すべてのおすすめ
空洞の破綻
再開の吟味
感傷の拒絶

豚が空を飛ぶ
狼は下から吠えるだけ
その牙は
爪は
届かない

背中に着けた
大きなプロペラ
豚は何処までも飛んでいく
何処までも
何 ....
体感温度25℃
幻の大地
幻の草
視線が揺れる
進行が後退する
瑞々しい花
麗しの花
現実の花
ソコで夢は途切れる
目は閉じられる

上昇する気流
髪が逆立つ
シャツが捲られ ....
通りの中で
立ち竦んだ
何もわからないし
何も言えない
僕が僕を否定し
そんな僕を僕が否定する
そして、肯定する

AとZが
その他全てを脅かす
その方が楽だから。
極端な夢は
 ....
滲むんだ
薄いピンク色
君の口紅か?
どちらにしろ
落とさなくちゃね
このままはちょっと

笑いながら
手を振ってさ
さよならって。
感傷的になんてならないよ
そんなのは
嘘だ ....
手を添えて
形を感じて
しんとした音が
まだ
残ってる

この腕はまだある
その足はまだある
ただ
あの日はもう無い
厳密に言えば全ては
移ろい
無くなってしまった
ただ
 ....
行者の合図
クルリと翻す風
縦笛と砂ぼこり
枝の囁き
沈黙の月
眠る黒猫

右手の挨拶
マーブルチョコレート
揺れる青葉
軋む廊下

駆けるメトローム
歪な氷
飛び交うフク ....
意図を孕まない
言葉が
意味を持って
君を傷付けて
ヌルッとした
鯢のように
砂利の上を
ズルズルと
這いずり廻る

深い闇は
無いものとして
そこには在って
有るものとして ....
弾ける瞬間
壊れる時
失われる形
目を閉じて
口をつぐんで

傘を通して
振動が

深い所から
気泡が浮かび上がり
空気の中へ

体に
融け
浸透する

沸き上がる
 ....
ジリリリリ

繋いだ手を
放して
サヨナラ

ジリリリリ

電話先の
呼吸

ジリリリリ

漂う煙

ジリリリリ

浮かび上がる体

ジリリリリ

目が段々と ....
明日は空いてるよ
チケットがあるんだ
一緒にどうだい?

花火が
パンッ
一瞬の煌めき
まるで
細やかな

のような

舌の上で
サクランボを転がして
蔕を
結んで
 ....
1つ目の愛
2つ目の愛
3つ目の愛
4つ目の愛

5つ目の愛
6つ目の愛
7つ目の愛
8つ目の愛

でもさ
でもさ
でもさ

9つ目の愛
10個目の愛
11個目の愛
 ....
暗い部屋
整理はされている
整理はされている
光る風船
紐を掴んで
紐を

ミサイルが
その民家に撃ち込まれました
白井さん家
あぁ、
さよなら
白井さん家

ミサイルは
 ....
ピカーン、
ハゲ頭反射
オッサン眩しいよ

朝8時
京浜東北線
GALが泣いている
折角綺麗に
化粧したのに
黒い涙が
線を引く

それみて小学生がゲラゲラ
友達に教えてゲラ ....
襖を通して
炎の揺らめきが
人々の影を写す
僕は布団にくるまり
隣で行われている
饗宴から
身を隠す

眠りの中
無数の影が
僕を
包み
引き裂こうとする
影達は
痛々しい ....
夏の日射しが
一匹の蝸牛を
殺してしまった
しかし、
蝸牛は
その死を認識することは無く
魂となっても
殻の中で
踞っていた

外に出るのは暑いから
じっとしているのだ
殻の中 ....
夏のあの日、
僕らは海岸線を二人で歩いていた
僕はメソメソと泣いていて
彼女は導くように
僕の前を歩いていた
そして
僕らの手と手は
人差し指だけで繋がっていた

夏の夕陽を浴びてい ....
決して美しい訳ではない
スラッとしていて
セクシー
という訳ではない
とても健康的なのだ

筋肉質と言うわけではない
あるいは
その足は
職場と家の
往き来程度にしか
行使されな ....
雲の中に
手を突っ込んで
沈黙を取り出す
雲は
散り散りになり
水滴となって
地上に落ちる
沈黙は
僕の手の中で
生暖かな熱を放ちながら
「沈黙」を続ける

