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錆びないように油をさして
繰り返し終着駅だと叫ぶ

スピーカー越しの君の眼は
老いた牢屋の有刺鉄線

B玉をはじくように嘗め回し
避雷針を倒して遊ぶ

此処は{ルビ何処=いずこ}の鬼 ....
天が下りる
肺を圧し潰す
耳裏の風切り羽が散る

音はもう無い

手足を置き去りにして
夜を転がる

擦り切れ残った頭蓋だけ
あの天蓋へ反して
空丸さんの水知鴇都さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
fɔ́ːrtrəs- 水知鴇都自由詩219-10-19
夜長- 水知鴇都自由詩319-10-11

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