朝起きてしばらくしたら驚愕しました。というのも両腕と首にびっしりと変な赤いぽつぽつができているのです。夢ではたまに、足にびっちり黒いミミズ腫れができたり手が蟹になったり背中がうろこむしたりするのですが .... 海の匂いって何にも似ていなくて特別
波の音って何にも似ていなくて特別

そんな特別な海に
会いに行くだけで
何か一仕事終えたなって気がする

海に行くって
コンサート会場に行くようなも ....
ポータブル
OR
トイレット
??

う〜ん・・・・・・
う〜ん・・・

トイレ!!

三年ぶりに
セルフ ウンチョス
の、
意思表示

脱オムツ宣言

光の
脱オ ....
ありのまま、
あるがままの姿であれと
ひとは口々にいうけれど


 途方もない約束を
 捨てたくなくて
 潰れてみたり

 飾りのつもりが
 汚れてみたり

 だれかが ....
部長は激怒した
書類の誤植が見つかったからだ
大森専務が大林専務になっていた
すぐに部長は平社員の小林を叱りつけた
小林は木を一本加えて
森にして書類を作り直した

誤植を直すためには
 ....
ぎゅー
とか言いながら
小学生の次女が背中から抱き付く

突然の攻撃に弱い僕は
反射的に振り払う仕草をする
から彼女は頬を膨らます

いつものパターン
だけど今日はちょっと事情が違っ ....
愛は
オムツをしている
三年前から
突然
オムツを。

愛は
ウンチョスや
シッコを
やっと
オムツに
出来るようになった。
下剤のおかげでね。

今日
トイレに行ったん ....
愛が
ドロドロと
刻み食を
唇から
垂れ流しながら

こんなに
早く
食べれるようになったんだよ
こんなに早く

スプーンを
口に運んでいる


おれは
うんうんと
 ....
三年間
女を抱いていない

あなた以外の
女は抱かない

エイリアンと
プレディターが
戦っている

旅にでたけれど旅って何さ

ここはどこかな ねえ
サンダル船長さん 調子はどうだい

うん 段々 体が重くなってる
海水がしみこんでるのかなあ
沈んじゃうのかな

えー それは困るよ ....
ミミという女の子がいて
今もどこかで生きています

彼女は
ゲームセンターのUFOキャッチャーで
お母さんにキャッチされ
取り出し口から生まれてきました

生まれたての彼女は
背 ....
元気じゃない時は
人を助けたくて仕方がない

まずは元気になってからと
自分に言い聞かせて
ようやく余裕の出た時には
視野が広がって
他のことを思い付くんだ

必要な時しか
必要な ....
陸があって
呟きがあって
知り合った
冬の夜に
繁華街の路上に
落ちた割り箸の
片割れみたいな
よごれ方は
気に入ってる

夏の
失明する真昼に
無数の甲虫が光って
あぶらぜ ....
僕は好きで詩を書いていて、言葉を大切にしているつもりだけど、世間のひとは別にそうでもないらしい。

これは別に絶望するような事実ではないし、みんな詩を書けよとか言葉を大切にしなよとかそういうことを ....
陽を受けてさわさわと葉を寄せ合う花壇
花の名前はしらない

あたしたちってあんまり集まれないからとっても困るね
理由もなく群生する川辺とかが
一色に染まりがちな秋とか
春とか夏とか冬と ....
湖にボートで乗っかり
ゆっくり漕いでいく

メロンゼリーを思い出す
地球の穴にメロンゼリー
ボートのスプンですくう

目の前にかわいい女の子が
座っていたらいいなあ
僕が冗談を言って ....
雨は降らなかった 猛暑だった
埃っぽい早朝だった
突然のはげしいノックの音に眼をこする
ふあい なんか事件っすかあ 立ち上がりながら
生あくびひとつ 鍵は開いてますよお
次の瞬間 ドアノ ....
 
