月が

ぼくのまわりを

淋しそうに回ってた


日はびっかびっか

空はつんつるてん

いつもより空は青

そこで意味は止まった

いつもより空は青

引力が減っていた

宙が近づいていた


月が ....
捨ててきたモノの中になにがあっただろう

後悔と戸惑いの他には

苦いコーヒーのようなものさ


ぼくのこころは柔らかに準備をしているところさ


足りないものを補って

余っ ....
冬至に至るのだなあ
ゆずだ かぼちゃだ 

忍耐を希望へ切り替える

あとは冬を乗り切るのみだ
小さな種を埋めておくこと
冬至の後は
明るさが増すのみだから

きのうまでとは大違い ....
特別切れなくてもいいんです
まあまあ切れればいいんです
私にとっての
刃物なんてそんなもんです
特別上等でなくてもいいんです
そこそこ切れればいいんです
それで
用は足りるのですから
 ....
ね・・、きれいでしょう・・・。


踊り子は楽屋のソファに胡坐をかくように両膝をたてて
物憂い女陰をひろげて見せた
ラッパのふくちゃんは太鼓腹をきゅうくつそうに折りた
たんでひたいに汗を滲 ....
譲れる花 ゆとりある胸中
譲れない花 窮屈な嫉妬

晴眼のように 総てが見通せる
不思議な胸中
邪魔な信念が総てを遮る
不可解な嫉妬

譲れる花 お人好しな花
譲れない花 揺るぎ無い ....
ふたつの果実
なんで生まれてきたんだろう
なんで生きているんだろう
くりかえし熟して
大きな赤ん坊に育ってしまった
耳の魔女がささやく
真実はひとつ
おっぱいはふたつ


膨らんで ....
 
笑みを絶やさずにいよう

しずむあなたの灯台となるために

ずっと絶やさずにいよう



 
またきたか 雪
せいぜい覚悟して降れ
消されるくせに

やっと生き残った枝をへし折り
修理した屋根を壊し

道をうめて無くし
叫び声さえ凍らせるなら

覚悟して私に降れ
美しい冬 ....
空のひとすじ
とぎれとぎれに
たましいたちの渡り
祝祭の予感が
はりつめて街に灯る

肌をかさねる
こいびとは柑橘の香り
湿り気を母音に換え
いくつも降らせ
打ち上げて

土く ....
なんてことない不在の言葉に
愛しさを汚されたその時は
無情の荒野にうずもれて
枯れ草毟ってやり過ごそう

なんてことない不定の言葉に
審美眼を汚されたその時は
悲観の海をたゆたって
船 ....
穏やかな音楽が聞こえる
創造の逢い引き
あなたは梅の香り

土曜の通勤電車
吊革にいにしえの歌をぶら下げる
待ちわびる歌が揺れ
誰もが輪を外さない

子どもの在り方 ....
誰もが幸せであることを望み
それに見合うだけの不幸せを我が身に背負う

故に生きることは辛く

苦しい




ふと目覚めれば凜として未明の寒さ厳しく
曖昧では済まされないこと ....
{画像=120510131253.jpg}

あ、
見上げた夜空に
流れ星が落ちていく
急いで願いごとを
心に描こうとしたら
瞬く間に消えていってしまった

ああ、
なんと儚い
 ....
昔のことを思い出しました。

祖母の家の冷たい部屋の片隅で母のお古の絵本を読んでいました。
弟はまだいなかった頃のように思います。
大人たちの愛情は私にだけ注がれていたはずでしたが私はいつも一 ....
             111218








    背
  後

 を
信じるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーー ....
蜜を垂らしたグレンチェックの太股に群がるメタルボディの虫たちは「Ψ」の甲殻に暗い愛を孕んで、野蛮な大顎にまだ温みのあるバニラの薫る【Eggnog】を零したモザイク画の尖塔を咥え、スミレ色の格子のある柄 .... 僕の奥さんになるだろう人は

鶴ヶ島に住んでいるので勝手につる姫とよんでいる


あなたは孤児だった

身寄り誰もいないって言ってましたね

彼がおんなと逃げて消息不明

子供3 ....
ひとを傷つけたり

迷わしたり

煩わせたり泣かせたり

そんなオレンジな俺だけど

嘘ばかりついて

嘘ばかり上手くなって

ほんとの気持ち探せなくなってる


夜がき ....
常緑樹が立ち並ぶ小高い場所で
わたしたちはうさぎの足跡を見つけた
雪原の輝きとはうらはらに
頬がかじかみ 言葉は出る前に凍りついていた
あなたはやさしいメロディーと悲しい歌詞の歌が好きで
よ ....
辛いという思いは

すぐに増加する

だから辛いと感じたら

すぐに目を閉じて

気がつかないふりをする

そうしているうちに

新しいちっちゃな嬉しいことが起こる

そし ....
人生や仕事が楽しくないのなら

それは会社や業界や人間関係のせいではなくて

人生や仕事において

きみに上達や成長のあとがない、ただそれだけのことだ

きみの上達や成長が

きみの世界を衝撃的な一日 ....
【有無】
恋人の有無気にしないお年頃 好きだから好き 好きだけど好き

【墓】
墓穴を自分のぶんも掘っておく いつでも誰か呪えるように

【丈】
身の丈に合わないギャグをしたために オレ ....
朝まだき 
西へ急ぐ下弦の月をくぐりぬけ 
君のふるさとはあちらにあるんだよ と 飛行機が教えてくれる
冷たい水は無言で涙を隠してくれた
優しいひかり やがてみちみちて ひろがる 
画一化され、再構築される
夥しい思考の、洗礼
の、なか
ライフルで射られた足が
ひとつの開発をはじめる


おしゃべり、が
長くなりすぎないよう、にと
区切り、ながら
 ....
 テーマ1   台風15号

 地上を泳いでいるこんな日は、淡水魚の渓流での苦労がよくわかるというものだ。
 尚も傘は無効なのに、{ルビ長刀=なぎなた}の如く構える人が圧倒多数なのは、濡れを厭う ....
ゆく指に かけられた
白い泣き霧

すねを 親から離した
裸足が 蹴り 蹴り歩く

ツノから逃げて おいでなさい
こんこんとわいて おゆきなさい

通い寄り落ち ほこらの辻道
古い ....

薔薇の棘に
誘われて秘密のところへ
行くのだ

死は疎ましいが
痛みはとくとくと滲む
何故だろう、胸もとどろく

恋も仕組みも知らない
しかし脳は準備していた
麻薬と混同と効 ....
男のあらゆるポケットに
忘れ物を入れておきました
夏の
塩辛い
木漏れ日の
青と
星臭い
銀粉と
羽根の生えた
さくらんぼの風景を


ひとつずつ
乾かないように
驚い ....
水溜まりを見て
虹を嫌いになったあの子
没個性

消えた噂 いじけて
効き目の無くなった睡眠薬
落下点

を探してる僕らは

夜の街 点線を辿って
大通りを歩く

すれ違 ....
nonyaさんのおすすめリスト(5756)
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