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おまえらの常識だとか
おまえらの真実だとか
おれにとっては
こども銀行発行のお札と同じさ
長く生きてきたことを
素晴らしいことのように語り
身につけた経験が
人間全体の真理であるかの ....
何もない手に
私は 見る
空っぽな 自由を
私は 思いうかべるだろう

夜の中だった
空の そこかしこに
木の根として見つめさせられた
湖の音が 打ち寄せられていた

同じ色の ....
灯籠浮かぶ川の道
真夜中の夢のように
満ちていく花の香の
中に浸って居たかった

冷たさ残す風飾り
蝶々の群れのように
飛んでいく薄紅の
真下に立って居たかった

しとしと続く梅雨 ....
学校から帰っていると

あちら側からおじいちゃんが歩いてきた

私は、「よ」と手を上げたけど

おじいちゃんはぼうっとしたまま

隣を通り過ぎた


かたっぽだけ挙げた手に

 ....
電車の中で、立って本を読んでいた

隣に、老夫婦がやってきた

夫が、妻の手をひいていた

ふと、その妻のほうを見やると

白い杖を、ついていた

ああ、私は理解してそっと邪魔にな ....
うなされて目が覚めました
いつものあの夢で です


20年前の春
覚悟を決めて かあさんと兄と私3人で
あの家を出てきました
暴力を繰り返すあの男から逃れるため
なにも贅沢なんて望み ....
子供の頃
遊び疲れた僕をおんぶして
家に帰る母親の
大きくて広い背中
悪いことをした僕に
容赦なく
平手打ちを食らわせた母親の
大きくて強い手のひら


大人になって
一 ....
何にもするべきことのない
そんな毎日を、私は
泳ぎ回るようにして、じっと
漂っていくだけ

私は手にコインを持つ、そして
疲れた体はその一つを捉える
手にお金があるのだと知り、眠りにつく ....
  いびつに
  きみをだきしめる
  できるだけ身ぢかく
  みつめるため



  しろい
  しろい
  息できない
  うまく笑えない
  とても、
  ビュー ....
ハンドバッグに
黙って入れて
素知らぬ顔で
店を出た
あのおばちゃんを探せ
探せ〜

オイラにゃ
もって生まれた
犬並みの嗅覚が
あるのさ

だけど
ルルルルル〜
くしゃみ ....
盆踊りというものはそもそも
生者のもとへ帰ってきた死者たちも交えて
踊ったものではなかろうか

であるからして「死霊の盆踊り」
この映画タイトルは/タイトルそのものは
とても正しい

 ....
風の中に飛び込んで
空を泳ぎ切る
湧き上がる入道雲まで
真っ青な空間を
かきわけて
辿り着く

遊びにきた子供らの声だけが聞こえる

足首に触らないでください
時につれ
舞い散る ....
  むかし、近所に住んでいた
  髪のながい女の人が
  ことばはオモチャじゃありません
  そういって
  心に両手をつっこんで
  僕の言葉を持っていってしまった



 ....
明日の生命、明日の世界
明日の生命、明日の世界
明日の生命、明日の世界
忘却が生み出す自動小銃!


明日の生命、明日の世界
明日の生命、明日の世界
明日の生命、明日の世界
 ....
{引用=
心のドアを叩き続けている音がする。とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、      とん、とん、とん、音の上に長い息。いまにも消えそうに。大きな爆弾が落ちて、人間がみんな死 ....
国会へと集まれば
漆黒の門塀の裏門で
鯉を釣り上げた漆黒として 想像する
セミがギャンギャン 鳴きわめく


国会の裏手だった
そして 議員の人と握手を交わした
議員として 震えている ....
遠くでサイレンの音が聞こえる
今夜は誰がハッキングされた?
世界が裏返ったり
誰かが寝返ったり
こむらがえったり

毎日誰かが射精と受精を繰り返す
毎日何処かで誰かが出生 ....
うしろの席の女が痴話げんかの話をしていて
ほこらしげなので
たぶん
彼女の一人もいない男は
下司だと判断しているとわかった

男が鉄道とかに執着しているのを見て
「恋すればいいのに」とい ....
言葉を叫ぼうとする祝日に
疲れた労働者の体を
不満の心の内側から
メロディとして歌う
校庭の中に集っている

サッカーの試合を
傍観していると
母校がやられた感じだった
速いシュート ....
 
