それは既存のゆうやけセット
乾 加津也

鉄の貴婦人 を かけのぼる噴水 に 弓なりの

  怪 人 の 炎 上
        炎 上
        炎、上は舞い・デ・繰りひろげまショー

  円形劇場も わけ、いって
それから既存に襲われる
( 「キゾン」、・デ・ナク、「キソン」、トヨン・デ・アカルeよ
移動性高気圧が、巨大砂漠にドドン

 空 砲

・デ・予約席オッケー( つまりはリザーブってことね
あちらのアロワナさま・デ・は絶縁リップは作れません
              絶縁リップは 怪人を炎、上させ
               ( それも円卓一輪挿しの比喩なの・デ・すから

              か、けのぼる噴水に
ゆうやけ、かぶ、せて 空砲よろしく ¥
未聞の怪人炎、上して、も
 きょうだから こやけ
 あしたもね  こみけ
 きっとだ、よって これ
半券(チケット)なの・デ・ショーか

( 歌舞伎座裏手に敷きつめた
  アララ星人 只今
  ワンサカ娘と 炎、上中
  question of them


自由詩 それは既存のゆうやけセット Copyright 乾 加津也 2010-09-15 22:13:21
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