摩天楼が{ルビ朱=あけ}に染まる時
黄昏の時間も止まる
ざわめく雑踏もどこか遠くの
出来事のように消えて行く
ビルの窓から見た街も幻
トワイライトイリュージョン
歪んだ時間の狭間の中で
 ....
半沢直樹というタイトルのドラマを
ようやく第4話まで見る
ていうか
詩人は見るの?見てる?ねえどおなのよ?(お姉調)
まあともかく

生きるってこんなに大変なんだよ
騙したり貶めたりお金 ....
 
ちくたく ちくたく

くたくた くたくた

ぐー



 
     くっぴんに雨浅く

    猫っかぶりで畳遊泳

     主張弁解の昨日より

   謂われなき明日を詠いたい

      六法全書を枕にすると

窓の向こうに{ルビ ....
雨つぶと雨つぶは
出会っても うたわない
分身だったから
うたう必要がないから
うたわないけど
静かに溶けて
ひとつになれる
みずたまりは
世界で一番平和で小さな海になった

雨つ ....
嵐の日 雷が空気をゆらして
瞼をとじても 光がときより私をゆさぶるの
わたしの心にあった 汚いものの 
沈殿させる濁った想いを
荒々しい雨風が 洗い流してくれる気がする

今日みた ....
心の在り処に明るみを灯す 儚い吐息にも消されず 風の神にも胸を張り
共に灯して明るみを眩しがらず ただ 上を向いて歩いてゆこう

計算された楕円の軌道は 生きていることを存分に噛み締める為に
 ....
・・・・・・ ・・・ ・
・・ ・・・・・・・・・
・・・・・・・・ ・
・・・・・・ ・・
・・・・・・ ・・
・・・ ・
・ ・・  ....
ボス戦の前にセーブ、トイレ、夜食 目を閉じて見る
夢は
蓮の花のよう
正直だけれど
謎めいたまま
枯れずに沈む
深い淵へと
黄金の斧か
銀の鯰か


目を開けて見る
夢は
小さな鉢植えだ
虚飾に揺れ ....
ヒトの形をしているのが奇跡と思える位
あまりにも小さくて柔らかかったあなたを
退院後初めてお風呂に入れた時
私の緊張が伝わったのか
あなたは火がついたように泣き叫んだ
以来あなたが極端に水を ....
空気がゆがんで見える夏の日
その横断歩道には
日傘を差した若い母親と
目線のしたで無垢な笑顔で話す少年
ひまわりが重い首をゆらつかせ
真夏の中央で木質のような頑丈な茎をのばしている

山 ....
 こんなところで


ベビーカーを押すお母さんが
コーヒーショップに入ってきた
乗っている赤ん坊は周囲への目配りが鋭い
スマホで大声で話している人がいたが
赤ん坊はまるでカメレオンみたい ....
コトバなんか信じちゃいけない
コトバになんて
あなたの思いを託してはいけない
コトバに
命なんか
絶対に預けてはいけません

それは持っていかれてしまう
たちまち浚われて
悪魔の手先 ....
かつて誰のために祈れただろうか

飾りのついた服を着て 街を歩いていなかったか

自らさいなむひとを見捨てなかったか

酒におぼれて遠ざけたものの数々

いまどこを旅しているのか

 ....
 神給う日々

朝になった
昨夜の雨のせいか
湿気のする空気
伝道奉仕に出ようか
それとも・・・・・

妻が励ます
行こうよ
みんなで集まって
それから、それぞれ
家々を訪ねる ....
前に進めば
景色は後ろに流れていくように見える
だがそんなある日僕は
動いているのは景色の方だと閃いた
まさしく 世界の景色は
僕の足元のキャタピラで動いていた

僕はどこまでも歩いて行 ....
歩道と車道を分ける
足元のブロックは
道にそい カーブにそい
入ってはいけない場所が
存在するのだと教える

枠は 時間と共に崩れ
修正されては 崩され

鳥に遊ばれ 虫にうとまれ
 ....
錆びたトタンの切れ端を腹に巻いた彼には、まだ、顔がなかった。二十もすぎて今更もう顔なんて要らないよォ、という。が、顔がないので当然、話すのにも口がない。にもかかわらず、「家に住むのに屋根がナインだよ」 ....  
名残の夕立に

