すべてのおすすめ
怖くていい
恥ずかしくていい


怖くてもいい
恥ずかしくてもいい


怖がりながらでもいい
恥ずかしながらでもいい


怖がりのままでもいい
恥ずかしがりのままでもいい
 ....
10秒で書く詩もあれば
10年かけて書く詩もある


10秒で届く詩もあれば
10年かけて届く詩もある


時間の長短は
内容と比例しない



10秒で書ける詩もあれば ....
新聞の死亡欄に小さく載りたい
葬儀の予定など一切無しで
ほんの数えるほどの文字
ひとつの死 ひとつの終わり
シンプルで飾りのない
わたしの死 わたしの終わり
事実だけが落ちている


 ....
美女と母の胸


人間にきわめてよく似た
いや 人間以上に人間らしい美女が
幼児Aに「カワイイネ」と言ってキスした
彼は大声で泣き出し母の胸に顔を隠す 

きれいなお姉さんにキスされて ....
嬉しいとき

悲しいとき

歌がある
一緒に過ごす歌がある

寂しいとき

楽しいとき

歌がある
一緒に寄り添う歌がある

歌が失われるほどの
深い心 ....
予想を遥かに上回り
伸び過ぎて
手に負えないほど
細い支柱に幾重にも絡まった蔓を
所々自分で縛った紐をほどきながら
根気よくはずしていった

はじめは
知恵の輪をはずすようで
楽しか ....
深井戸を掘り水脈を探り当て
始原の意味を飲み干そうとする

ひそかにかくしもっている消しゴムで
日々の痕跡を抹消してゆく

整理できないものを片付けてゆく生活
アクチュアルな墜落が気持良 ....
過疎化が進むと
大型連休時には
BIGドーナツが 形成されるらしい

まことしやかに噂された
コンクリート・ジャングル

隙間風に 項垂れながら
歩く 人影も
まばらになった
 ....
それは普通の文庫本
短い外国の話しがたくさん綴られていて
あまりよくわからないのだけれど
親しげな笑み
お話しが終わる頃には眠たくて
眠たくてうっすらあける瞼
文庫本のページをめくるたびに ....
冷たい夜に
悲しい言葉が一つ
私の身に落ちて
もう途方に暮れる
気分でありました

静かな街に覆われて
1人彷徨っていた
午前2時のことでありました

憂いの言葉は
具現化す ....
全ては言葉で始まるのかな。


ものは言葉で存在し言葉で言えないものは存在しない・

絵にかけなくても言葉になって、人の間を漂って・

人の気持ちも言葉になって、言葉が無ければ気持ちも無 ....
 
勝たなくていい

負けなくていい

それで、いい



 
虫の音が止んだ
誰かが あたしの名を呼んだ
そんな気がして 振り返る
杉木立の陰から 雌鹿の目が見ている


闇の中に去っていく人に
かける言葉は いつも
木枯らしに引き摺られて  ....
本当は白菜が食べたいだけ
白菜ペロペロ剥いて
ザクザク心地よい
鍋の中で揺れる匂いがふふっ
昆布が寝てる
水炊きポン酢
鶏肉豆腐糸蒟蒻
コトコト揺れる湯気が出る
私の中で揺れる匂いでふ ....
充たされれば
終わりだった
たとえば

クリームシチュー
何度も
おかわりしたあとの

認めあえば
終わりだった
そうだね

私の
たとえば
爪の先まで

あなたで充ち ....
閉め切った窓のすき間を
すり抜けた時報のチャイムが
昼寝のベッドへ潜り込み
勝者を確信していた私の手が
上げられる前に目を覚まさせる
惜しいことをした

確かに戦っていたのだ
始め ....
秋の星々が
流星群の雨を降らし
銀の月が笑った

そうだ…
今夜は豊穣を享受する秋祭り

背中のネジも今夜は外そう
縄張りも
地位という幻想も
何もかもを捨てて
螺旋の踊りを舞い ....
身に着けていた
葉っぱほとんどなくして
ぶるぶる震えている木々を
笑えない気持ちでみているわたし

がんばっちゃうんだよね
流されちゃうんだよ
どうやったって

風は
すかれたり嫌 ....
月は満面の白い笑み ピリッとして
私の耳 桜色でしょう
このままいつまでも夜道を辿って行きたい
ふたりの息が白く 交じり合う
それだって 初めてだから
私は精一杯 お人形のようにいい顔して  ....
夜全体が不気味な光を投げてくる  私の窓辺に晩秋の風がやってくる。
 あの山の麓の村にもそれは訪れただろうか。
 恋しくてたまらない。
 我が半身は今どこを旅しているのだろう。

