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植物になりたい、と、思っていたのですけれど

植物も案外、グロテスクなことを知ってしまいまして

もはや、ぜつぼう、しか、ありませんの。

ぜつぼう、をぜつぼうって、たった4文字であらわし ....
 言葉の流砂がきんいろにちらちらこえて
 ふるえる

 積み木がこぼれて

 あらう

 ほら、ぼくは、まだ鼓動している
g gシグラミンa

ももとが、れんじ 

あかみが 

シグラミンa

おでこぶつけて、くつ 

まったくない
弱くなれない弱さがあることに気づいたとき
肌にしみこむように弱さが人に隠れていく

強いと弱いが両極にあるからと

全てのことを二極化にしてしまえば

きっとずっとそれに気づけない

 ....
すこしまえのわたしは、やっぱり今よりも数倍甘ちゃんで
きっとなにもわかっていなかった

今になってそれを思う

すこしまえのわたしは、いまよりもまだ、まだ、希望を抱えていたんだ

本当は ....
半透明なガラスのような水の膜
その向こうから覗いているのは、わたしの目

何故生きているのですか
そう尋ねているわたし

未来とか将来とか一生添い遂げる人とか家族とか

そこにはそれら ....
わたし、今、白い海に
翼が羽が白いそれが敷き詰められたそこに
裸足の足をのせて
乾いた柔らかな足先の敏感なそれ指の間に
柔らかな羽がやわやわとまとう 柔らかく沈む わたしの足の指の重みで
わ ....
静かに甘やかな風が、優しい夜を連れてくる
ねぇ、どうして
やりたいことの欠片が
少しずつ見つけ始めたそれが
わたしの上に羽をもって降り積もっていく
甘やかな夜が、わたしがわたしであるあろうと ....
空丸さんの水菜さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
植物になりたい- 水菜自由詩7*18-3-22
流砂- 水菜自由詩1*18-3-6
シグラミンa- 水菜自由詩2*18-2-25
弱さに人を隠して- 水菜自由詩217-9-15
足りないもの_引き合うもの_- 水菜自由詩217-9-3
- 水菜自由詩317-9-3
風に問う- 水菜自由詩317-8-29
ねぇ、どうして?- 水菜自由詩317-8-23

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