 
梅雨の湿った風に吹かれいると
いつの間にかぼくと妻は
古ぼけた感じがする列車の
最後尾の座席に並んで腰掛けている
列車はカタンカタンと
紙のイメージの中を
ゆっくりとしたリズム ....
 その身を削いでゆく
 どこまでも
 いつまでも
 と、いうわけにはいかないのだ
 だれであっても
 どんなひとであっても

 あげくの果て
 使いものにならなくなった
 ....
隣りにある
あなたの細やかな
可愛い手を優しく取って
眼を瞑って静かに
あなたの手の甲に接吻する…

あなたのたおやかな眼差しに
そっと心を合わせてゆく

身体は海の彼方の
無数の ....
ゆく道の車の窓に
雲を光らせ 幟旗を押し立てて
見知らぬ男たちが手を振る
起きぬけの笑顔で

すぼめて垂らした傘の先を
水たまりに映して
参議院選挙の投票に行く

昨日死んだ紺の背広 ....
チェロが重低音を響かせる中
正座した理屈が
墨を含んだ筆をとり
大きな美濃紙の中央に
ごつごつとした岩山を

描く



モノトーンの岩山は
山肌の陰影だけ 浮き上がり
山の際 ....
片親とか貧乏とか



決して触れられたくない琴線抱えてる子供は








暴力で捻じ伏せるか







 ....
夕焼けが夕闇に変わる頃
僕のタメイキと一緒に
物憂げな三日月が昇っていく

二酸化炭素で充ちた空は
ますます息苦しくさせる

人込みから出る脂の臭い
汚水のようなまずいコーヒー
死亡 ....
  ジャングルジムのぽつんとある
  くらい公園
  ここが最後だ
  ここからこころはどこへもゆけない



  ざらついた月の下で
  気がすむまで
  煙草を吸ったら
 ....
その日、檻から放たれたイングランドのすべての男たちは女房から逃げるようにスタジアムへ駆け込んだ
<1966年ワールド杯決勝戦>
心ってね 
痛いとき
言葉 なくすの
心ってね 
悲しいとき
なにも言わないの
心ってね 
さみしいとき
さみしくないって言うの

それがだめでも
そう言うの
悲しいね
夜中に そっと 抜け出して
眠った街を 探検しよう

酒屋も 寿司屋も マクドナルドも
みんな シャッター降ろしてる

いつも賑わう 交差点
人も車も いやしない

国道沿いの セミ ....
salcoさんの自由詩おすすめリスト(3903)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
I'm_Here- 寒雪自由詩110-7-15
世界地図を、全部見た- 番田 自由詩210-7-15
サクラ・憧憬- 照留 セ ...自由詩2*10-7-14
もう、わかんないか、- くろきた自由詩410-7-14
電車の中にて- くろきた自由詩310-7-14
あいつが捕まえにくる- 涙(ルイ ...自由詩110-7-14
背中- 寒雪自由詩210-7-14
絶望に、無欲- 番田 自由詩210-7-14
ビューティフル- 草野春心自由詩4*10-7-13
万引きGメン・ジョー- 花形新次自由詩2*10-7-13
詩霊の盆踊り- 海里自由詩110-7-13
雨上がりの声- within自由詩6*10-7-13
初恋- 草野春心自由詩410-7-13
自由の名の下に- 寒雪自由詩110-7-13
それはガラスのような音がしているけれどもガラスではない- 渡邉建志自由詩6*10-7-13
ひとりの、私にとっての兵士- 番田 自由詩110-7-13
「素人童貞イベリコ青年、KTJGにて窒息死寸前」- 虹村 凌自由詩4*10-7-13
噛み殺せコルチャック- a自由詩110-7-12
労働者の主張する意味- 番田 自由詩210-7-12
嘘つき- たもつ自由詩810-7-12
おじさんはガンジス河のひと粒として- 石川敬大自由詩1710-7-12
朝になって読み返せばきっと頭を掻きむしる、しかし本心- 一 二自由詩110-7-12
参議院選挙へ_みんなと行く- オイタル自由詩9*10-7-11
自尊心- ……とあ ...自由詩10*10-7-11
生きている限り朝陽はお前の為に射すんだから- TAT自由詩4*10-7-11
三日月の魔- うずら豆自由詩210-7-10
ジャングルジム- 草野春心自由詩4*10-7-10
フィッシュ&チップス- マクベス自由詩210-7-10
心ってね- 朧月自由詩410-7-9
sleepy_city- うずら豆自由詩110-7-9

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