嬉々としてチカン撃退する狂気 この夜の向こう

蒼白い悲しみに凪いだ街から

漂着した片言に縁どられ

幽かに像をなす空白

難破した夢

偽りという救命胴衣を着けずに

真実という黄金を抱いたまま

 ....
  間違いを犯し続ける
  勇気が欲しいね

  何が正しいのかを
  忘れてしまわないうちに

  黒板に殴り書きされた
  白いチョークの言葉を覚えてる?
  あれが最初の知恵だっ ....
?公園に女の子が八人いました。
さらに後から男の子が何人か来ました。
全部で子供は十五人になりました。
公園に男の子は何人いますか??

レスリーは両手の指を曲げたり伸ばしたりしている

 ....
蛇口へとめぐる途中の

おだやかな息遣い

逆光の月が見たかった

色気のない一面の灰色には

歴史的なあかりは見えない

湧くのは水だけではない


木の根になって支えたい ....
君の首 フレディの声巻きついて ロジャーのスネア嫉妬に鳴いた 地上の灯りが胸を刺し魂は飛翔を続けて
まるで未知の惑星系を探索するように浮かんでいる

永劫の時の打痕と蓄熱された空間
斜めに切り取られた過去の累積をトリミングしてみる

太陽が眼に焼きつ ....
      つるりとした
      おんなでいたい
      煮干しのように出汁がでても
      干からびるにはまだちとはやい
      やっこのように
      醤 ....
つぼめて 槍のように立つ
咲いたら 雪にとらわれ
爪の先 包み乞う 花びら

紫 赤 黄色のスクリュー
破る葉と土 ほどけた傾斜

雪の香りに 身をひめる







 ....
王様は絵画の中に

閉じ込められた

もうその存在も感情も

何もない




そしてピエロは解放された

ああもう貴方の為に

わたしは

 ....
あなたの涙で溺れる
わたしは蟻
ちっぽけな男だ
慰める術もなく
船乗りみたいに沈んでゆく

あなたは太陽を恋い慕う
蒼く 潤んだ惑星
わたしはせいぜいその取り巻きだ
自分の像も保てや ....
        そら泳ぐあめんぼに
        なりたいと
        みあげるあおぞら
        すいすいと
        雲のなみまをぬってみる
         ....
損か得かもわからない

疲れ終わったからだには

世間の香りが辛かった


諦めきれない思いより

あなたと繋がっていたかった

さびしい変態行為でも

あなたに見ていて欲し ....
太陽が戻った

もう ここに居るのは疲れたよと東へ流れ去って行く雨雲を見送れば

残していった渇いたため息が 風に変わる

うまく やり過ごした
のびのび体を開いて歩き出す
急げ ....
ねえ言ったよねとじないでって
偽らないでって

ほんとうにだれもいれないの
体だけなの

さびしいのは僕も同じさ
君がいたんでるぐらいに

まあいいか
もう好きでもない
そんなの ....
あんぱんのゴマを数える春の闇 一富士二鷹三茄子からの悪夢   投げつけた白球が
  君に届く前に
  風にほどけて
  宙に舞うリボンになる

  草むらに転がって
  土のにおいを嗅ぐ
  俺はここから生まれた


  ミツバチの羽音が ....
雨編む朝は天邪鬼
いま忌む意味を遺書にして
嘘に倦んでは海に埋め
えにし選べず益を得ず
恩は怨へと惜しみなく

春は華やか白知の波乱
昼の日中に日照りの蛭か
古き深井戸腐の吹き溜ま ....
【 桜の散った街を往く 】

立ち止まるしかない 踏切では
たちどころに 遮断機がおりて
多くの人の思いが 通り過ぎる

伝えようとした言葉が
伝えられないときは
立ち止ま ....
      歯磨きを
      玄関のドアを
      シャンプーを
      あなたを

      ためらいはいつだって此処に在る






 ....
足柄山の中腹に
大きな栗の大木が
その巨木の瘤の中
蔓で編まれた黒い籠
籠の中には麻の布
布に包まれ赤子が一人
黒々とした髪を持ち
大きな体に漲(みなぎ)る精気