そんな雨が降る
 ....
まるでドラマで見るような
高い海岸で
私は
妻を殴り殺し
海に落としました

私は
なんてことのない商社マンです
菓子の開発に携わっています
そこは伝統制を持った
メーカーであり
 ....
橋を渡っていると
綿毛が飛んできた
ココは運河の上
綿毛は
僕らの渡る橋の上を
通りすぎ
向こう側へ
そのまま
川に落ちるのか
土手に着くのか

鳥たちが鳴いている
太陽は今日 ....
踏切の向こう側
アイツが立っている
銃の形に手を作り
人差し指をコメカミにあて
ぐりぐりと
押し付けている
笑いながら

アイツは
高校の頃の同級生で
卒業して以来
会っていない ....
その村では
人々は穴を掘る
朝から晩まで
個人個人の穴を掘る
生まれたそばから
掘る穴を与えられ
それだけのために
一生を費やす

もちろん
彼らは人だ
数々のロマンスが
その ....
拙かったのは誰?
時間に流されて
誰かの裾を掴んだと思ったら
破けてしまったよ
1997年にいたのに
今はもう
2087年
ソーラーカーが空を飛び
電子爆弾が
隣の人の頭を飛ばす
 ....
馬鹿だから
もうあんまり覚えていない
それはとても大事なことなのに
それが無いと生きられないような
とても大事なことなのに…

ゼエゼエ
ハァハァ
あの時の呼吸音
シトシト
ペタペ ....
蒔く
育む
水をやる
時には土を替える
水をやる
時には日陰に置いて
時には肥料を
時には高い腐葉土を
大事に
大事に
育む

時には
囁いて
時には
抱き締めて
時に ....
死んだライオン
生きた女神
塊の溶解
反射する赤
額の皺

時間をかけてゆっくりと
育んでいくように
紐解ていくように
途中
道を間違えて
ドコかわからなくなるかもしれない
君 ....
呑み込まれる
視線が揺れる
瞼の輝き
跳躍する躍動
交わる螺旋


細やかなその他

欠陥の偽り
真面目なお父さん
正確なビート

空は曇り
心は晴れ
涙は流れてはい ....
波止場から
海のある一点を眺める
船が押し詰められた
その狭量な世界では
波は波と頻繁に衝突し
あまりに不均衡なリズムを
生み出している

それはまるで
雑多な情報により
混乱を来 ....
あまりにも
その骨は白すぎるから
どうしようもなく
美しいのです

バクテリアの嘆き
コンクリートの底
ナマズの合図

美しい花を咲かせましょう
水分に富んだ
麗しの花を
綺麗 ....
二重世界
破裂した風船
混じる息
ドコにも行かないで

いたって
パーフェクト
純度100%
そんなのは信じられるかい?

ねぇ、
君の話を聞かせてよ
悪魔だろうと
天使だろ ....
唐草フウさんのOzさんおすすめリスト(82)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
piggy- Oz自由詩311-1-22
chariot- Oz自由詩211-1-4
木は枯れてるし- Oz自由詩410-12-17
音がする- Oz自由詩110-12-6
比喩だよ- Oz自由詩110-12-4
variation_(FULL)- Oz自由詩410-10-24
- Oz自由詩110-10-20
イエスタデイ- Oz自由詩110-9-24
儚くてさ- Oz自由詩110-9-19
Ticket- Oz自由詩110-9-16
ラヴ- Oz自由詩210-9-15
守りうるもの- Oz自由詩110-9-13
君は泣いてるし、- Oz自由詩110-8-30
- Oz自由詩210-8-22
星々- Oz自由詩110-7-25
人差し指- Oz自由詩110-7-19
健康的な足- Oz自由詩310-7-10
世界の終わり- Oz自由詩110-7-9
- Oz自由詩210-7-5
呼吸する- Oz自由詩110-7-1
視る- Oz自由詩110-6-27
穴を掘る- Oz自由詩110-6-25
木漏れる- Oz自由詩110-6-20
馬鹿だから- Oz自由詩310-6-13
breeding_noise- Oz自由詩210-6-12
匿名的にある美しいもの- Oz自由詩310-6-8
跳躍する躍動- Oz自由詩110-6-6
一点の波- Oz自由詩210-6-5
白い子- Oz自由詩110-6-4
Double- Oz自由詩210-6-1

Home 次へ
1 2 3 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する