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私は目を閉じる
自分など描けず死なされた 
豆粒となって 生きた 暗いシェルターの中であろう 
生きた事など 私は間違いだった 


少しも私としていいことなんて無かったんだ 
私で ....
彼や彼らが死んで
しばらく経ってから
君は埋葬する
そして理解する
人は死んでも星になんかならない
人は死んだら死体になる
そして記憶になり
いずれ忘れ去られる
埋葬される者はまだ幸運 ....
{引用=
そこにいないということで
目隠しをして
だけれども
部屋の片隅に
座っているおとこ
夜が
真空管のラジオから
トラッドフォークを
紡ぎだし
おとこの耳を
慰める

 ....
(君の化身に)

真珠色に輝いた
すらりと長い一本の角には
少女のまどろみを約束する香りが
まとわりついていました

背の高い草の
柔らかい茎の笛を鳴らし
少女は聖なる獣と遊びます
 ....
十代は
写真集
んー、武田久美子
二十代は
アダルトビデオ
んー、樹まり子
思わず手が伸びる
パンツの中
ああ今日も
オナニー
んー、部屋は閉め切り

自転車で覚えたと
んー ....
あなたとわたしが
ぶらぶらと
大都会コンクリートジャングルのなか
横断歩道を歩いていました
どこかへ急ぐ人並みに
飲み込まれそうになりながら
とぼとぼ歩くおばあさんに会いました
赤青黄色 ....
あの日の俺やお前みたいな童貞達がくり返している以前の光景と
あの日の君や彼女みたいな処女達がくり返している以前の光景が
面倒臭そうなカーブを描いて駅前で渦巻いている
そんな目で見るなよ
俺が何 ....










糸のような雨は天国から地上に降ろされた蜘蛛の糸
かもしれない。白く刷毛ですりおろしたような雨た
ちは地面を捉えようとするのか、地の底の底 ....
モーツァルトのレクイエムはモーツァルトっぽくない

湧きあがる足跡がきえてゆく

最初からあった宇宙を突然さしだす

そんなモーツァルトっぽさが

レクイエムでは

モーツァルトの ....
{引用=捨て猫だった
やせっぽっちで
瞳ばかりが大きいだけの
頬ずりしたくても顔が小さすぎて
両手のひらにおさまってしまうくらいの
けれどあたたかな体温をもっていて
まるで熱のかたまりみた ....
あなたへ宛てた私の言葉は
文字になってしまったせいで
ひどく真ふたつに折られて
ポストの暗闇にゆだねられる

会えないひととの
こだまではかる、距離

夜半、玄関先の物音を待つ
 ....
軽やかなのか 駆けて行く
何月のウサギか たったか たったか
そうして今年も
平年と同じく たったか
夏から秋へと走り抜けられたのか

ウサギは気まぐれだった
季節の段差を前にしたのか
 ....
別に何かを求めて彼といる訳ではないのだ。

コルツのどろり甘い煙がすでに雲掛かった部屋へ愛と共に吐き出される、白い幻影。
吐精の済んだ男は深いため息をついてさっさと私に背を向けている。
 ....
雪が降り出して
過去から電話が
かかってくる

空から
落ちてくる雪は
ただ無責任に、軽やかで
遠い外国の物語の初めみたい

赤子は、ガラス越しに
生まれて初めて雪を見る
冷たい ....
高速で変換される血液の濃度が突っ伏したおれの身体中を貫通し熱を塗りつけてゆく、無限のヘアピンカーブに残された感情のタイヤ痕、生はいつもすこし呻き声のような音を立てながら疾走する、誰の為のも .... リビドーのリピートをアオりエレクトさせるエレクトリックオーラルだオーロラで映し出すエレクトラグライドのクラウド達の苦楽クラックよりもコカインが股間の濡れ起ちには役立つと知ってる俺達のヤク断ちにはまず風 .... 雲ひとつなかった

青い空に

裸の木々の先端たちが

根のようにのびていた


空を吸って根を地球にのばしてゆく

地球という孤島に、空という孤独に、


雲ひとつなかっ ....
人は誰もダラダラと
洟が出て
人は誰も咳くしゃみ
繰り返す
ちょっぴり寒気して
体温計ったら
38度5分も熱があるだけ
人は誰も会社学校に連絡して
人は誰もただひたすら
布団で寝るだ ....
チャイナから阿片中毒のターンテーブリスト呼んじゃいなブリストル経由でやって来た眠れる獅子は四肢痺れたまま決して罌粟なんてヤってねぇヨっつって痙攣したまんま曼荼羅絵皿をスピンすっぴんだと顔面凶器のガ .... ガキのころの写真を見ていると
お前はいっつもぐっしゃぐしゃの顔で泣いてるか笑ってるか
どっちかで
俺は大体彼方を睨みつけている
何でってお前が生まれて
お兄ちゃんたる俺はカッ ....
結婚は人生の墓所でありますが、時々墓場から出てくる人がいます
彼らの活動内容には個体差がありますが、多くは異性の肉体を求めます
活動時間にも個体差がありますが、週に数回から長くて一日数時間程度です ....
夜明け。夜明け前。真夜中。
真っ暗な夜。エンジンが切られる。