山の端,やまやま、 ....
雨上がりに虹を見つけた 
なんで あんなに 美しいんだろう
心が希望に満ちて
あの虹の橋をわたって 喜びまでたどり着けるような気がするよ


恥ずかしがりの 太陽や
泣いてば ....
春になると飛んでる虫が集中的に増える

だから燕はこの時期にこの国にやって来る

命を食べみずからも命に食べられる

命のピンボール

切実でも偶然でも運命でもない

ぼくみたいに ....
すべては権力を握った側の都合の良い呼称

そんなものありはしない

ただただ人民があるだけ
それがこの世界だとおもう

なにもかんがえないできみとくもにのろうね
だれもじゃまはしないじ ....
木の皮に こもった熱が
少しづつ 雪を溶かし

陽射しが 波紋のように
幹の根元を まるくあゆむ

溶けた雪は水となり 土にしみ込む
しみこめない水は 雪の下をたぱたぱ流れ

水の膜 ....
子供達がてをふりながらさってゆく
老いた道化師は泣いた

彼らはもうサーカスを振り向かない
ガランとしたテントだけが残される

1918年の秋はからっぽだった
1928年には不安が流 ....
つつじはお花なのに なんで四角なのかな
四次元ポケットから来たのかな

でも良く見ると ふつうのお花だ
だって地球に咲いているから

つつじはなんでハイビスカス色をしているのだろう
まね ....
人はなんの生存戦略もなしに

こころを感情の海に放り出している

そこから逃げるための骨格もつくらずに

逃げるどころか闘えば

きっと叶うこともあるような気さえしながら

人はや ....
わたしは失格者
子供の頃は子供として失格
いまは大人として失格だ
夫として
父親として
男として失格なのだ
当然女としても
地獄に堕ちる者として失格
天国に入る者として失格
社会人と ....
nonyaさんのおすすめリスト(5756)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
嬉々としてチカン撃退する狂気- 北大路京 ...川柳513-4-27
漂着物- ただのみ ...自由詩18*13-4-26
黒板消し- まーつん自由詩6*13-4-24
中庭のある小学校で- 夏美かを ...自由詩26*13-4-24
湧歩道- 村正自由詩1*13-4-24
君の首_フレディの声巻きついて_ロジャーのスネア嫉妬に鳴いた- 北大路京 ...短歌213-4-23
夜の翼- 梅昆布茶自由詩1313-4-23
つるりとせ- 石田とわ自由詩11*13-4-22
クロッカス- 砂木自由詩13*13-4-21
王様とピエロ- 多紀自由詩20+*13-4-21
ちっぽけな男- ただのみ ...自由詩13*13-4-21
あめんぼ- 石田とわ自由詩14*13-4-20
世間の香り- 吉岡ペペ ...自由詩713-4-19
単独行- ぎへいじ自由詩12*13-4-19
貝殻- 梅昆布茶自由詩513-4-19
あんぱんのゴマを数える春の闇- 北大路京 ...俳句713-4-18
一富士二鷹三茄子からの悪夢- 北大路京 ...自由詩513-4-18
グラウンドにて- まーつん自由詩8*13-4-18
戯言/口元のゆがみ- ただのみ ...自由詩21*13-4-17
【さくらの_ゆくえ__その二_桜陰編】_三篇- るるりら自由詩22*13-4-17
もの想う- 石田とわ自由詩7*13-4-17
金時- ……とあ ...自由詩8*13-4-16
『みんなじゃなければ_虹じゃない』- 座一自由詩213-4-14
命のピンボール- 吉岡ペペ ...自由詩613-4-14
抵抗勢力或いは反発勢力- 梅昆布茶自由詩7*13-4-14
陽_波紋- 砂木自由詩17*13-4-14
道化師の秋- 梅昆布茶自由詩1313-4-13
つつじのお花- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-4-12
こころを護る- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-4-12
失格三昧- ただのみ ...自由詩20*13-4-12

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