すべてのおすすめ
優しいお母さん
シッカロールの匂いがする。
スベスベの肌
柔らかい腕

タオルに身を包み
スヤスヤ眠る
毎日が輝いていて
毎日が楽しい。

ミキサー食
ゼリー食
きざみ食
普 ....
  

坂道のぼって十字路へ
薬局、食堂、てんぷら屋
くさみち、赤道、平良川
信号 渡って瀬戸物屋


バス停に立つ僕
落書き、はがれかけ、路線図
くさみち、赤道、平良川
指で明 ....
生ゴミをドブ川に流して捨てよう
ディーゼルエンジンに軽油を焚き
美しい山々に煤煙を撒き散らそう
美しい村娘たちを集落に閉じ込め
阿片漬けにして七年間強姦しよう
生まれた子供は皆殺して捨てよう ....
室外機、の
吐き出す蒸気
粘っこい舌で
べろりとやられる
そんなウンザリに
似てる
八月の終わりのこと
ブッとんだヴァイブが欲しくて
歓迎されない扉をくぐる ....
{引用=



雨ざらしの、皮膚の、角質層に浸透しない乳液と、老廃物で崩れ
た二重と、汗ばんだ呼吸で、余計に湿度を寄せて、抜け落ちた獣
の毛が、二人の表面に貼り付いてとうとう一対の獣になっ ....
            100829


見つからない
ないからない
ないないづくしの
のっぺらぼうに
ふりまわされて
来た道を南に
逃げるように
もどる
もどる訳は
わから ....
ともだちみんなに責められて
泣きながら土下座をした夢から目覚める朝
からからと窓を開けると
こいびとが
摘んだ花を差し出して笑っていた
洗濯物のすきまから
「どうして?」って訊いたら
「 ....
午前八時と午後八時に
ミノペン錠100を嚥下する
わたしはやっぱり梅毒だから
あなた方はどうか高台にのぼって
聖蹟桜ヶ丘の高台にでものぼって
どうぞ記帳を済ませてきてください
そして金輪際 ....
ろくろく労働もしないで
不愉快な暮らしに憤慨する
私の年金手帳はどうにも
B5判のようにも見えるし
100円ショップの会計に
2時間並ばされてもいる
棚卸の日当は7500円
但し交通費の ....
俺なあこの店をたたんだ後には
ドクターフィッシュの店やるんだよ
立川か国分寺あたりに店出すんだよ
踵の角質を食わせてやるんだよ
ドクターフィッシュは食うんだよ
食ったらみんな健康になるんだよ ....
俺は鶏を追いかけている
なんの意味もありゃしない
なんの希望もありゃしない
奥さんが冷めた目で見てる
俺は恥ずかしくてしかたない
なんで鶏を追いかけているのか
俺には全然わからないけど
 ....
鮭の眼球が恐ろしいから
私は切り身だけを購入する
鮭の眼球が恐ろしいから
私は切り身だけを購入する
ガスコンロの炎で炙り焼き
米飯のおかずにして食らう
米飯だってでも気持ち悪いよ
あんな ....
空中分解したことばたちを
だらしない二の腕や腰回りにひっつけて座っている
いつのまにか夏も夏、それがもう
どろどろの睫毛の先にも刺さらずに
興味がない、が一番言いたいことなのは
一体全体
 ....
静止画像をはりつけた

壁が

光を打ちおとしたあとにひろう水鉄砲



あなたがわらうにも

わたしがこの瞬間ひとであることにも

静止画像のゼンマイは必要だった


 ....
円環の

周ってた

子供駆け扉
吸い込れ
来る

記憶と
去過


これはお墓
だから
海に生まれながら
潮音から逃れようとするものたちが、
水を去る夏

鯨たちが死んでいく
うみべ
―●―●―●―●―

どこかからやってくる それは、
凄烈な怒りの かたまりのように追 ....
安値の烏龍を愛飲している
余分な脂肪がばんばん落ちる
危険な重金属ががんがん溜まる
こないだ保健所で採血をしたら
内出血して腕が大変になった
安値の烏龍が悪いんじゃないのか
高値の烏龍を飲 ....
=サブタイトル(おもてとうらからみる物のかたちや色が異なるせかいで)



わ た し は み る



それはわたしの至高をおしひらく ひとしずくのデッサンだから
さわるリンカク ....
窓の外には

石となった旧人類を囲んで遊ぶ子供達が

誰一人として眠りを知らずに

すべての草花は咲いたままで 果てなく咲いたままで

毎日が祝福される たったひとつの俺の世界で

 ....
記憶は情報
とても懐かしい
ビー玉があったとして
もうそのことを忘れちゃっていたら
ただのビー玉
自分との距離は
等間隔
どこかに
置き忘れたものって
これですか

そういってポケットの中から
君は出して見せた

僕は
殺すことにした
まとわりつく

母さん
あなたの顔が横に伸びていく

僕とあなたと
壁の向こう
はじめて
父さんに会ったのは
いつだろう

その人を
父さんと呼んだのは
なぜだろう

最後に
父さんに会えるのは
いつだろう

父さんと呼びなが ....
  緑のべ
  胸の静かな鳥、飛んでる  嘴鳴子 (呼びやる、手がさざなみだ)
  ぜんぶがぜんぶ静止画のようにただの一片を切り取った
  狭いから 気をつける  体を食べる線に 付き合う
  ....
池を泳いでいるような人生だった

ぼくの死はだれかをすこし忙しくさせた

紙きれはいつもホコリくさくなるよね

お墓は雑草たちに暴かれているようだ

そんな泣くこたあねえじゃねえか
 ....
朝から
ひぐらしの声が聞こえてきて
やっぱり
帰りたい って
思った


そんな日でも
快速電車は
あの頃のアパートを
速度を上げながら
通り過ぎる


耳を澄ませば
 ....
いいんだ、もういいんだ
これまでのことは
産まれてきて、居場所はなくって
どうしようもない日々ばかり続いて
気がついたら
何処でもないここへと辿りついて
でもいいんだ
次のひかりは見えて ....
ぐれてイグアナになった友人は
何か
忘れ物でもした顔をして
酒を飲んでいた
たまたま
その夜は
人間に戻っていたらしい
挨拶をすると
眼はイグアナのままで
何を考えているのか
全く ....
友達がぐれて
イグアナになった
もう
人間に戻る気は
ないらしい
奥さんと話をしたら
俺は百舌鳥になりたいと
息子が暴れるそうだ
わたしも
たまに
こっそりカメレオンになるから
 ....
時計の針がない
改札の駅員も消えた
たもつさんの自由詩おすすめリスト(3309)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
MOTHER- ペポパン ...自由詩3*10-9-2
夕焼けが足りない_8- AB(な ...自由詩3*10-9-2
超大作- セガール ...自由詩410-9-1
だけど、そういうことって- ホロウ・ ...自由詩4*10-8-30
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遠い存在のあなたに- あおば自由詩4*10-8-29
青の朝- 石黒あき ...自由詩410-8-28
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新世界- 相馬四弦自由詩5*10-8-12
頭の中身- チアーヌ自由詩310-8-7
ポケット- 佐藤伊織自由詩110-8-6
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父さん- 小川 葉自由詩210-8-6
打ちつけられて- 嘉村奈緒自由詩1510-8-5
人間☆合格- 吉岡ペペ ...自由詩310-8-5
その蜩- AB(な ...自由詩610-8-5
創書日和【離】離床- 大村 浩 ...自由詩8*10-7-30
ぐれてイグアナになった友人は- 曲がり屋 ...自由詩810-7-29
イグアナ- 曲がり屋 ...自由詩310-7-28
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