すべてのおすすめ
夢精の度に水子供養
妊娠すると涙もろくなる
涙腺は加速する
幼児虐待のニュースが目に入り
頭が痛くなるほど 泣いた
悲しい世の中は終わらない
養子問題のニュースが目に入り
身勝手な ....
幼稚園の豆まきでは
殻付きピーナッツと一緒に
キャンディーやチョコ玉や
たまにチロルチョコなんかも混ぜて
撒いてくれるので
鬼のお面をつけた子どもたちが
懸命にそれを拾うという
奇妙な光 ....
葉は鎧のように
厚く
隙なく密生し
足元を覆い隠して
無防備な細い茎は
強情な決意のように屹立し
その上に僅かにうつむいて
そう 基本姿勢は
あくまで謙虚に
だけど譲れない
....
猫になりたい
すまして本を読む
あなたの足もとでじゃれつきたい
猫になりたい
そのページをたどる指先で
やさしくのどを撫でて欲しい
猫になりたい
こんなに寒い冬の日は
あなたと ....
ニチギメ 節分祭のおしらせ
本日の日付で投稿された作品のうち、
五七五の浮かんだ 作品についてのみ
ポイントなしで コメントさせていただきます。
きまぐれにおこないますので
何粒の ....
娘の反抗期も
そろそろ終わりかなあと
やれやれと思う反面
なんだかそれはそれで
一抹のさみしさもあり
手放した自覚もなく
ああ、季節というものは
こんな風に過ぎてゆくものなんだと思う
....
恋は青短、赤短、猪鹿蝶
こいこい こいこい! こいこい!!
あっ、やっぱ親(彼女)はつぇーや
誰がこまどり殺したの
そう問うてみても
こたえはなかった
誰もおぼえていないのだ
すずめも 雄牛も ヤマバトさえも
夏祭り
遠くに母を見つけて
手を降ったあなた
振り袖で
回 ....
夕暮れが近づき
わたしの中に霧が生まれると
過去は砂糖菓子に姿を変えて
死者の日の祭りの喧騒へと
まぎれこんでしまった
何もかもが冷たく静かだ
退屈したわたしは
自分の隙をついて
....
ネット詩人とバカ親は
恥ずかしいことを
臆面もなく出来るという点で
似たところが多い
そのひとつがキラキラネームだ
てめえは気に入って付けてんのかも知れないが
宝塚の月組じゃねえんだよ
....
穏やかで笑顔を絶やさない
優しい人は
素敵な人でしょう
でも
人生には
笑ってばかりはいられません
自己を守る戦い
家族を守る戦い
自由を守る戦い
平和を守る戦い
異国の少女の瞳のよう 青く澄み
だが雲はお構いなしに夢の中の鰐だ
純白に生れ落ち
気まぐれな冬の微笑みにほだされる
だが夜には冷たくあしらわれ
朝には固く汚れた肢体を通りに ....
鼻毛だけ切るつもりだった
つよいということは
ただしっかりではないこと
しなやかにうつくしく
じゅうなんであること
そしてやさしくかしこくあること
あなたがおしえてくれた
幸福は、煙のようなもの
しゅるる…と宙に消えては
ほら
気づけばそこに、漂っている
白隠禅師が、墨で描いた
手のひらの絵が
硝子ケースの外に立つ、僕に
語りかけた
(両手を打つと、音は鳴る
片手で音は、どうすれば鳴る?)
姿の無い白隠禅師が問うので
硝子ケース ....
生きるためにふんずける
昨日の自分を
ふまれたらふみかえす
明日の自分を
影がうすくなって
ひとは大人しくなるようです
年月は目にみえないというけど
あなたの影もだいぶ薄いで ....
妻が一歳の周をつれて
立ち寄った鎌倉の教会に、入ると
お告げの鐘は、夕焼け空に響き渡り――
グレーのベールを被った修道女等は
晩の聖歌を歌い始める
祭壇に姿を現したのは
私達に ....
いちごをひとつ
妹のいちごパフェにのせる姉
それは僕の役だったのに
知らなかったよ
いつのまに
大人になったの
少し
さびしく
それより少し
....
眠りは死の子ども
一日一日
気づかないうちに大きくなって
やがてぼくと等身大になると
目覚めることがなくなるのだろう
いつその日が来るかわからない
いつそうなってもいいという
準 ....
うつ病のひょっとこ
暗い目
マジ過ぎて笑える
面白い顔で
沈鬱な表情
文句なく笑える
「笑っちゃいけない」
お行儀いい人は言うけど
笑えちゃうんだからしかたない
偽善 ....
夕陽のあたる湊町
古い煉瓦の倉庫街
漂うあの歌 あの旋律は
港の悲しいエレジーで
昔の俺(おい)らの子守歌
港近くの襤褸アパートで
親父も知らずに育った俺(おい)ら
酒場の女のお袋は ....
大根をすりながら、君が笑う・・・・。
好物の蕎麦を茹でて
かつおだしのつゆを、ほんの少し味見をして
君が笑う・・・・。
「冷やしは、二玉いける!。」
ざるの上に海苔を散ら ....
ゴメンで済む社会にして警察をなくします
消耗品リストを
作成しました
エクセルで
ボールペン
メモ帳
コピー用紙
ホチキスの針
ふと
私は手を止めて
愛は
消耗品ですか
ボールペンも
コピー用紙も
....
いちばん最初についた嘘は
「ぼくはぬすんでない」だった
そこから始まるドミノ倒し
躓きなんてそんなものだ
大きな嘘に小さな嘘
許される嘘と許されぬ嘘
嘘で生きている奴らと
嘘に生 ....
うつくしく帰れ、と
はかない願いを込めた
ささやかな窓辺は
永遠に失われない
ただし、代償はある
例えばそれは
老いる瞳
例えばそれは
老いる瞳の中の
いつわらざる面 ....
君のつけた傷跡に、熱のような冷徹さで焼き付けてしまおう。
痺れる痛みが駆け巡り、完治するまで止めどなく、どうしようもなく、甘美で。
きがついたら、再発してしまう、性質の悪い感染症。
その苦しさは ....
虫歯を気合で治そうとしている
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