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桜の花びらの

ひとつひとつに

名前をつけて

しばらく会っていない

もしかしたらもう会えない人達を

眺めていたら

君を思い出せないうちに

最後の一枚が散った
 ....
この頃は心境の変化からか、つげ義春ばかり読んでいる
萩原朔太郎に耽るのは止めた、鬱が止め処なく成るに足るから
(痰が絡んで仕方が無い)
止め処なく、

酒に浸って惰眠など貪れば、虞美人草に深 ....
100円玉で買った
にんじんスティックを手に
檻の前に立つ

シマウマは
鼻を鳴らしてこちらを見る
たてがみも立派に

シマウマさん
このにんじんをあげるから
わたしにその黒い縞を ....
やみくもに捕えられ
放り出された宇宙で
死んでいくのだね

やみくもに
放り出され
死んでいく
と言う処は
僕と同じだけれど
それから
文句を言う相手が
見つから無いこと
君は ....
★ ライオン砂漠

   あまりの暑さにたてがみを
   くるりと脱いでネコになる
   そりゃないぜライオン君

  

★ iシシャモ(しかも子持ち)

   スケルトンな
 ....
一本
二本
三本

指が沈んでる

あなたに触れようとしたら
全部
落ちてしまった

水槽で泳ぐ
さみしそうな指に
ゆらゆらと
水草がからみつく

しょうがないので
エ ....
その日の雨が
今でも時々僕の肩を濡らす

廃園の木下闇に
置き忘れられたブリキのバケツ
松葉を伝い落ちる雫が
想いおこさせる
もうひとつの心臓

眠れぬ夜毎
消え残る雫がほのかに光 ....
蕩児はついに帰らない
粗暴な海にうまれた いきものの
鰭のひらめきのような
ひとときを
ただ過ぎてゆくためにだけ
夏はあったと
ひとしれずつぶやく
ここちよい自虐に
おしみなく反吐を! ....
しばらくあっていない
ともだちにてがみをかいて
だしにいくとちゅう
みたこともない
かわいいはながさいていたので
てがみのうらがわに
えんぴつでうつしとった
じょうずにかけたので
 ....
くたくたに、くたびれて
引力に思う存分やられたかなぁ、って
拡大していたものが
点になって
引力の地のそこで
バタンキュー、 それは倒れた
月面で、
倒れた

菜の花の はたけで ね ....
さいきんなぁんもかんもわすれていきよるち
おかあちゃんがいいよった
なーなー、おかあちゃん
ぼくんことも
いつかはわすれてしまうん?

こーえん
ゆうやけこやけのあかとんぼ
うしろのし ....
風が私の輪郭をなぞる
私は風によって顕れる
その刹那
私は世界だ

世界が終わるとも
声は続く
風の意志は続く
世界は風によって名付けられ
名は風に隠されている
声は名 ....
CARでゴー
念願の免許をとったら
CARで、
中古のシルビアで
ふくらはぎの綺麗な女を 轢きまくりたい
カーで。

どの路地でも時速100km
スピードで
カーで、
赤とか青とか ....
さよなら国は
朝でも 夜でも
「さよなら」とあいさつします。


さよなら

さよなら


ほんとの さよなら よ

ふぅん、ぼく よくわかんないや


こまったわ

 ....
東北自動車道上り線を
南下する

パーキングのチャーハンが食えたものではなく
ラーメンにしておけば良かったと
後悔する

しかし、男というものはなぜ
夫になったとたんに
人の運転に文 ....
傾きかけた夕日に
静かに染められていく放課後の教室
たわむれあそぶ影法師たち
その風景からひとりひとりを
輪郭にそって丁寧にきりとり
ノートに貼り付けていく

ふるえる手で
間隔が
 ....
幾重にも張り巡らされた電線と建物に縁取られた空は
そこから一歩も動けずに
ただ静かにたゆたうばかりで
そこには自由の象徴は伺えず
孤立した文明化社会を彷彿とさせるばかり

木々のざわめきは ....
頭に小さな針で穴をあけると
容易くゼリー状の意識が入りこむ
意味を下さいって
当たり前の様に垂れ流される
ネオンサインの空



夜をごまかすのは
眠りたくないからじゃなく
オルゴ ....
そんなもんはすべて、知らないフリだ。
そんなもんは。だ。




左から右へ焦燥をフェードしてつきぬけるのは、たとえば車が走っていって、硬質さが強がりをほんのひととき掠め取るのは、たとえば ....
季節のざわめきは
ふきのとうの頭から軽く跳ねて
たんぽぽの綿帽子よりも、緩やかに
歌声に、散った






飛んで行く
、飛んで行け
遠く日本海側からの寒風に彩りを添えて
 ....
夜の洞をぬけるとき
火のしずくにふれるとき
眠りの軌道をすすむとき

蝙蝠のいらだちに とろける皮膚に
濡れた夢の繊毛に
からまり もつれて
声は発熱する

星のページを閉ざすとき
 ....
深刻な顔で

アナウンサーが原稿を読んでいる

車が正面衝突したらしい

   反対車線に飛び出し・・・

事故現場が映し出される

   運転していた男性と・・・

最後の言 ....
ところで
まだその真ん中には石がある
それを投げる親方の背中が突然割れる。( ウソ騒ぎ臭い )

あらゆるもののそもそもで、
正しくは「融解」と言う便利な言葉があって、
その中には「捨て駒 ....
遠い星から
スナイパーは
銃口を宇宙に向ける

地球から打ち込まれた
探査機は
火星の赤い大地を
不細工に這い回っている

地球人・ゴー・ホーム
宇宙にむけて
撃ち出された
君 ....
ジャブジャブ歩いていける
砂浜から続く海
うすい砂色の皿に
浅い海の色のスープをそそぐ
(鶴は飲めない狐のスープ)

ふかい空から
ひたむきに
飛び込む姿勢で
(ウミネコの視線で)
 ....
ある日憎しみが空から降ってきた 皆は窒息した

虫かごを下げて草むらを這いずり回っていた頃があったろう
誰もが共有する思い出だ すべての思い出なら無意味だ
わたしはりんりんと鳴く虫を肩から下げ ....
「ありがとう」を

上手に言えない自分が 


人に何かしてもらったら

「ありがとう」とちゃんと言いなさい。

と、我が子に教える


「ごめんなさい」を

素直に口に出 ....
「はじめまして よろしく」と

「さようなら」の数は

イコールじゃないぜ

「幸せ」と「不幸せ」の数も

イコールじゃない

どちらが多いか少ないか

それは

運 不運 ....
輪郭の街が
徐々に織りをなし
時計はだらりと腕をさげ
ほぅい ほぅい と歌う
海にでると
肌がちりちりと
焼ける心地よさが
足跡にたまって
潮に吹かれた
8mmフィルムが
からくり ....
私は独りで自慰をするしかなかった
匂いなら今もそこここに
残っている
けれど
本当はそんなもの
もう
何の意味もない


忘れない
ぬるい風が頬を撫でていた
あの真昼
二 ....
たもつさんの自由詩おすすめリスト(3292)
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