すべてのおすすめ
終点、固まる背中に
血が流れ出す
ドアが開いて
足を出す

痛めつけるような空気
この匂いは知っている
満腹のオリオン、を
好きになれなかった


確信があって
不安も ....
ひぐらし、ゆうぐれ
ひと吸い、
瞑る、心を透かす
風が吹く、
酸素が供給過多になる

晴れの日、は
減ってきた
大切に見送ることができたか
花火、
馬も牛も

畳に頬を ....
身の回りの、色を
表現したくなると
春が来る

過去の、自分の言葉で
火が灯る
ほうほうの体
で、海馬を片付ける

気障、な
気候が「せっかく」を多用する
か、ら
 ....
かわひらこ、が
ずいぶんお利口に
触れあう


初めて、は
どれも素敵だった

流れ星が
周囲の光を食べて
夜空で一番輝いたとき
羨望と後遺症に手をやいた

透明 ....
 
窓の外の、
引力や生き物の息遣いから生まれる
有機質の、音を
ラヂオの代わりに耳にいれる

いくつかの後悔や
選択の不安さに沿うように、して
またグラスの氷が揺れる


 ....
時間、を米や茶に変えて
そして口から胎内へ、を
繰り返すことで
老いるを体現している


思考の配管、が
複雑な地図を要するに至ることを
経験と呼ぶなら
あまりにも不合理 ....
食事のさなか、に
トマトが
夏を浴びせる


緑が育った泥んこ、が
味に乗り
深い陽の薫りを放つ


食卓、のうえには
季節が舞う、のが
正解



てんでに、 ....
意識、を始めると
ダイヤが乱れる


短い青を渡れず
交差点に立ち弾劾さ、れ
ルーチンワークに
組み込まれ、
システムの創造が成される

宇宙理論を破壊的に
誹謗する ....
どでん、の大怪獣

おとなに、なりたい
わたしの獣、


不渡り手形のよう、な
今夜
消化不良のカンタータ
語るべき旋律はゆらぎ
唱歌のサビに似た
主観を廃したモラルは黙す
 ....
画一化され、再構築される
夥しい思考の、洗礼
の、なか
ライフルで射られた足が
ひとつの開発をはじめる


おしゃべり、が
長くなりすぎないよう、にと
区切り、ながら
 ....
生まれたとき、
酸素を必要としたとき
か、ら
福音が響いている


アルコールが残る
月曜の朝、に
は、太陽が恋人だ、と
叫びたくなる
四つ目の角を、曲がってみたくなる

 ....
nonyaさんのうわの空。さんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
踏切、ユビキタス。- うわの空 ...自由詩119-2-8
追憶のトリガー。- うわの空 ...自由詩318-9-2
ファウスト的衝動。- うわの空 ...自由詩518-4-9
つむじまがりの思春期- うわの空 ...自由詩316-6-12
真夜中のブレーメン- うわの空 ...自由詩216-5-5
鉢植え、の彼女。- うわの空 ...自由詩216-3-12
西洋料理の、はなし。- うわの空 ...自由詩314-2-22
溜め息レディメード。- うわの空 ...自由詩212-2-7
酔いどれカンタータ。- うわの空 ...自由詩712-1-7
案の定の定理。- うわの空 ...自由詩5*11-12-17
信徒への手紙。- うわの空 ...自由詩10*11-11-29

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する