おなかがくるしいほど 食べ過ぎたり

市販薬を飲んだときなんか 

つい 楽になろうと

うっかり 横になると

泥のような 眠りについたりして

数時間の あいだに

いちね ....
あなたに出会いたい



だまって真実だけみつめている あなたに出会いたい

玄関に かたい錠をかけたままの あなたに あいたい

あなたは だれの 姿もみようとはしないで

窓を ....
暖かいあなたの
腕に抱かれて

私はこのまま
溶けてしまいたい

けれど水のように
あなたに深く触れたとして

すぐに蒸気になって
あなたから遠く離れてしまうのなら

いまひと ....
秋鮭って捨てるところ無いんだよね
骨や皮まで美味しくいただけるし

そんなこと話してみたら

「人生だって同じだよ」
あなたは秋鮭のルイベを美味しそうに頬張った

だと良いけどね
な ....
先生
今年も忙しさに思想が流されてしまう
そんな季節が来ましたね
あなたは貴婦人だったり豪傑な男の人だったり
駆けだしの幼い人だったり するのだけれど
先生は 忘れた頃に
夢枕にきりりとた ....
お詫びと訂正

先日お送りいたしました手紙に間違いがございましたので
ここにお詫びして訂正いたします。

【訂正前】
あなたの事を想う時、
私は大草原をゆったりと歩く象を思い浮かべます。 ....
さかなの星空はいつも
境界線でゆらめくのです
星空を落ち葉がよこぎり
岸辺のすすきも
月明かりに
にじみながら手を振って

失ってしまったときに
ひとはさかなになる
月だってゆら ....
御仏は帰りきぬ


 血を受けたる人々の中に
 その面影は宿りぬ

 三回忌 七回忌 十三回忌
 歓談し それぞれの笑顔の中に
 想いは巡りきぬ

 過日は楽しき思い出となり
  ....
         ねこぜのまるみに
     情熱のあせた夕陽がそそぎ
          鼻粘膜にむけて
   消長のシルエットがとびかかる   
       うすむらさきは西の空
 そ ....
冬枯れの道を
男は歩いていた
街路樹はすっかり葉をおとし
青々と葉を茂らせていた頃の
面影もない

かつて若かった頃
男の夢と希望に
生きがいを見つけ
子供の成長を喜んだ
そんな自 ....
高崎線のドアは必ずしも自動じゃない

特急/快速の待避で5分停車ともなると
駅に着いてもドアが開かなくて
都心の電車に乗り慣れている人が戸惑って
ドアの前で立ち尽くしてしまう

開閉スイ ....
第一楽章


    ホ長調の音符引き連れた春が
    草原に咲く
    いつか播いた喜び
    これから花開く出会い

   朝靄去って
   ピアノに向かっている君
 ....
溺れたければ、どうぞ?



初めて笑った日のことを覚えてるよ
白い肌より白い包帯に血が滲んでた
君の無感動な眼差しに背筋は寒くなったけれど
君はたわいもないことを喋りは ....
{引用=
    霜の匂いを纏って
    母さんのおさがりのコートを着て
    毛玉だらけの手袋で
    髪にはすこし粉雪をつけて
    息はぼんやり白くて
    頬 ....
白く
抱かれている女の子を見て
きれいだな と思う
やさしくふれられて やさしいことばを感じて
ため息を漏らすの
メロディーのように
たぶん アイラインを落としても
つむった瞼にまつげは ....
朝起きて僕はまず
鳥かごのひよちゃんとちよちゃんにあいさつをする
(おはよう
(ひょひょ
(ちょちょ

今日は曇り空だ
傘を持って家を出る
(いってきます
(ひょひょ
(ちょちょ
 ....
++朝が無い++

  こころ風向きひとつ
  仕合わせも
  不仕合せも
  慈しみも
  憎しみも
  人は作り出して
  残酷すぎる現実さえ
  作り出して

  どんな人 ....
木枯らしが吹いて 柳が鳴く
ぐるぐるネジを巻くと 明日が育つ

ダーツ遊びで 二の腕だるい
狙い通りには 上手くできないな

 時計が壊れても
 太陽は昇るよ
 無邪気に地球儀をま ....
せせらぎは 
言葉を濁すことを知らない

そこはかとない波のゆらめきに
疲れた手を浸し 剥がれてしまいそうな
うろこか言葉かわからないようなものを
さらさら、と流し
そして しぐさを落と ....
ちるりるはらら ちるりるはらら
小動物みたいに笑う
雲のように風のように溶けて流れる
そんなみんなの胸の内
涙落つる止め能はず
両の手のうえ細降る硝子の雪
肌に刺さら ....
働くぼくらはお揃いの工人服に工人帽で、
高い窓から覗く四角い青空をみあげた。

仕事はリズミカルに進んだ、

しん、とした倉庫はひんやりして、
フォークリフトだけがぬくもりを持っていた、
 ....
お風呂さん、ありがとう
今日もあなたに浸かることができて幸せです
あなたの清らかさとあたたかさが
今、とても尊いものに思えます
わたしは寒いのに裸になりたい
裸になりたいのにあたたまりたい
 ....
水から生まれた生命が
何億年の時を経て
今 自らの意思で立ち上がる

立ち上がれ 私
立ち上がれ みんな

誰もが それぞれの場所で
それぞれの 方向へ
先頭に立ち 旗を振り 風に向 ....
住む人の居なくなった実家
風を通すために帰省して
東京に帰る日の昼食は
味噌ラーメンが美味しいと
親父が通っていた店で食べる

 若いころ札幌で食べた
 味噌ラーメンの味に魅せられた親父 ....
何気ない気遣いが嬉しくて
立ち去るあなたの背中を見つめてしまう

父とは違う
兄とも違う

これが初恋ってことなのかな

山吹色に姿を変えた銀杏並木が
来る春のときめきに思い巡らすよ ....
歩き出すことを知りました
ひた、
ひたり。
らしさをどこかに求めて
あまやどりをしました
ぽたり
いつしか涙も流しました
そうしてぎこちなく
笑ってしまうの、
わたし
ことばに詰ま ....
{画像=080907104708.jpg}

神社の縁の下は雨宿りの場所で
みんなの隠れ場所だ
賽銭箱の階段の脇から入って
宝物を蜘蛛の巣の奥に隠した
捨て犬も捨て猫も一緒に連れ込んだ
 ....
どこから降って来るんだろう

幸せなメロディーは

どこから溢れてくるんだろう

悲しみの底に見えかくれする 
わずかな微笑をたよりに
明日はやって来るんだろう

知らなくてもいい ....
しゃりしゃり
ふわふわ
さくさく
かりかり
ちゅるんちゅるん


  夜を噛めばいろんな味


今夜だけだよって、おじいさまに言われたけど……。

やみつきになっちゃいそう
 ....
急いでいました
ぶつかった人へ謝る暇も惜しんで
急いで得した時間を
その場で切り崩すことしかできず
余裕ないんだよね
あわよくば見逃してもらえると思っていましたが
実際 そうで ....
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