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きのう
夢の中で
誰かが死んだでしょう?
ボクの夢の中で
毎日
誰かが死んでいく
君はそのことを知っている
それは
君が仕組んだことなの?と
おそるおそる聞いてみる
ひ・み・つ ....
重爆撃機 が 胎児 を 投下する。
絨毯爆撃 される 肉塊 は、
思い思い の 姿勢 で 重力 に 従い
従順 に 自然落下 する。
透き通る 空間 に 散りばめられた 有機物 の 群れ。
....
さっきモナリザを見た、よ。
電信柱のかげから出合いがしらに
公園でクサダさんが倒れていたっ、て
ケエドオミャクが切れていたっ、て
画布はナナメに(そう、もちろん)引き裂かれてい ....
ぼくは詩人
1つのものを
いろいろと考えることは
自分自身を映しだすものかもしれない
今日もまた
朝の散歩に出かけた
青く澄みきった空
綿あめみたいな白い雲
ぼくは ....
はたらくことが だいじである
おかねをかせぐのが 基本です
生活のリズムを 見きわめましょう
最後は たったひとりで死にますから
これで墓でも いや詩集でも買ってください
ぐでんぐでんに酔って
ゔえええええええええ
みんな吐きだしてしまったから
もう詩はかけないよ あんた
よかったね
在る
始まって以来続いてきて
この枝の伸びやかな道道に
茂る葉の呼吸は瑞瑞しい
それも
小雪のちらつく昨夜の雲上の月も
陽炎のゆらめく送り火も
私を育ててくれる花娘
季節の ....
あさまだきかわぎしの
いしをひろってなげた
うすくきられたみずに
えせおとこのまがおを
おそるおそるうつした
ぼくは詩人
自分の気持ちに正直に
なるべくそのままを伝えたい
それはぼくの信念
それはみんなへの信頼
今日もまた
朝の散歩をしていると
登校途中の少年に出会った
うつむ ....
ぼくは詩人
詩を作ることを大切に
人とともに感じることを尊重する
それはぼくの愛情
それはみんなへの友情
今日もまた
朝の散歩をしていると
画家に出会った
目の前の風景 ....
ぼくは詩人
詩を作りたいがために
心の中に潜り込みたいがために
誠意を尽くす
それはぼくの光
それはみんなへの輝き
今日もまた
朝の散歩をしていたら
道の真ん中に1匹のネコ ....
ぼくは詩人
詩人であることに
プライドがあるわけでもない
それはぼくの情熱
それはみんなへの激励
今日もまた
朝の散歩をしていたら
老人に出会った
老人はぼくを見て
....
{引用=こづきまわしていた犬が、ラリルレ感情を剥き出しにし
発狂してしまった(仮に彼をビタミンZとしよう)
良く晴れた日、
ベランダで汚れた靴を洗っていた僕を
ビタミンZは後ろから突き落と ....
きみがきみを吐きだそうと くるしむあいだ
ぼくにできることは 背中をさすってあげることくらい
うすい膜にくるまれて 吐きだされたきみが
またつぎのじぶんをは吐きだそうと のたうちだしても
ぼく ....
ぼくは詩人
心で感じとる感性を頼りに
いつも新しいものを模索する
それはぼくの発見
それはみんなへの出会い
星の世界
1つ1つの星が放つ光が無数に集まる
光が集う
未来に向かっ ....
ぼくは詩人
詩になるものを綺麗に
そして美しく表現することに
努力を惜しまない
それはぼくの熱意
それはみんなへの満足
道ばたに咲いている花を見る
そこには1つの詩がたたずんでい ....
ぼくは詩人
あらゆるものを感じ
それを言葉に変えていく
それがぼくのぼくとしての使命
たとえば森の中
その茂った緑の中にある明るさ
それは光
ぼくを包むやさしい空気
そ ....
ぼくは詩人
綺麗な詩をいくつも創りだし
その詩をみんなの心の中に奏でることに
なんの苦労もない
それは自分の楽しみ
それはみんなへの喜び
今日もまた
朝の散歩をしていたら
....
低く
飛び出すことだけが
あの夏のまぶしさ
クラウチング
ゴール
そこにあるものを
めざせ
めざして
響く
号砲が
おわりのはじまり
まっすぐ
飛び込むことだけ ....
わさえ
にすんいりん
ぬさえ
のまた
のさのさ
げんせんじょうどん
いでんひがすん
すばさ
のさのさ
わんさちどさけさ
どさけさ
....
なまぬるい水道水がでてくるように
母の
セリフめいた会話にみえかくれするようになったやさしさ
ささくれ
父の所在
定点カメラから送られてくる映像
兄弟のマグあるいは祖母のゆのみ
あるいは ....
ひどく
歪んでいる
貴方は
ひどく
死を
嫌う
から
私の前にある
この
なんなのか
鼻を衝く
ひどく
掻き乱す臭い
胞子が粘つく
気怠い
肉体が億劫で
とにか ....
地中海といえど
地中に海はなかった
あるのは焚き火の跡のみ
煙は方角を知らない
はにかみながら
風の渦に飲み込まれる
まるでそこに
海があるように
飲み込まれてしまう
ジョンガリアーノは囚人のために服を作った。
サーカスで焼け死んだライオンの葬儀と称して
ズボンには、尻尾が縫い付けられていた。
彼らは看守がやってくると尻尾を揺らした。
すばやく振ったつも ....
路地裏の台所
いつも泣きながら言い訳を調理する
どこに傾いても、コンセントに差し込む場所が見えないので
とりあえず玉ねぎを切っていた
ということにしてみたい
*
電子レンジに生 ....
まだ見たことのない
果実に境界線を張り
流漂する異国の砂漠
三日月が蒼く涙する
空で暗雲が轟き裂けて
光速でかおるレモン
七月の雨上がりの午後/ 煮沸されるコンクリート
防水シートが波のようにうねり
ステンレスパラペットで囲われた放課後の屋上/ 脱皮するコンクリート
(目をつむって/ ....
病室前のバス停に
貼られた時刻表を覗き込み
金曜日には帰れるんだよ
お母さんが来てくれるんだよ
取ってあげたイチゴのへたを
おはな、と言って微笑うのさ
....
いきなりは そこへ いけない
まよいながら ふみはずしつつ
やりそこなって とおくはずれ
ふんだりけったりで とことん
いきぬくことを ためらわない
なにもせずに なにもかんがえずに すこしずつ ほころびてゆくよ
おさけと せっくすと たばこと ぱちんこと ぱちすろと
ばいとのぐちと くるまに ばいく おんなじはなし おんなじはなし
くりかえ ....
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