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うまい具合に物事が「かぽっ」ってはまったらすっきりするだろう。
でも、きっと物足りない気がするだろう、と思うといつまでも何も解決せずに、世の中が進んでいくことのほうがいいのだろうか?

ぐじゃぐ ....
(百年後ニハ
 生キテイナイ)


二人連れと犬
雨上がりの夜
犬は
道端の壁やら草むらを
ジクザグにはしゃぐ
見えないものを見る
ひんやりした空気を恐れたりしない
世界 ....
赤い衣服から
す と 引き抜いた 
ほつれ糸

クルルルル
弄んで・まわして・弄んで 
クルルルル
赤らんだ指の模様 切ながって
更に赤らんで・赤らんで・堪らないため
 ....
追いかける夢が好き
手の届くところにあって
手をのばせない
そんな夢が好き
多くは望まない
高くは望まない
それでも
追いかける夢が好き


野村さんの奥さんにはきちんと名前があるが「野村さんの奥さん」と呼ばれても野村さんの奥さんはあまり気にしない
野村さんの奥さんは決して「若奥さん」なんて呼ばれないことを知っているがそ ....
たださまようだけではなく
裸 なのだ
ただし
きらりんと光る瞳を持つ
裸の羊
 
裸のために役立たずと裸のために群から追われ
けれど裸のために僅かな陽射しにぬくもりに
狂喜する

 ....
とあるところに、<虹色の湖>があるのです
光の加減ではなくて
なんの具合なのか水の色が様々に変化して
それは汚染ではなくて
自然の現象なのですから
たくさんの観光客が見物に行くのです
から ....
{引用=ヒバリの声}

天気の良い休日
芝生に寝転がると
無造作に配置された
数基のパイロット・プラントに吹く潮風は
いつも違う声を響かせた

石炭液化システムは
あの頃の技術研究の ....
在るか無いかって言えば在る方の
宇宙の中の
ドーブツのなかの
冷たいドークツのなかの
ひとりの
おんなのこ

おんなのこはいつでも『無い方。』
もともと何にも無いから
寒くて、欲しく ....
夜がふけるとせいせいする

眠れない夜に
柵を飛び越えるのが
仕事なのだが
実にだるい

たまに
あまりにも真剣で
何百とジャンプを強いられ
数えるほうも大変だろうが
こっち ....
甘いものばかり味見してると、
人のせいにして、楽しようとしちゃいます。
それが癖になるのです。

意味のない会議はパワーを吸い取るのよ。
いけないわ。
いけないわ。

わたしの大好きな ....
1.
しってる あなた 
あなたじゃないの
いいよ べつにそのつもり
そのつもりなら もっといっぱい
うそついて
もっといっぱいうそつきすぎて
くるしくなって ねぇもがいてみせて
どき ....
窓辺にトックリバチが巣をつくった。
なめらかな曲線を持っていて、
微妙な色彩のだんだらで、
それは見事な造型だった。

だから毎日眺めていたのだけれど、
いつしか忘れてしまった。
役立つ ....
魚の形をした気球が彼方に見える
静かな世界だ
とても静かだ
ガラスの海が波打つが
その雫は丸い煌きの渦
手にとって覗く少年が
吸い込まれて行くのは仕方が無い

昼も夜も朝も

同じ ....
蜘蛛の巣が
空いっぱいにひろがるように
石炭運搬システムはかたちをととのえつつある

複雑にからまる配管
たちならぶタンクの密集する水処理システムは
巨大都市のように姿をあらわすはずだ
 ....
サイレンが変なメロディつけて鳴っていて
校舎の窓にほおづえついていると
校庭ペンギンが
横目でこっちを見てる気配
すべりだいの隣のやつ


昨日ノリちゃんが
すべりだいの時にパ ....
初めての男の子を
六ヶ月で持っていかれた母は
あらん限りの声を
張り上げ

それはどこまでも澄んだ
秋の青空に吸い込まれていった

その煙もやがて
秋の青空に吸い込まれていった
 ....
雨粒が頬に当たる
雨降りだな
目の前を通り過ぎた白いワゴン
その後を追うように
コンクリートの上を歩いた
すれ違う子が跳ねている
微笑ましいのも束の間で
僕の体はスキップ ....
夜の憂楽町線は
疲れたメガネの顔でいっぱいで
うんざりしていたら
隣に座っていた女の人が無言で泣いていた

女の人は下を向いていて
しゃにむに手で前髪をすいている
耳をすますとポツ ポツ ....
やもりが小さく這っていた
指を噛み
においをつけて
私たちの行為が終わる
しみったれた青春の木造二階建て
隣の人は今日も家にいる
ラジオのニュースが空に流れていく
株価の変動は関係ないと ....
トビウオがサンマの仲間であるのと同じくらい
パラシュートはビニール傘の仲間であるので
空から降ってふわりと揺れる君の昨日のことばと
肌を冷やす冬の雨を避ける僕のかなしみとは
そんなに変わらない ....
栄太郎君
祐介ちゃん
宏さん
敏郎君
智明君
千秋ちゃん



雨の中に
町がいた

祭囃子 ....
パンは太るので母親がしきりに食えとうるさい。
ぼかあパン職人であってパン食ではない。
ぼかあトロッコが好きだ。



(まだぜんぜん夜やし(笑))



深夜四時の公園で
踊りの ....
妻よ
おまえが夜眠っているとき
味噌汁は走り出すのだ
家人が寝静まると
味噌汁はお椀にはいり
玄関からそっと抜け出し
町内を走り出す

味噌汁は走る
(けして薬罐が空を飛ぶのではなく ....
なみだがおっこちては
とろん という
あなたの肌はボウルみたく
まるで生たまごみたくそれを
ぜんぶ捕らえてしまう
だから
抱きしめられると泣いてしまうのかな


からだがぽかぽかにな ....
雪降るとき
すぐに白い絨毯になるわけではなく
まず初めに 
とけってしまった
雪が地面を覆い
それからやっと
白い雪が 積もってくる

水になってしまった雪のためにも
綺麗な雪になろ ....
凪沙の歌


ぱぱ
ぱぱはきのうおそくにかえってきましたか
あたしとままがねてるおふとんのよこに
もうふだけおしいれからだして
おきがえもしないでねましたか

ぱぱ
ぱぱはきのうば ....
エミリー
あなたと最初に出会ったのは羊水の中
あなたは何も言わず
私を蹴って押し出してくれました
あなたはそれっきりそのままで
難産だったと語る母にあなたのことを訊いてみたのです ....
六月の空を見上げると
白い雲が流れていく
「思ひ煩ふな
空飛ぶ鳥を見よ
播かず刈らず蔵に収めず」

人にあい人とかたることにつかれ
郊外の家にひっそりとこもり
目をとじると
さびしそ ....
   
笑顔は
その下の無数の筋繊維と毛細血管だけじゃなく
いろんなことも隠してくれているようだ

第二製鋼所もとうとう夜間休止だという朝でも
工長のおっちゃんはいつもの調子で
次の夜に ....
たもつさんの自由詩おすすめリスト(3309)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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思ひ煩ふな空飛ぶ鳥を- 狸亭自由詩803-11-24
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