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落果の
音が
聞こえるくらいの
静かさで
冴える月光
かいわれ大根
小さいけれど
わたしの収穫
何もないことが
朝だと知った

寄り添う、だなんて
なんだか軽い言葉
そんなものにも
救われたかった

窓を開けると
蝉しぐれ ....
欲しい言葉は常に適時にリアルタイムで直接他人が教えてくれた。今まで楽な人生を送ってきたもんだから変えられないだろう。残りの人生を選択するときは或る意味楽しいのだから慎重に楽しんで生きていこう。

 ....
すれちがいはさみしいね
通り雨は
違う場所に降っている
うそはもっとさみしいね

蛍は水しかのまなくて
手のひらですぐいきたえる
でもわたしはそんな儚い
あなたになれず羽を噤む蝉だ
 ....
明け方の悪夢が目を覚ましてからもずっと漏水のように滲んでいる、それは猛烈な夏のせいだけではもちろんないだろうし、まして狂いかけた脳味噌のノイズのせいだけでももちろんなかった、正気の方が狂気よりもず .... 川底で足を滑らせ 深みに沈んで 

水面を見上げていた 外は明るそうだった

記憶は二秒くらいで途切れ 後は母からの昔話

父が飛び込んで 助けてくれたのだって

そうなんだ そんな人 ....
羊水の中は温かく
世界を知らない
夢見る神の子
トンネルを抜けて
肺に空気が突入する衝撃
重力の宙ぶらりん
世界の始まり

胎内の記憶は引き剥がされ
あらゆる感覚器官に
ジャンクが ....
私を
知るのは
誰もいない
と幽霊の私は思うけど
魂は私を知っている



星の
心音を
聴き
透けて青く光る
小鬼



水の記憶を
知る
葉の細胞は
光合 ....
大切な悲しみの
光は
しんとした影を
つくる
ひより、アヒルのひなどりの顔をしたとてもちいさな黄いろいペンギン。そのずんぐりむっくりな身体から、ほんのすこしだけ出っ張っているだけの、ちょこんとした、そのとても短い手足。その橙色のタラコのようなクチ .... そんな記号の縺れや絡まりを休日に解いている
きみは雨音に聞き入って 雨などとっくに止んだのに
トンボの翅を咥えたことがあるかって
森をさまよった少年が手入れもしないナイフを持って
復讐に来るよ ....
食べるものを作る人の手が触れる時
その土は地球だ

人を殺すものを作る人の手が触れる
愛する者たちの息も
貴方のものと同じ空気に違いない

星を眺めるものを磨き
星を渡るものを組み立て ....
 

俺は「無」から生まれた
なにも苦しみや悲しみや絶望や失望から
生まれた訳じゃあない

膨張する欲望を
慎ましく隠し込むことが
正しさに似たおこないだと
知ってずっと
知っ ....
 群雄割拠の時代が終わろうとしていた。久慈の豪族、佐川義久は隣国の領主たちを自分の城へ招いた。月丸扇の紋章が描かれた屏風絵を背に、広間の上段に義久が座り、宴の席は中段に設けてあった。下段には着飾った遊 .... {引用=音}
 拾ったノート
 裂かれた紙片
 路地裏で思案する

 この筆跡は、
 群青に滲むヤドカリの砂

  いまに消える声
  ゼンマイの破片

 砂利に、ちいさな仔犬
 ....
風鈴の短冊に書いた願い事
神社の参道に飾ってもらった
風にくるくる回って
思い出しているのは
遠い日にかすんだ夏祭り


知らなくてもいいことを
いっぱい知って
裸電球に輝いたは ....
世界は美しい
その美しい世界が歪んでしまったら
俺はそのとき
それでもまだ世界のことを
好きでありつづけられるだろうか

夜はいつだって
泳ぎたくなる星空をしている
夜はいつだ ....
外面より
内面を見る
何でも
上手くいく
方法
独り泣きたい夜
傍にいるのは鴉だけ

思い出すのは
存在の温もり
差し伸べてくれた手

何も返すことなく
振り切ってしまった

あれから遠くまで来た
塗り替えることのできない日々 ....
闇の中の
黒い石に
光が当たり
私は黒い石だと
初めて知った日遠く



生きるとは
こころ
傷つき
時に
愛を知るということ



青空の深さに
手を合わす私。 ....
 
