす 六月の曇天のむぎばたけをななめに歩いていく
にせぼうずと
うすみどりのワンピースの生物学者のむすめ
向かい風の中のふしぎな生き物である
腋のほくろがかゆいわ
いつからだ
男はたばこをとりだ ....
月日に月日が掛け算されて
人と人とが割り算されて
登りなのか降りなのか分からない階段を
一段ずつ 時には一段飛びで
川底に延々と流し続けた
枯葉は月から降ってきて
腐ることなくきらきらと石 ....
salcoさんの自由詩おすすめリスト(3903)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水の器- そらの珊 ...自由詩17*13-6-25
日本体育大学- 花形新次自由詩313-6-24
汚れたepic- 信天翁自由詩313-6-23
ペットを飼う- 花形新次自由詩313-6-22
ぼくにできること- たま自由詩25*13-6-21
そして僕らの人生が- 番田 自由詩113-6-21
恋人は去りました- マツオカ ...自由詩113-6-21
砂のじいさん- 花形新次自由詩313-6-19
また死んだ人のせいにしてしまった- 北大路京 ...自由詩613-6-19
名医- イナエ自由詩5*13-6-19
暴力リリー- とつき自由詩113-6-18
つゆの穴- とつき自由詩513-6-17
プレリュード- 壮佑自由詩14*13-6-17
ハエと一緒に転送してやろうか- 北大路京 ...自由詩713-6-17
あり- 砂木自由詩13*13-6-17
区の境で- 番田 自由詩213-6-17
カブトムシとクワガタ- TAT自由詩613-6-16
天才子役- 花形新次自由詩113-6-15
道路- はるな自由詩613-6-15
俺は盲のSawney_Beanだ、、、、、。- TAT自由詩6+*13-6-14
おまえんちで幕府開いてやろうか- 北大路京 ...自由詩1013-6-14
六月のミーティア- 佐野権太自由詩13*13-6-14
おもしろいうんこ- 花形新次自由詩313-6-13
6月- mizunomadoka自由詩313-6-10
白い夏庭- とつき自由詩613-6-9
擬態- とつき自由詩313-6-9
夕まぐれ- 梅昆布茶自由詩1613-6-9
海のない街に錨を下ろす- 北大路京 ...自由詩713-6-9
まあまあ脅威旅団- とつき自由詩413-6-8
老年- 葉leaf自由詩613-6-8

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