消えていく

あなたが消え去っていく



 
ゴロゴロ鳴って
色とりどりの
ヨーヨー風船が落ちてきたような
夏の破裂音

軒下も見つけられずに
人気のない家の庭先にある
大きな木の下へ滑り込むと

浮世絵の世界が音も吸いこんでい ....
ひもじいといって、啼く蝉はいない

白亜紀の時代から
ひとはひもじい生きものだったという
そのひもじさに耐えて、恐竜から逃れて
生き延びることのできる生きものだったという

生きて
生 ....
黒くて柔らかい
君の綺麗な前髪が

海から吹く突風に
掻きあげられた



困ったような
笑ったような表情で

僕から顔を背けた
君の横顔はとても美しく

露わになった額の ....
み●●●
●ず●●
●●か●
●●●ら

    うまれた
    るふらん
    みずから
    浮上する

         レ●●●            ....
死を拾う 空に斧振り上げたまま腹見せて転がっている

詩を拾う 弔いもなく涙なく乾いて虫の命逝く夏
砂浜を覆ふ石蓴や処暑の海 真に受け取るのは 生真面目な粋な魅力 アンタは

 傷つかない

されど 馬鹿にされたような余韻が眠りを妨げる 怒りで眠れないのは

 極悪に厄介 祓いまで若すぎて年輪を待って ....
時にゆっくりと或いは急に速度を増して上下する人生
君は金の木馬に僕は銀の木馬に くるくると廻り続ける 音も無く

それはやがて闇に溶ける 美しい二人の風景だ

まるで回文のように行ってはもど ....
 鳥と   誤謬
眼の無い 朔に咲く
 花師   項の

 謎紫   白く
八日とも 病み世に
 想い   魅せ


啞啞あなた彼方此方


    が

  揚 羽 が
 ....
絶海の孤島に漂着して
今日で何日目?

生れ落ちた時から
君は遭難者だった

街を歩けば
行きかう人の
顔、顔、顔

彼等は所詮 幻
手の届かない 幻

 ....
nonyaさんのおすすめリスト(5756)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
トワイライトイリュージョン- 未有花自由詩13*13-9-3
イプシロン・シンドローム- umineko自由詩13*13-9-2
くたくた- 殿上 童自由詩17*13-9-1
くっぴん- ただのみ ...自由詩18*13-9-1
子守唄- そらの珊 ...自由詩19*13-8-31
どこまでも続いていきそうな予感- るるりら自由詩21*13-8-31
楕円軌道エナジー- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-8-31
中之島- 左屋百色自由詩7*13-8-30
ボス戦の前にセーブ、トイレ、夜食- 北大路京 ...俳句513-8-30
ゆめよあけよ- ただのみ ...自由詩17*13-8-29
あなたが初めて泳いだ夏- 夏美かを ...自由詩34*13-8-29
夏の横断歩道- 山人自由詩21*13-8-29
こんなところで/大相撲珈琲場所- 壮佑自由詩13+*13-8-28
もっていかれる- Lucy自由詩11*13-8-28
懺悔の相手もみつからず- 梅昆布茶自由詩1513-8-28
神給う日々- 生田 稔自由詩313-8-28
would_walk- Neutral自由詩713-8-28
シャドウ- 砂木自由詩10*13-8-27
Mein_Sohn,_was_birgst_du_so_ba ...- atsuchan69自由詩6*13-8-26
夕立- 殿上 童自由詩17*13-8-26
夏のハレツオン- 灰泥軽茶自由詩1513-8-25
朝の日記_2013夏- たま自由詩34*13-8-25
素敵な突風- キダタカ ...自由詩413-8-24
浮くと思っていた- るるりら自由詩13*13-8-24
蟷螂- そらの珊 ...短歌17*13-8-24
砂浜を覆ふ石蓴や処暑の海- 北大路京 ...俳句4*13-8-23
生真面目なアンタ- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-8-23
人生は回転木馬- 梅昆布茶自由詩1013-8-23
とりとめのない- ただのみ ...自由詩16*13-8-21
立ち上がる波- まーつん自由詩13*13-8-20

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