すべてのおすすめ
こんな
二等辺三角形を
埋め込んだ
見たこともない
青が
備わる
午後の影を
見遣り

フレームだけの
都市には
ガラスの雲
が置いてあるので
立体ラジオの
気象予報士は
 ....
貴方は

振り返らずに

行ってしまった

私の未練を

振り返らずに

行ってしまった
 
馬込大使〜っ、ピロピロピロピロ♪

大田区が生んだ正義の馬込
特に縁もゆかりもないけれど
手塚先生の話題で盛り上がったら
ふと頭に浮かんだこのダジャレ
どこまで引っ張れるか分かりませんが
 ....
飲みかけのまま冷めた
珈琲、煙草の味
忘れた頃に思い出す
君の声の澄んだ白

錆びた鐘を打って
不協和音を降らす
オトフラシの瞳
瞬きする度、澱む
          ホルマリン浸陰嚢びちゃり鈍い音を立

                 て

          潰れる   潰 れる    潰     


            ....
死から始まるものたち、死から始まるものたちの臭いは、退屈と無色に満ちて、俺はまぶたと口を縫われ鼻を塞がれたもののようにいらだって声をあげる、そんなものになんの意味もありはしない、しかし、ひ .... ユキサキボタンヲオシテクダサイだけ覚えて
宇宙船のように忽然とやってくるそれは
なにくわぬかおをしてヒトのたぐいをのみこむと
にどと開くものかコ・ウ・テ・ツまがいに
ヘアーライン仕上げのシルバ ....
ろうそくの明かりに
手をかざしながら
彼女の詩を聞いていた
途方もなく遠くへ
来てしまったけれど
あの時あの熱の中で
自分の手は自由に生きていた
熱を求めては
焼かれて弾かれる
炎は ....
 
 
水の三行が
流れている

川、という字に
とても
似てるかもしれない

おとうさんと
おかあさんと
そしてぼく
 
 
とおいと
おい場所まで
いったつもりがわりとちかくだった
手ざわりとして
においなのかもしれない
そういったものたち総称としての手ざわりとして
あったような手ざわりとして
なんとかあとで ....
 
 
スーパーで
買い物してると
茄子に
モザイクがかかってる

商品名も
お○す
と伏字になっていて
かえって恥ずかしい気がした

キャベツを買おうとすれば
その中心部に ....
北の富士が大好きで
負けるとTVの前で泣いていた
横綱のくせにコロコロとよく負けるので
オカンが本気で
「うちの息子が悲しむので
 負けないでください。」って
手紙を出そうとしたくらいだ
 ....
西の話し言葉がすき

京都より西の
やわらかい
少し 
イントネーションの
あがった
言葉が

関東平野で育った伯父は
西のひとになった

従姉妹の結婚式で
久しぶりに会って ....
ハチ公口を抜けると
そこは大きな
スクランブル交差点

あたしは
道玄坂へ向かう
キミと待ち合わせた
バーに

でも
うまく渡れないんだ
何度も通っているのに

何人もの人に ....
突然のコメントすいません。。。

あたかもバイクがひとつの人格であるかのような書き方ですね。
わかっていて書いてるのかもしれないですが、自分勝手で迷惑なのは車やバイクではなく
それを運転する人 ....
切り裂かれた風は哭いた

撫でてくれるものも無く

抱き締めてくれるものも無く

切り裂かれた風は哭いた

僕は

聞いているしか無かった
 
 
 
秋の空に
突き刺さる
ほそい針金が
風に揺れている

揺れているのは
黄金色の穂
だけではない
帰り道なのだった

その角を曲がれば
たどり着くだろう
その家が
 ....
久しぶりにヤツをみた


心に爆弾を埋め込まれたアイツ


触れれば必ずわれちまう


その名もしゃぼん玉爆弾


着火装置は最新式の『横恋慕片思い型』


彼女に気 ....
多摩南野に降る雨がしっとりと僕に優しい。
まるで霧雨の薔薇園にいるみたいだ。

白いヴェールを纏った貴婦人は冷たい微笑を浮かべて佇む。
モネの絵画。

濡れてギラギラと輝く路面はかつて光の ....
僕は気取った女が嫌いで
たとえばピアノをがっつりやっていた とか
陸上をやっていたとか
負けず嫌いなんです とか
いろいろ自己顕示をする
やつがだいきらいだということを
飲み屋の横の席に座 ....
あたし自慢じゃないけど
不幸そうな顔を
してしまうことの名人

