すべてのおすすめ
あやまちなどひとつもなく、
おそろしい精度で
どこまでも正しく列べられた
タイル、いちめんに咲く文脈と、
そこへかたくなに交わりつづける
いくつかの脊椎が灯火する街は、
放射のみどりにあお ....
クリスマスツリーを折りたたみ
鏡餅を拓く

雨と雪の間の空気の粒が空に見える
コトコト煮込むなら今から始めなければ

またの支度
清々しく生きる支度

時の巡りを艶濃ゆく打ちのめされ ....
僕には忘れなれない…
クリスマスがある。

君と出会った頃…
僕にはお金がなく…
君には何も…
買ってあげられなかった。

それでも…
クリスマスくらい…
何かプレゼントしたいと思 ....
咳するごとに命減っている       家に帰り寄り添うように暖をとる
      鳩たちをベランダから追い払う
              
      スーパーで半額と札の貼られた
      フライ ....
いま
言われたいことが
転がっていない夜
灯りは決まって
白色の町
自転車で抜けて
風も無い
向かいっ風も
追い風も
泣いていい理由ばっかが
ダイヤモンドの原石かのように
吹雪く雪の中 飛ぶ白い羽音
ひき風 ひと飲み
とどろく 心臓の火

まつげに擦られる 粒氷
ひりひりと まっすぐに溶ける
荒れるな 空
痛めた体を 巣に眠らせるために

銀河吹雪 渦 ....
卒論砕ける宇宙人来る よくばりになると
しあわせは逃げていく
くらべると
しあわせは逃げていく
おいかけると
しあわせは逃げていく

手の届かない
遠いところへ
逃げていってしまったと
思っていたら
 ....
床をみがいて
部屋じゅうに火をうめる

相変わらず窓べに立って
術なくそとを見つめる

知らないひとの背中が
つぎつぎと消えてゆき

今日も今日が終わるね、
と言うと
終わる ....
  毎日どこかが痛い 横になって感じるナンバーは ライオン
野生の猫の たてがみの美しさは 17

おきあがれない日
かなしい日
戦っていない日 
子猫のように爪をといでいる子が大勢いて強さを誇っていても
気 ....
はじめまして、と言って、町に住み始めたね。
日々、白い顔をした町を刻んでいくと、
黄やピンクや赤が顔を出してきて、
それとなく、そのまま、口にして、飲み込んで、喜んでいたね。
この町にどんな食 ....
言葉は盗品
また来て懐疑
カラスは低空飛行を
低空飛行はカラスを
やめようとしない西の空
西は西からやってきて
東へ去ることもないから
西が西で渋滞してる
僕は何かを捨てながら見てる
 ....
エーゲ海の猫になりたい 君に飼われたい その金曜日の午後
いつものように黄色いスクールバスから降りてきた
娘達の笑顔を確認してから
思い切り抱き締める
「ねえ、ねえ、今日学校でこれを描いたんだよ」
私の腕を振り切る勢いで バックパ ....
青い空が続いていた
僕は一人で長い間バスを待っていた気がする
疲れていた
一人で考えることの全てが虚しい


波の音を聴いた
そこへ緑の山の匂いが漂っていた
きっと もう訪れること ....
僕の時間の砂が
指の隙間から零(こぼ)れ落ちる
さらさらさらさらと
零(こぼ)れ落ちる。

そのまま風に吹かれて
失われてゆく
砂の想い出

人生の終わりまで
掴(つか)んでいたい ....
リボンという名の首輪を外し
第一ボタンという名の戒めを解く
スカートを3回折って
わたしは走る
この足2本の赴くままに

どこに行くかなんて
私は知らない 君も知らない

ほんの小さ ....
中学生の僕は
同じクラスの
ノリエちゃんが好きでした
ノリエちゃんはとても綺麗で
僕は一目惚れしてしまったのですが
廊下でアホ仲間と猪木対ハンセンを
やっていると
ノリエちゃんが通り過ぎ ....
     序         

霧に遮られた淡い月明かりが滲んで夜空に消え入りそうな夜。
書斎の机の上に開かれた革張りのポオ全集の一巻、熱いコーヒーと揺らぐ葉巻の煙。その脇には黒猫が蹲(う ....
とにかくむふふ・・・なのだ
なにがって
この国の選挙結果に
むふふ・・・なのだ

