すべてのおすすめ
雲ひとつない高笑い
真っ青な永久歯で
空は
高層ビルに喰らいついている

控えめな思い出し笑い
押しつけがましくない暖気で
光は
目抜き通りを撫でている

束の間の微笑み返し
 ....
緑の大地を二つに割る

空へと続く一本の道

芽生えた命が 時を知らせる

大地の空に雲の山々

恵みの雨を 雷と供に地に落とす

緑が深緑となり 時を知らせる

夕陽のオレン ....
無免許のレースクィーンに乗られる はらはらと舞うぼたん雪は

遺された女たちを労わるように包み込む。

「パーッパッパー。」と高らかになる霊柩車のクラクション。

それは多分

物言わぬ父が告げたさようなら。

白 ....
      ゆきのひつじが  
      はらはらと 
      いっぴき、にひき
      ねむれぬよるに
      ふりつもる
      はるをまって
      ....
「非常ベルが鳴らしてみたかった」と、
その男の子は 泣きながら
お巡りさんに謝っていた


毎朝電車は ラッシュを呑み込むと 靴の群れを吐き出す
腕時計の長針先より 先にスマホ
 ....
僕のオペレーティングシステム上では
翻訳されがたい世界や言語

壁伝いに手探りで歩いて行ければ
いつか切れ目にゆきあうだろう

なにかが融合するところまでは歩かなければならない
信号も横 ....
偶然昔通っていた
職場から自宅への帰り道に合流する
そこは堤防沿いの道だから
明かりもなくて真っ暗で
よく夜空を見上げながら
自転車ですいすい帰っていたのを思いだす

今も変わらず何かに ....
温かな人肌が

冷たく・硬くなっても

置いた手の感覚が無くなりそうになっても

その場から離れることは出来ない・・・・。

(あったかいなあ。お父ちゃん・・・・あったかいなあ・・・・ ....
僕らはみんな
夜を歩く

昼よりもっと夜を歩く

昼は明るすぎて
みんな無くなってしまう
夜 月明かりがちょうど良い
みんなもよく見える
君の顔はよく見えない
でもそれはそれで良い ....
(言葉の意味を失っても僕たちは生きられるだろうか。)

フォアグラの味を覚えて
肥満鴨の生涯を忘れるみたいに
受け止められない感情を前に
そっと目蓋を閉じる

高級な言葉を奥歯で噛み締め ....
炊飯ジャーのアラームが鳴る
私は手を洗う
冷蔵庫から卵を取り出し
賞味期限を確認
茶碗のふちとかちあわせ
割れない程度にヒビを入れる
握りつぶしてしまわぬように
卵を割り茶碗の中へ
菜 ....
冬の雨に思い出す

紺とグレーの暗い空

渋滞とテールランプの赤

坂道がストリートを串刺ししている

フィッシュ&チップス食べきれない

島みたいな森みたいなところにある友人宅に ....
開かれた扉と
銀の台に置かれた白い破片。

崩れながらも形を残すそれは
熱い熱いと焼かれていった
愛する父の姿であります。

「お父ちゃん、お帰り・・・・。熱かったねえ・・・・。」

 ....
 洋子は旅立った
 蛍光グリーン一色ビシギメ
 聖子ちゃんカット逆風になびかせ
 ラメの瞼で睨みをきかせば
 誰もが慄き道を開ける
 (くそ親父のラジカセくそ重いし)

 ハラジュクにた ....
春になれば咲く
桜の花弁はちょうど五枚
最初の言葉で
占う結果は
決まってしまうから
だから
色とりどりの紙を並べて
千になるまで鶴を折って
祈る時は
涙をこぼしながら
私ひと ....
       かくしてください
       さみしさが襲います
       昼と夜との狭間から
       からだと毛布のすき間から
       飲み終えたコーヒーカッ ....
またたくまのすれちがいざま

運転席に乗るドライバーよりも
車の助手席に乗せられた
大きなクマのぬいぐるみは
何も話したくない
少し怒っているようで
私は立ち止まって振り返り
走り去る ....
天が地を柔和に踏みつけると
アラユル路が神経回路としての機能を失った
メケ 限りない劣情に踊る旗
標識たちは無言で主張するそれは真っ当なことだろう
生きている人にとって生きていると言うことぐら ....
見たか?

