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最初の一滴が流れを作り

川になり海へ渡る

僕はいつも想う

たとえそれが悔し涙であっても必ず報われると
露天風呂に
注がれる湯を見ていた

細い竹筒を通って
それは 私のいる場所へと
落ちてくる
水面に触れるだけで 
透明だった湯は
たちどころに白く濁る

真暗闇なのに
ほのかに明 ....
私がもしも
粒子になったら
あなたのところに飛んでいこう
私が
私とわからない
でも
あなたはわかってくれる

(ご遺体の損傷がひどく
(確認にはずいぶん 時間がかかりました
(カ ....
そうそう こんな夜はないだろう
私は おえつを漏らしながら泣く
私のかたわらには夫
私の夫はテレビを見る
私のもの言わぬ夫

そうそう こんな夜はないだろう
私は おえつを漏らし泣く
 ....
見失った自分が扱いづらい 街が 色とりどりに装飾された季節 
いつの間にか 心は踊り ざわざわして
気がつけば はじまりは訪れる


思いはたくさんあるけれど
うまく言葉にできなくて
伝えたい事も 話せないま ....
最初は無骨で地味で
冴えない靴だと思った

わずかに白い糸の縫製が丁寧であること
靴紐の穴が登山靴風に六角の鋲が打ってあってしっかりした外観なのと
黒地に白いソールのアクセントのバランスがよ ....
 
 手紙を書こう
 愛する人へ向けて

 触れる度に傷つけるような
 そんな接し方しか
 出来なくても

 言葉と空間を介してなら
 紙というフィルターを通してなら
 少しは、あ ....
土に還れない落ち葉は
一枚一枚
くっきりと形をとどめたまま
美しい標本のように
雨の舗道に貼りついて


幾度も
踏みしだかれ
やがて晴れた日の
風に
粉末となって
舞い上がる
   
たたかれても 怖がられても
一日中笑顔で過ごす 
他には表情が無いから

人間と同じ姿に作られて
どこで間違ったか
喜怒哀楽が有るように錯覚されて

人と遊びたいとも思わない ....
久しぶりに、いよちゃんに会ったら、前歯が1本なくなっていた。笑ったとき、いたずらっぽくみえる。
乳歯が抜けかかっていたのを、えいやっと自分で抜いてしまったらしい。それを見て母親はびっくりしたと話して ....
責めてはいけない

倦怠を背負い 今だけと 撫でる明るめの色の心を

いつだって 怠けている訳ではない

責めてはいけない

私は今もミジンマジメで 責めようと時間を行き来する

 ....
雨が窓を叩いてる
風が夜をかきまぜている

遠いところから
押し寄せてくる
怖い記憶に
目を覚ます

かたわらに幼子がいた頃は
守らねばという決意が
こんな時私の背筋を支え
薄闇 ....
愛とか
愛に似たものとか
愛と呼びたいものとか
愛したいものとか
愛しても届かないものとか
愛したらいつか届くんじゃないかと思うものとか
付箋をつけた愛とか
血糊みたいにべっとりした愛と ....
夫婦漫才で笑えない心になっている 輝く雲の湧きあがる空の果て
若者の最期は誰にも見届けられない
彼は太陽をその目に捉えて
振り返った時には姿を消していたのだ
母は名を呼び続け
長の年月探し続けたが
父は真新しい墓へ参る度に ....
懐かしいな
東京の音大に勉強しにいっていた 高3の夏

でも色々悩んで 両親とけんかして 話し合って
結局こちらの大学へ行くことになって

あの時 もし東京に行っていたら 
違う人生にな ....
今朝は 静かな死
白樺の裸体 霧の
視神経 晩秋の匂い

  目減りした水瓶に落とす
  賽の河原の石のくぐもり
  陽射しはそっと後ずさる 

魂のほころびから
黄泉の調べ ....
朝霧の中、銀色の竪琴を持つ者は歌うでしょう。
森の教会に昇りかけの太陽を見る者は、笑顔で挨拶を交わすでしょう。
今日という日の訪れに、新たな希望を見出す者は、
竪琴の伴奏に歌う野鳥の姿をも見 ....
僕の胸に手を乗せ トントン・・・と

まるで心臓の鼓動と共鳴するような

優しいリズムが心を和ませる

微かな記憶 おやすみの挨拶
胃袋に詰めこむものは
ジャンクであれば、あるほどいい
水分ですべてを流しこめば
震える指をのどの奥に

便器にかじりつくように
ひざまずいて
溢れ出る吐瀉物に
願いを託す
ちいさくな ....
彼岸花 ?