ほんと
アホ
だね

アホ

仕立てられてるね

あれだけ
痛みつけられ
嘘ばっかり
 ....
やがてぼくの言葉は誰にも通じなくなるだろう
ぼくだけの洞窟の奥へと入りこんで
そこから何処へも出て行かなくなるだろう


ぼくは生まれた時から、なにもかもに納得していなかった、いのち ....
小路の角を曲がると
家並みの
屋根の傾きの下で
格子戸が眼をつむっている

晴れても明るくならない
印画の街
軒と軒とが接するように
建てこんでいる

植物は軒下におかれた
盆栽 ....
詩人だから汚れ仕事は
しなくていい
美しいものを
美しいと言えばいい
醜いものを
醜いと言えばいい
それをどうすればいいかなど
考えなくてもいい
詩人は花のようなものだ
ただ咲いてい ....
おそらく僕の知らない
無数のははがいたのだろうと思う

まあ今も昔も聞いたってこたえないだろうが

母の遺品を整理している

書道用具

浦和のなんとか堂とかいうところで購入した
 ....
伏せた老犬の
足元に転がった小石に
降り注ぐ
オリオンのきらめき

夕暮れの夢の中で
艶めく毛並みを揺らし
撃ち落とされた雉の
芳しい血の香りを追う

狩りは終わった、と
 ....

すべるような肌のうえで
銀色はしずかに鳴り
あなたの呼吸とおなじ間隔でふるえながら
ありもしない幸福に
触れることさえできる


目を覚ますまえに君は
降りつもった時間を
 ....
冬の花火が悲しいのは
消えてしまった後に吹く
冷たい北風のせいさ

という言葉を残して
権力の座を
弟に奪われた
金平頭さん(50)

あれは
花火ではなく
人工衛星でもありませ ....
梅田さんと 佐藤さん(17歳〜27歳の女子2人組)

 

『 サンタさんになりたい 』
 
佐「あんな、私、サンタクロースになりたいねん」

梅「なんやの、いきなり」

佐「12 ....
salcoさんの自由詩おすすめリスト(3903)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
matria- 紅月自由詩212-12-25
くくり末- 朝焼彩茜 ...自由詩412-12-25
理想と現実- 清風三日 ...自由詩612-12-24
咳するごとに命減っている- 北大路京 ...自由詩312-12-24
鳩と半額セールとクリスマス- 石田とわ自由詩7*12-12-24
風の無い町- もっぷ自由詩812-12-24
雪とナギ- 砂木自由詩10*12-12-23
卒論砕ける宇宙人来る- 北大路京 ...自由詩612-12-23
しあわせ- そらの珊 ...自由詩2612-12-23
- はるな自由詩612-12-23
毎日どこかが痛い- 北大路京 ...自由詩1012-12-22
LION- るるりら自由詩17*12-12-22
1年- うんち自由詩5*12-12-21
西の空- めー自由詩612-12-21
エーゲ海の猫になりたい_君に飼われたい- 北大路京 ...自由詩11*12-12-21
アメリカという国の学校という場所- 夏美かを ...自由詩36+*12-12-20
虚しさを食べる- 番田 自由詩512-12-20
時間の砂- ……とあ ...自由詩18*12-12-19
反抗予告- 川上凌自由詩10*12-12-19
性事活動- 花形新次自由詩212-12-17
月の嗤うさき_ー第二稿_- ……とあ ...自由詩10*12-12-17
ムフフ・・・日本- 草野大悟自由詩412-12-16
やがてぼくの言葉は誰にも通じなくなるだろう- ホロウ・ ...自由詩6*12-12-16
路に記憶がある- 殿岡秀秋自由詩1012-12-16
詩人だから汚れ仕事はしない- 紀ノ川つ ...自由詩12+*12-12-16
母の行方- 梅昆布茶自由詩2312-12-16
誰も- 衣 ミコ自由詩5*12-12-16
銀色- はるな自由詩612-12-15
仮名の告白5- 花形新次自由詩212-12-15
梅田さんと佐藤さん『_サンタさんになりたい_』- 北大路京 ...自由詩14*12-12-14

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