歩道橋の上、電灯はぼやけている。
でも光っている。霧雨。雨が細切れにされて、漂っている。

飛んでいる矢は止まっている。
 ....
ふたりを妖しげなライトが
包むこのベッドルームに
今夜も素晴らしい
快楽が訪れるだろう
君のアソコはヌラリと輝き
興奮した僕は
おもいっきり
むしゃぶりつく

絶頂を迎えて
くすぐ ....
お父様と お母様の 夜の営み
その 家族計画の 失敗により
私は 部落の 長屋に 生まれました

つぶれた魚屋の生臭い あばら家に住んでいた
私よりも 貧相な 子たち
何故か その子たちが ....
「星を売っておるのです」

 私の訝しむのを見てとって、男は微笑み、付け加えた。

「簡易プラネタリウムを運んでおるのですよ。あちこちの小学校や講堂なんかを回って、組み立てて、簡単な解説をする ....
サハラ砂漠に
たまごが一つ。
砂に埋もれて
蒸し焼きになる。

ガンジス川に
たまごが一つ。
僧侶の足に
踏まれて割れる。

冷蔵庫の中に
たまごが一つ。
中身は既に
くさっ ....
歩道橋が夜を迎える。
道の基点から、夕雲は暗雲へと変わる。
歩道橋は震えていた。
頑なな心に、歩道橋の震えは伝わる。
三月ですから
春の匂いをただよわせる風も吹き
草木の色も何となく鮮やかに見えるのです

あなたは
うまくふくこともできない口笛で
僕が知らないメロディーを
そんなものたちに聴かせるように ....
このスカートにどれだけの価値がある


教室の机のにおい
黒板とシャーペンの筆圧と
だれかとだれかのはしゃいだ声を
どれだけ耳に溜めてきただろう

毎朝きみを嫌いになった
とても狭い ....
手のひらの小窓にあなたから写真がとどく。


風にあおられた火が波のように打ち寄せる深い
闇のなかにわたしたちが暮らす岸辺があるみた
いですね。
怖くもあり、それが真実の勇気であるようにも ....
salcoさんの自由詩おすすめリスト(3890)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
リッスン- 番田 自由詩411-3-14
Doors_close_soon_after_the_mel ...- カワグチ ...自由詩1911-3-13
そこにいないということで、存在をしてる- 真島正人自由詩1011-3-10
ユニコーン- 三条麗菜自由詩2*11-3-10
夏木マリ- 花形新次自由詩3*11-3-10
ばあさんの転倒無視- 花形新次自由詩3*11-3-10
サヴァイヴ- 虹村 凌自由詩2*11-3-10
白い糸_/_蜘蛛の糸幻想- beebee自由詩511-3-10
レクイエム- 吉岡ペペ ...自由詩211-3-9
なかないいのち- ベンジャ ...自由詩511-3-9
あのポスト(_2010_)- たりぽん ...自由詩6*11-3-8
たったか駆けるのだったか- N.K.自由詩4*11-3-8
花瓶越しの雪ざらめ- 関口 ベ ...自由詩211-3-7
雪−だれにともなく、話しかけたい- うめバア自由詩311-3-7
誕生と死後硬直(スピード)- ホロウ・ ...自由詩2*11-3-6
ディス_イズ_現代詩_/_****'03- 小野 一 ...自由詩2*11-3-6
地球という孤島、空という孤独- 吉岡ペペ ...自由詩1211-3-5
風邪- 花形新次自由詩5*11-3-5
ごめんよ_ハニー_/_****'03- 小野 一 ...自由詩5*11-3-4
我が弟よ_モンキー・D・ルフィよ- TAT自由詩7*11-3-3
近年におけるゾンビの特色と傾向- 只野亜峰自由詩211-3-2
今日、歩道橋と、かつて…- ブライア ...自由詩111-3-2
君の蜜までも- 花形新次自由詩4*11-3-2
...and_Mary_Chain_/_****'03- 小野 一 ...自由詩7*11-3-1
オーシャンブルーの庭師たち- kawa自由詩311-3-1
たまごが一つ- 亜樹自由詩1111-3-1
歩道橋- ブライア ...自由詩5*11-3-1
雨模様- ベンジャ ...自由詩6*11-3-1
十八- 佐古自由詩511-2-28
潮の岬__2011- たま自由詩23*11-2-28

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