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ストローで空気を吸うと

喉までスースーストロベリー

仄かに染まる肌の色

ストローで空気を吐けば

夢は膨らむスースーストロベリー

シャボン玉のように浮かんで

空まで高 ....
窓から差し込む陽光に
そっと手を翳す
翳した指の透き間から
幾筋もの光が和音となって、響き渡る

部屋中に響き渡るそのハーモニーは
希望に満ちた朝の光
朝の空気の中、陽光が満ち溢れ
そ ....
宝船から突き落とされる 東スポで突く  
 
最近6なことが無いよ、
と7が言うので
6が無ければ7も無いんだよ
と言うと
7は5になって
軒下で雨宿りをする
押し出された5は
黙って雨に打たれている
水にも溶けないか ....
茶柱さえ立たない  いつからか母はファッション雑誌を買うようになった。
 自分の家は食費すら危ういのに少年ジャンプとファッション雑誌とサッカーの雑誌を買うお母さんが気に入らなかった。
 でも金が足りないから服を ....
?公園に女の子が八人いました。
さらに後から男の子が何人か来ました。
全部で子供は十五人になりました。
公園に男の子は何人いますか??

レスリーは両手の指を曲げたり伸ばしたりしている

 ....
バスの中はおばあさんだらけだ

おじいさんは何処に行ったのだろうか

小さな小さなおばあさんは飴玉みたいな瞳で

少し高い場所から外を眺めている

歩く人を通り過ごし

自転車の人 ....
はずれた予言の書で突く 母子手帳で突く 菜の花の咲く
野の道よ
橋の高みより
見る魚影


名の無き者の
乗る風よ
端の深みへと
身の射影


空気はたたずみ
見渡すかぎり
のっぺらぼう


勇気は ....
そのこは蜂の巣を見て
「気持ち悪い」と言っておりました。
そんなそのこの手をひく母様は
「蜂さんから見たら私たちのおうちも気持ち悪いものよ〜。」
と言うので、そのこは少ししょんぼりした顔をし ....
誰だって
耐えられないんじゃないかな
ヘビー級の
チャンピオンでも
無理だよ
女の人には
分かんないだろうなあ
男最大の
ウイークポイントだからね、金玉は
あれ以上の痛みはないもん
 ....
足柄山の中腹に
大きな栗の大木が
その巨木の瘤の中
蔓で編まれた黒い籠
籠の中には麻の布
布に包まれ赤子が一人
黒々とした髪を持ち
大きな体に漲(みなぎ)る精気

山の端,やまやま、 ....
俺の言う通りにしないと
髪を肩まで伸ばして
きみと同じになったら
ギター片手に
あの素晴らしい愛って
歌い上げるぞ
いいのか!

私が
先に歌詞を
言いますので
皆さんは
私に ....
同姓同名が出世している 冷たくされて便秘 国をあげて
ゆすりたかりに
明け暮れるっつうのも
なかなか他に見ないよな
すげえもんだ
むなびれが似合いそうな顔してよ
まあ、親父は
オバサンパーマで
グラサンだったしな

ところ ....
その痣を
消そうと
擦ってみる
乾いた布で
擦ってみる
乾き切った布で
擦ってみる
乾き切った表情で
擦ってみる
侮蔑の唾で湿らせて
擦ってみる
羞恥の涙で湿らせて
擦ってみる ....
声がする
崖っぷちに
かろうじて
爪を立て
呼んでいる
誰かを
よるじゅう
求めている
雨に打たれて
傘も持たない
家もない
母もない
優しい思い出も持たない
痩せた猫が
 ....
玄米の歯ごたえが かすかな非凡を生む
それでも昼寝をし 覚えていない夢に脳の神経を疑う

春の特番を拾えるものだけ 目を通す
心の表皮だけを滑り 忘れる内容
それでも明かりを灯すテレビ 凡の ....
窓をあけると風が気持ちいい

晴れてはいないけれど清々しい

鮮やかなコンクリートには

空の模様が映しだされている

どこからか子供の声

くるくる舞っている

駆けだしてい ....
私は父親の顔を知らない。

けれど私の顔は、父親にそっくりだと
ある日酷く私を殴った後、母が吐き捨てるように言った。

腫れて赤くなった頬を氷で冷やしながら
私は鏡を覗いていた ....
  傘が二つ並ぶ
  遠く電車の走っていく
  鐘の鳴るように何度も息を吐く
  夜を追跡する まぶたを閉じる
  ライオンが花の匂いを嗅ぐ食べる
  美術館で尾形光琳の下絵に出合う ....
あなたは
日頃から
夫の余りの早さに
不満を持っていた

いいえ

その日も
夫は十分な前戯もないまま
挿入し、三擦りもしないうちに
さっさと自分だけイってしまった
あなたが
 ....
みつめる
みつめる
じっとみつめる
そうすると
何かが
語りかけてくる

種を手放したあとの
たんぽぽが
茎に残された
小さな瞳で
私をじっとみつめる

世界には
なんと
 ....
風は確かに冷たいのに
午後の陽のぬくもりが
耳に触れた

除雪作業が終わった後の雪道は
目を開けていられないほど
強い白さだ
瞼の隙間で青空も霞む

静けさをカラスが横切っていく
 ....
桜に出迎えられると
晴れがましい気持ちになる

今日の新入生という
気持ちになる

薄い白は
希望の色か

あおいそらにすけて
今日もわたしはがんばろうとおもう
 みずのうえを あるかないか

 あるかないか さくらのはなびら

 あるかないか おがわに あめんぼ

 あるかないか かわぞこに 波紋をゆらす


 ゆらさないか あかん ....
salcoさんの自由詩おすすめリスト(3903)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ストロベリーストロー- 灰泥軽茶自由詩4*13-4-26
コード2- ……とあ ...自由詩10*13-4-26
宝船から突き落とされる- 北大路京 ...自由詩713-4-25
東スポで突く- 北大路京 ...自由詩1*13-4-25
7,6,5- たもつ自由詩813-4-25
茶柱さえ立たない- 北大路京 ...自由詩213-4-24
気づき- 勇者自由詩2*13-4-24
中庭のある小学校で- 夏美かを ...自由詩26*13-4-24
バスに揺られて- 灰泥軽茶自由詩9*13-4-23
はずれた予言の書で突く- 北大路京 ...自由詩213-4-20
母子手帳で突く- 北大路京 ...自由詩813-4-17
名の無き者- シホ.N自由詩313-4-17
そのこ- sucia mujer自由詩113-4-17
ゴールデンウイーク- 花形新次自由詩113-4-16
金時- ……とあ ...自由詩8*13-4-16
長髪行為- 花形新次自由詩113-4-15
同姓同名が出世している- 北大路京 ...自由詩513-4-13
冷たくされて便秘- 北大路京 ...自由詩113-4-13
ミサイルふぐちょうちん1号- 花形新次自由詩213-4-13
青二才- 花形新次自由詩413-4-9
痩せた猫- そらの珊 ...自由詩21*13-4-9
玄米- 朝焼彩茜 ...自由詩14*13-4-8
はるのこえ- 灰泥軽茶自由詩6*13-4-7
- 永乃ゆち自由詩6*13-4-7
同じ事をなかなか二度とうまく出来ない- ヨルノテ ...自由詩513-4-6
鈍器法廷- 花形新次自由詩113-4-5
みつめる- そらの珊 ...自由詩1913-4-5
待っていると- Lucy自由詩17*13-4-4
桜並木- 朧月自由詩713-4-4
あるかないか- るるりら自由詩21*13-4-3

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