すべてのおすすめ
裏庭のトマトをもぐようにわたしはわたしになまえを
いくつもつける
(たとえばフランチェスカ、など)
そこにいるわたしテーブルのうえのわたし
わたしがすでにいないところにいるわたし
テーブルの ....
ぼくの名前は秒針
チッチッチッチッと音を鳴らして
0秒から59秒まで
時間を知らせるのがぼくの存在
ぼくはある待合室の掛け時計の中にいた
ぼくのことを見詰めている
ひとりの女の子が居た ....
簡単に分け与えた
朝を隔てて越えるもの
下向きになって思う空気は
まだ近く 目の中で止まらせたままの
駅の中で
何も 言えないほどには
透き通っていた
その時間僕達の足が
誰かと ....
ハピネス。
幸せについて語ろうとすれば
それは光のように輪郭をなぞって透けていく
影はすべて
光を雄弁に語るハピネス。
流れ、を捉えることが難しいのと同じくらいに
私たちが生き残るのは ....
冬の間に完成された景色は
硝子瓶に詰められてきらきらしていた
細やかなバランスをとって
その中を動くものはなかった二月
桜は荘厳に咲いて
壮麗に散って
始まる年ごと ....
わたし
ごくつぶしの耳鳴り芳一と
反転した橋の下
こうもりみたいな夜を過ごす
森の、もっと森の方
ただのニレだったという屍が
糸を引いて地面に伏せるまでの時 ....
窓を開けてテルヒコが部屋へ入ってきた
アキヒコと名乗りわたしのベッドにもぐり込む
夜は深く闇の中で身をこわばらせるわたしの隣で眠るアキヒコ
焦げ臭さとほこりっぽさがわたしのベッドを焦がす
....
私が小さな頃、ママが作ってくれたキャベツいっぱいのチキンヌードゥルスウプ。それは簡単なインスタントスウプでパッケージには英語でテイストグットって書いてあった。もう、ママもそのインスタントスウプも見当 ....
大好きなあの娘から
着信がありました
何度も何度も呼びかけて
夢にまで見た後に
朝起きると
たった一件だけありました
僕は君に会いたい
君はどんなつもりでかけてきたのでしょう ....
たもつさんの自由詩おすすめリスト
(3309)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
テーブルのうえのフランチェスカ
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なを
自由詩
32
03-6-18
精神科の待合室でのつまらない妄想。(千葉県民の会で朗読したや ...
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よだかい ...
自由詩
16
03-5-21
恐竜の背中のカーブ
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合耕
自由詩
5
03-5-13
ハピネス
-
いとう
自由詩
57
03-5-12
キラメキ
-
マッドビ ...
自由詩
3
03-5-6
ニレ
-
嘉村奈緒
自由詩
13
03-4-19
『カナリヤのテルヒコ_2003』
-
川村 透
自由詩
4+
03-4-11
Is_it_good_or_not?
-
芳賀梨花 ...
自由詩
10*
03-4-11
電話
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shin
自由詩
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