猫に噛まれそうになって 怖かったの?
そんなに真っ白になって
無邪気なあのこの手が触れたから
あのこの肌の色をうつしたの?
誰かの不幸を嘆きすぎて
熱い血潮を欲しがるかなた ....
ツッコまれずに納得されている 今はもう(夢の時間)になった、十代の頃。  
ほんとうの道を、求めていた。  
敷かれたレールを、嫌がった。  

思えばずいぶん、{ルビ躓=つまづ}いた。  
人並に苦汁を飲み、辛酸も舐め ....
一日分の答え合わせは
いつも寝床の中
模範解答のような布団に
やんわりと挟まれて
たいていが正しくない僕は
自分にバッテンをつけては
寝返りを打つ
寝返りを打つ
寝返りを打つ

 ....
優しさは難しい・・・思いやりがある筈なのに

傷つけたり 惑わしたり 疑わせたり

だけど その思いやりを気付いて

優しさと感じる貴方が優しいんだね
通り縋りの街に
何処か懐かしさを覚えて

忘れていた記憶を思い出そうとする
ふと浮かんだ笑顔に
少し胸が痛くなるけれど
明日のお天気のことを考えてみよう

幸せは無味無臭だから
気づ ....
                 
紅葉した山腹に 村落が置き去りになって
その上空を横切る高速道路を車が飛んで行く
山に張り付いた林道が村落から延びて
水筒を肩からたすきに掛けた男が一人登っ ....
いきぎれ
しそうな予感は
いきている
最中には 何度かあるものだ
あかぎれ
とは 苦しさの温度が別物で
薬草を塗っても
それは
しずまらない

いきぎれ
とは もしかしたら
生 ....
父失った子が母親によしよししている
夏美かをるさんの自由詩おすすめリスト(7322)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひとしずく__〜四つの行詩より〜- 龍九音自由詩2*13-11-9
白骨の湯- そらの珊 ...自由詩1113-11-9
カナリアの唄- umineko自由詩10*13-11-9
私の夫- 小川麻由 ...自由詩3*13-11-9
見失った自分が扱いづらい- 北大路京 ...自由詩513-11-8
うまく言葉にできなくて- 葉月桜子自由詩6*13-11-8
靴のはなし- 梅昆布茶自由詩1113-11-8
手紙を書こう- まーつん自由詩11*13-11-8
蝶になる日- Lucy自由詩24+*13-11-8
アクトロイドの愛- イナエ自由詩9*13-11-8
ガラス玉遊戯- yo-yo自由詩10*13-11-8
大丈夫- 朝焼彩茜 ...自由詩13*13-11-8
窓を叩く雨- Lucy自由詩19*13-11-8
Lover,Lover,Lover- そらの珊 ...自由詩15*13-11-8
夫婦漫才で笑えない心になっている- 北大路京 ...自由詩313-11-7
R_- salco自由詩1013-11-7
もしも_あの時…- 葉月桜子自由詩3*13-11-7
死情- ただのみ ...自由詩17*13-11-7
朝のひと時- ヒヤシン ...自由詩8*13-11-7
おやすみの挨拶- 龍九音自由詩1*13-11-7
ちいさくなりたい- 茜井こと ...自由詩4*13-11-7
彼岸花_- bookofheaven自由詩4*13-11-7
ツッコまれずに納得されている- 北大路京 ...自由詩613-11-6
無人駅にて__- 服部 剛自由詩11*13-11-6
答え合わせ- nonya自由詩20*13-11-6
優しさ__〜四つの行詩より〜- 龍九音自由詩3*13-11-6
【_凪_】- 泡沫恋歌自由詩21*13-11-6
亡き従兄弟に捧げる- イナエ自由詩7*13-11-6
いきぎれ- そらの珊 ...自由詩1113-11-6
父失った子が母親によしよししている- 北大路京 ...自由詩413-11-5

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