魚のために
椅子をつくる
いつか
座れる日のために
 
背もたれのあたりを通過する
ふと、足りないものと
足りすぎているものとが
少しずつある

雨に濡れた生家が
生乾きの ....
目を開けたときには
もう夢の中
あなたの考えていることはすべてわかる
あなたはわたしと離れられない
でしょ

「仕方ないね」
ちょっと笑ってみせてよ
「これでいいんでしょ」
そうね
 ....
昨日喧嘩した彼女と小川へ
蒸し暑い中で何時間
喧嘩したっけ
汗をかきながら

小川は澄んでいて
透明な絹が川底の小石をなでているみたい
彼女の足の指はまるで
ボタンに見える
きれいに ....
 *灯台

   かすかにまだ
   光っている
   間違えたままの、
   やさしい思い出
   わたしの幸福な思い違いを
   あなたは
   そのままにしてしまったから
 ....
熱い帯にタイダイの笑い声が響く
電気工事のおじさん
駐輪場のおじさん
建設現場のおじさん
交通整備のおじさん
ペンキ塗りのおじさん
たくさんのおじさん
設備工事の父さんも
あんな風にタ ....
海の中の岩は水の中に
住んでいると思っていた

魚が時々 遊ぶ
漂着したものが
流れ着いては
またくるりと
一礼して 海原へ

どこにも行った事がない
どこかへ行きたいなあ
ちょ ....
青空高くリンリリン
田んぼは緑のハンカチ
アイロンかけたて

自転車のペダルを踏みふみ
これから告白しに行く
100%駄目って知ってるし
すごい迷惑だろうけど
アイスだってイチゴだって ....
 
とても正しくて
とても間違ってる
君はいつも正しくて
間違っていた

何かだけを目指し
何かだけに支配され
何かだけの君は
何かだけを支配して
何かだけを成し遂げた

セミ ....
桃色のカップケーキに銀のフォーク
ファミリーレストランで夜を明かして
秘密を二つ三つ忘れた
四つ五つもらった

窓のむこうには朝焼けの街
そのむこうに小さな山
あの山には小川があるかしら ....
雨が笑ったら
それは春の始まり



雨が色付いたら
それは夏の始まり



雨が美味しくなったら
それは秋の始まり



雨が意志を持ち始めたら
それは冬の始まり
 ....
                    080707



お天気のことを気にしていれば一年があっという間に過ぎて何ごともなく過ぎてゆく、そんな気分になれるあなたは幸せなお方よと、猫が鳴く。
 ....
家の近所のファミレスで 
ずーっと本を読んでいた 

顔を上げるといつのまに 
店の外の世はふけて 
店内に客はぎっしり 
がやがやと賑わっていた 

テーブルの間を
小走りする 
 ....
朝が月を殺す頃

その細い首をきゅっと絞めあげて

太陽がごうんごうんと鳴りはじめ

白い光は
精液みたいにとろりと落ちて


ぼくは生まれてこなければよかった、
と思うのです
 ....
唐草フウさんのおすすめリスト(3355)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ASEMO- ふるる散文(批評 ...14*08-7-25
- ふるる自由詩10*08-7-25
セルフ_ウンチョス- 草野大悟自由詩308-7-23
等身大- 千波 一 ...自由詩10*08-7-22
迷い森- 木屋 亞 ...自由詩8*08-7-22
父性- kauz ...自由詩10*08-7-21
愛Ⅱ- 草野大悟自由詩308-7-21
- 草野大悟自由詩308-7-21
抱く- 草野大悟自由詩308-7-21
ザ・ブーンン- 砂木自由詩8*08-7-21
_ミ_ミ_- 吉田ぐん ...自由詩1908-7-21
必要量- 木葉 揺自由詩4*08-7-19
いつか海へでる船- 水町綜助自由詩29*08-7-18
詩とかタン塩とかに関するごくシンプルな話- れつら散文(批評 ...4*08-7-18
サミット- れつら自由詩708-7-18
- ふるる自由詩10*08-7-17
給水制限の朝(Mr._チャボ、正義と友情と愛とナントカと)- 角田寿星自由詩708-7-16
ゆれる- たもつ自由詩1008-7-15
道具みたいなものだけど- チアーヌ自由詩308-7-15
小川- ふるる自由詩9*08-7-14
海辺の詩集- 嘉野千尋自由詩48*08-7-13
タイダイのおじさん- たちばな ...自由詩22*08-7-12
ザ・ブーン_- 砂木自由詩6*08-7-11
初夏の告白- ふるる自由詩9*08-7-10
セミダブルベッド- 小川 葉自由詩3*08-7-10
秘密- ふるる自由詩6*08-7-8
あ、め- 小原あき自由詩17*08-7-8
会議場- あおば自由詩4*08-7-7
ハンバーグの誘惑_- 服部 剛自由詩7*08-7-6
似た光- わら自由詩21*08-7-5

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