見た見た!

聞いたか?

聞いた聞いた!

それで どう思う?

ま ここは
見なっかったこと 
聞かなかったことにして…
雪の瞳に映るのは
軽やかな窓
音もなく降る白い彼方の光


   ひとつの塔に夜明けが訪れた
   沈黙はただ安らぎであるかのように
   いつか鳴る(それは予感めいた)鐘の響きを待って ....
インフルエンザが流行り出すと
白いマスクが 飛ぶように売れる
ウイルスに感染しないため、
みんながみんなでしたがるマスク
唇から 漏れるイントネーション
頭も つられて 上がったり ....
      毎朝冷たい風に吹かれながら
      洗濯物を干すその手は
      ひどくかさつき荒れていた
      誰よりも早く起き
      米を研ぎ、味噌汁をつく ....
     家が死んだ
     広い庭に大きな木のある
     昔ながらの家だった
     縁側のあった家は壊され
     大きな木はどこかへ運ばれた
     乾かす洗濯物も ....
骨だけになった 樹の群れは
古い写真の中で 諦めている時計に似て
遅れていく時刻 ついさっきまで耀いていた
枝の露は 跡形もなく消えた


誰かからの便りを 待っている
いつか訪れる ....
少しかけているところが
私たちあるみたいね

よくよく見るとね
かけているところ
ほんとうは
かけているんじゃなくて
割れたみたいなの

ひっつけるとピッタリ合うの
素敵で ....
一重の瞼のその奥の
瞳に映る景色は
美しいでしょうか
その中に私
映っていいのでしょうか

まるで毒を飲んでしまったようです
幾分前から苦しいのです
でもこそばゆくて
心地いいのかも ....
 
羽根がはえたかと思ったんだ

ダウンジャケットのだったんだけどさ

けどね、ちょっと、ちょっとだけだけど空を飛ぼうなんて思ったんだ



 
ウイルスのせいだ支配者が宿題を忘れている 十億年先は間違いなく未来だ
十秒先も

十光年先は間違いなく未来だ
十ミリ先も 

間違いなく
光は届く
例え
千を千乗した先の
未来や
暗闇にも
光を放つ
星やそれよりも小 ....
夏美かをるさんの自由詩おすすめリスト(7322)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬_午前11時30分_快晴- nonya自由詩16*15-1-24
北の大地- 佐白光自由詩1*15-1-24
無免許のレースクィーンに乗られる- 北大路京 ...自由詩415-1-24
お見送り。- 梓ゆい自由詩215-1-23
ゆきひつじ- 石田とわ自由詩13*15-1-23
麻痺する指先- 為平 澪自由詩11*15-1-23
マイOS- 梅昆布茶自由詩1415-1-23
帰り道- 灰泥軽茶自由詩515-1-23
ひとねむり。- 梓ゆい自由詩215-1-23
手のひらをお月様に- 瑞海自由詩4*15-1-23
行儀のよい命- 衣 ミコ自由詩515-1-22
永遠- やまうち ...自由詩4*15-1-22
シアトルで待っている- 吉岡ペペ ...自由詩315-1-22
白い破片。- 梓ゆい自由詩215-1-22
恵女羅流怒・洋子- 平瀬たか ...自由詩8*15-1-22
明日のことなど- 衣 ミコ自由詩4*15-1-22
眠りのなかへ- 石田とわ自由詩11*15-1-22
ぬいぐるみ- 灰泥軽茶自由詩1015-1-22
メケ- ただのみ ...自由詩12*15-1-21
日光三猿- イナエ自由詩10*15-1-21
雪の瞳に映るのは- 石瀬琳々自由詩9*15-1-21
マスク- 為平 澪自由詩8*15-1-20
紡ぐ日々- 石田とわ自由詩17*15-1-20
ひとり陽だまり- 石田とわ自由詩10*15-1-20
囲炉裏の上- 藤原絵理 ...自由詩715-1-19
かけていること- 瑞海自由詩6*15-1-19
一重の瞼- 瑞海自由詩7*15-1-19
空を- 殿上 童自由詩15*15-1-19
ウイルスのせいだ支配者が宿題を忘れている- 北大路京 ...自由詩415-1-19
開け放ちながら未来を物語るように- rabbitfighte ...自由詩215-1-18

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245