 飛ぶことが苦手で

 さえずることを覚えた小鳥は

 せめてこの歌が朝空高く

 飛べばいいのにと願うのでした





   誰も傷つけない歌なんてない

    ....
反芻する燦き
一瞬に繁茂する刺の立体に
軟い平面を見つけたと喜ぶが
巨視による立体構造の発見に
落胆する背中をみて育った子
ゴーフレットを手に取って
割れる音に音階を
割れた形に幾何学を ....
人は
誰でも
複雑だ
ただそれが
表に出るか出ないかだろう



人のこころを
傷つけて
私も傷つく
ごめんなさい
あなたへ



人と人の
縁も
ふしぎだ
 ....
 岬に立つと
 陽の輝きが急に増す
 気がつけば波間に閃めく舟も
 ずいぶん遠かった

 入道雲のわき立っている水平線 
 みづ色の{ルビ礫=こいし}のように光る舟のそばで
 一羽のかも ....
ある日風が吹く
身が軽くなり自由で
ここがどこかも忘れて
唄いだす

上手いかどうかは
関係なく
好きなだけ

唄えなくしたあの人のこと
やっとどうでもよく思えた

唄は風に乗 ....
夏が押し寄せてきた
ブルーのイメージ
ブルーだけど薄いブルー

暑さだけで考えればレッド
全体的に考えればブルー

夏は海というイメージ
青空というイメージ
ブルーで包まれている
 ....
 夏休みだと言うのに

 恋も夢もお金もなくて

 カラオケ帰りに

 パピコはんぶんこしてる

 のんちゃんと私



 暑いって言ったらデコピン!

 って言ったそ ....
陽が暮れて
街灯が照らす
ベンチにポツン

もう来ない
来るかもしれない

動けずに
待てば待つほど

暗がりに浮かび上がる
{ルビ画布=カンヴァス}の中に
(夏目漱石『三四郎』三)

海がある。
(詩篇一〇四・二五)

海辺のきわまで
(エリノア・ファージョン『町かどのジム』ありあまり島、松岡享子訳)

 ....
お祝いを あつめたから お祭り
あつめて こねてかためて 高く
火を点す
足もとに藁つんで
焼けた 爛れた どぉんど昇れ

マイマイの空家は渦の声
ことば忘れて かぶせ 転がす
あわい ....
レタスさんの自由詩おすすめリスト(3982)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌「落果の_音が」- こしごえ自由詩4*24-7-29
蝉しぐれ- たもつ自由詩624-7-29
選択は(私も含んだ)人まかせで- 足立らど ...自由詩424-7-29
しずかなふちどり/夏- 唐草フウ自由詩10*24-7-29
深海のモノローグ- ホロウ・ ...自由詩2*24-7-28
会いに行けるとしたら- 短角牛自由詩9*24-7-28
慟哭- 自由詩3*24-7-28
※五行歌_三首「星の_心音を_聴き」- こしごえ自由詩5*24-7-28
※五行歌「大切な悲しみの_光は」- こしごえ自由詩3*24-7-28
ひより- 本田憲嵩自由詩624-7-28
白黒テレビ- ただのみ ...自由詩4*24-7-28
その手- soft_machine自由詩824-7-28
光に希み闇に祈る- 秋葉竹自由詩224-7-28
由比寺の刀- atsuchan69自由詩4*24-7-28
- ryinx自由詩1324-7-28
お盆- 藤原絵理 ...自由詩624-7-27
修羅- 秋葉竹自由詩224-7-27
五行歌- 夏川ゆう自由詩624-7-27
silent- 自由詩324-7-27
※五行歌_三首「闇の中の_黒い石に」- こしごえ自由詩4*24-7-27
朝空- おやすみ自由詩524-7-27
子供- 中沢人鳥自由詩224-7-26
※五行歌_三首「今ある縁に_ありがとう」- こしごえ自由詩4*24-7-26
みづ色の舟- リリー自由詩6*24-7-26
唄う- 自由詩324-7-26
ブルー- 夏川ゆう自由詩724-7-26
パピコはんぶんこ、ってコト!?- おやすみ自由詩124-7-26
待ちぼうけ- 自由詩324-7-25
LET_THERE_BE_MORE_LIGHT。- 田中宏輔自由詩8*24-7-25
くろいたんじょうび- soft_machine自由詩424-7-25

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