影が濃くなる夜の
街灯はやなやつで
こっそり隠れていようと
するあたしを照らす

ホームにはふたつの人影
たぶん別れ ....
日差しに焼けた肌が
深夜の電光に溶けている

胡瓜は
フルーツだろうか
という議論を
今し方
あの白い壁の向こうに聞いた
そうだ
もう
夕焼けのときめきが
透明な鴇色のレイヤーに ....
夜 お手洗いに起きて
階段をトントンと
降りた

リビングでひそひそと
話す
父と母の声が聞こえた

 あの子は冷たい子だね

母は言った

一瞬 なんのことか
わからなかっ ....
またあの子
そうか 小学校が休みだから

女の子はもじもじしている
暑い昼に お母さんと道で弁当なんてという顔をしている
頬に浮かぶその汗を無理やり拭いている
わたしが来ても顔色一つ変えな ....
数か月を一緒に過ごした季節が、けさ帰ったようだ。
挨拶はできなかったが、夜中から荷造りをする音が聞こえていた。
せめて手紙でも置いて行けばいいものを。

寝転がったまま薄目を開けてみると、 ....
母さんにちゃんとした初給料で


ご飯誘ったら、笑ってやがる。





何食べるか考えといてって言ったら


へっへと笑ってやがるんだ。





つられて  ....
むかしむかし
アルプスの少女ハイジを観ていて憧れたのは
日向の匂いの藁布団や家の後ろの父性の巨木
何よりも、おじいさんが串で炉火にかざして
ハイジのパンに載せてやる、山吹色にとろけたチーズ
 ....
潮風が夜の帳を連れて去り
厳かな今日の光が
水平線を少しずつ露わにしていく
岩肌が頬を染め
砂浜が肌を隠そうと波にもぐる
生気と活気に風景が色づいていく中
僕だけが依然として黒い
 ....
シャッターの音には
変な顔が必要で

歩きにくい
ごつごつした石畳が
水の底に沈んでいた

あたしは花柄のあたらしい長靴で
口を曲げてウィンクした


パシャ




 ....
 
 
パンを一口かじる
柔らかくて美味しいので
生きた心地がしない

少年が救急車の真似をして
変電所の方へと走っていく
その距離と速度の先に
助けなければならない人がいるのだ
 ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6342)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
透明な構図- 塩崎みあ ...自由詩4*10-9-30
- 徘徊メガ ...自由詩410-9-30
馬込大使- 花形新次自由詩1*10-9-30
音降- 泡沫自由詩310-9-30
流れ_る- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-9-29
輪郭は絹糸の様に緩やかでそれは触れることなくただ行先を追いな ...- ホロウ・ ...自由詩2*10-9-29
エレベタ星人_(想起させるものに、忠実に)- 乾 加津 ...自由詩4*10-9-29
創書日和【熱】潜熱- 大村 浩 ...自由詩7*10-9-29
水の三行- 小川 葉自由詩310-9-29
ゼットゼットゼット- さわ田マ ...自由詩510-9-28
わいせつ- 小川 葉自由詩5*10-9-27
おりも政夫- 花形新次自由詩2*10-9-27
西のことばで- 森の猫自由詩3*10-9-27
雨のスクランブル交差点- 森の猫自由詩4*10-9-27
深夜のブログのコメ欄じゃちっそく死- udegeuneru自由詩110-9-27
切り裂かれた風- 徘徊メガ ...自由詩510-9-27
秋の思い出- 小川 葉自由詩810-9-27
『しゃぼん玉爆弾』- なごまる自由詩2+10-9-26
汚れたかがみ- ヒヤシン ...自由詩2*10-9-26
がっつりとやっていた- a自由詩210-9-26
あるこう- 朧月自由詩310-9-26
夏の温度- 塩崎みあ ...自由詩5*10-9-26
冷たい子だね- 森の猫自由詩7*10-9-26
あの子- 乾 加津 ...自由詩6*10-9-25
頬杖- 小林 柳自由詩410-9-25
親子と母さんに- サワメ自由詩610-9-25
ユールレイッヒ〜♪- salco自由詩4*10-9-25
- 寒雪自由詩210-9-24
イギリスの味- みぞるる自由詩110-9-24
歯形- たもつ自由詩1010-9-23

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