 想像の翼を広げてみれば新たな地図が必要ら ....
すきなことをするつもりで
すきなことらしきことをした

自分の事なんてやっぱりわからない
きらいじゃない
なんて言葉がきらい

なにかと戦っているひとの本を
店員に隠れながら立ち読みを ....
もの言わぬピエタを前に
ぼくはすでに言葉を失っっていた

何を語ることもなく
鼓動だけはゆっくりと打ち続けていた

螺旋の彼方に消えて往ったおかあさん
ぼくは何かを伝えたかった
も ....
人は忙しい
食べなければならないし
時々泣かなければならない

すべてなげうって
頁のなかほどでずっと
うずくまっていられたら
どんなにいいかとも
思うけれど

ごめんね
もう行 ....
夜になるといつも
自分しかみえない
だからさみしくなるんだ

朝がくれば世界がみえる
だから歩きだすんだ

さみしい夜を
こえるために眠るんだね

なんのためになんて考えない
い ....
そして
翳りなく空はかがやきを増して
ゆくりなく月日をもちさる
あなたの舵でもって



トー
という音がきこえて
それは地鳴りのようでもあった
つられて飛びたつ鳥 ....
誰かを磔にしたまま錨は静かに沈む
 泥めく夢の奥深く月の眼裏火星の臓腑まで
黒々と千切られた花嫁が吹かぬ風に嬲られる
 カモメたちは歓喜と嘆きをただ一節で歌った
私刑による死刑のための詩形おま ....
万国旗は青い風にはたはた…揺れ
園児等が駆け回り、賑わう
秋の運動会。

染色体が人より一本多く
まだ歩かない周と、並んで坐る
パパの胸中を{ルビ過=よ}ぎる、問い。

――僕等はあわ ....
  



言葉を
全力で守る

シュプレヒコールを唱える事が
ハロウィンのパレードと
どれだけ同じに見えようと

発言するほど
唇寒く
弱点を突かれ
攻撃されることになる ....
手のひらに、
とぎれとぎれの物語がまじわるように、
とぎれとぎれの時間のなかを旅している。
風は、
私にまとわりつく
薄い襞を食んでいく。
一衣も纏わぬ身体になった私の心は、  ....
夏美かをるさんの自由詩おすすめリスト(7329)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
怖くて_恥ずかしくて_良い- komasen333自由詩3*15-11-12
10秒物と10年物- komasen333自由詩4*15-11-12
死亡欄- ただのみ ...自由詩22*15-11-11
美女と母の胸- イナエ自由詩10*15-11-11
歌があるということ- ……とあ ...自由詩415-11-10
晩秋のクレマチス- Lucy自由詩16*15-11-10
菌類図鑑- 梅昆布茶自由詩1515-11-10
都会に住む人は- 藤鈴呼自由詩8*15-11-10
宵闇文庫- 灰泥軽茶自由詩815-11-10
流星群- 瑞海自由詩7*15-11-9
また、ことばはことば- ……とあ ...自由詩615-11-9
いい- 殿上 童自由詩12*15-11-8
あくがれ出づる- 藤原絵理 ...自由詩6*15-11-8
お鍋の季節- 灰泥軽茶自由詩1015-11-8
飽和- umineko自由詩10*15-11-8
未完のまま- イナエ自由詩11*15-11-8
収穫祭- レタス自由詩215-11-7
秋風と木- 朧月自由詩415-11-7
愛は実体- ただのみ ...自由詩15*15-11-7
夜全体が不気味な光を投げてくる- 北大路京 ...自由詩9+15-11-7
ため息ひとつ- ヒヤシン ...自由詩13*15-11-7
負け戦- 朧月自由詩215-11-6
母の肖像- レタス自由詩13*15-11-6
栞紐- そらの珊 ...自由詩1515-11-6
ひかりをつくる- 朧月自由詩315-11-5
光と時間- しもつき ...自由詩15*15-11-4
あんぐれら- ただのみ ...自由詩18*15-11-4
秋の運動会- 服部 剛自由詩815-11-3
沈黙が力を持たない時代に- Lucy自由詩16*15-11-3
体温- あおい満 ...自由詩715-11-3

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