すべてのおすすめ
ホスピスにいるきみは
もう夢を見ない

たいしたことじゃない
ことさらそんなふうに振舞う
明るく冗談なんか言って

思い出話が尽きると
それ以上の言葉は出てこない
何を話せばいいのか ....
突き入って来る
巨大な力動の
異様 渦を巻き始め
ぼんやりと薄明、
うっすらうねり流れて

静か萎れ消えゆき

漆黒の闇に在りて
苦肉の病みに犯され
尚も透明に冷たく

覚醒の ....
神の恍惚?
いやただの妄想
そんなことを
気付けるのは
なかなか難しいもんだね
だって僕ら
何か頭おかしくても
分からないじゃん
ああ、頭おかしかったのか
そんな話だね
でももうほ ....
冷え冷えと蒼い青い冬、すぐ澄んで
晴れ渡り続ける東京、何かさみしい
夜の、煌びやかなイルミネーション
キレイだけれども、中身はカラッポ

 あゝもうただ突き抜けよう
 あゝもうただ還ってい ....
悲しいことを
悲しいと思えない
悲しさ
悲しい時は悲しもう
涙は愛に帰る



ずっと
マヒしている
空気の子は
ありがとうだけを
忘れ去らないでいる



この
 ....
とらわれないようにすることにも
とらわれないようにするには
きちんと
それと
向き合うということでもある
人格は
別れる時に
よくわかる

喧嘩別れは最悪だ

人生の節目節目で
いい別れかたができるように
心がけることが大切だ
「結果がすべてだ」
というなら
人生はむなしい
さいごは
みんな灰になるのだから
○「災害関連」

*災害は忘れた頃来る
と昔はいわれたが
今は忘れないうちにやってくる

*幸せは
突然にやってこないが
不幸せは突然にやってくる

*災害に遭うと
みんな異口同 ....
 濡れ伏して
 夕闇の 湖面に一艘
 舟影とおく
 浮夜で だれぞ、
 釣り糸垂れん
 
 
 
観客が立ち上がると
わたしは魚になりそこねて
また化粧室の蛍のよう浅い渚の飴玉、
ハミングしたんだ、追いかけるように

誰かのかわりになって
担って、産まれていった
無音のクラッカーは香 ....
だから
とした
ことが
だから
だった

なんの
意味もない
だから
なんの意味もない
わけ

いい加減に
くだらない
なんもねーて
木立の彼方に
青一色のベルが鳴り響き、

細やかな層を辿り指先かざし
吹き渡る風に澄み渡り生く私を

包み込む青一色の幸せ天地の配慮と。
薄氷の上を
危うくも繊細な
ステップ踏み進む
いつ崩れ瓦解しても
後悔だけはしないように
慎重に大胆に歩み行き進む

この社会は獰猛な場所
人と人が競い差別し殺し合い
狭い半径に官能 ....
素敵な横槍と思われるものが
若さゆえに素敵な、がはぶられる
それに対して演技してやるのだ
あなたは要らない、と

だが実はそんなふりをしているだけで
内心可愛いもんだ
地獄に落としたる、 ....
 凍窓に 
 陽、昇りし今朝の
 比良を見ゆれば
 お引摺りの花嫁御寮
 おもわせる
 
電子レンジを開ける
中には海がある
波間にレンジが漂っている
泳ぐことは苦手だけれど
意を決し飛び込む
君との二人分の
ご飯を温めたかった
何とかレンジに辿り着き
扉を開ける
 ....
独りきりの夜の隅に

誰の邪魔にもならぬように

ランプの灯をそっとつける

私は低廉なグラスをかかげ

タリスカーをその灯に透かしながら

本を片手に煙をそっと浮かべた


 ....
 だし巻きとか

 オムレツとか

 きれいに形を整えるの

 苦手だから

 ぐちゃぐちゃな胸の中

 スクランブルエッグみたいな

 わたしの詩

 ベーコンくらい ....
子供の頃 何にでも興味津々な

そんな人間を演じていた

そうすれば

博士枠に入れると思っていた

友達ができるのじゃないかと 期待していた

真似ることは学ぶこと 格言に勇気を ....
俺「向日葵がうな垂れるほどの猛暑の中、
  ヤッケを着ての作業、
  水、泥水、土のけむり、構内のホコリ、そして自らの汗、
  そしてときには鉄骨、
  そんな、
  荒々しい太陽にまみれた ....
 山に向かい
 白く田の拡ごる道で
 霜に打たれる 踏まれ草
 われ知らずして
 星降る原野、夢みる花壇の球根とは
 同じ心のゆらぎは あるのか
 
 
苦肉を溶かし、
ガラス戸開け

空に星の瞬き
向かい家の燈

救いにして謎。
二本足で立っている間は人間だった
それなのに
うまくいかない事ばかり

ひざまづき頭を下げていたら
動物みたいに丸くなって
今いる場所を温めてるだけ

誰も触りに来なくても
体温があ ....
空無無人、
森影親しく
魂を逸脱して
森の深奥に澄み

現に在りて果たせぬ
果たし切れぬ残部抱え
色付き始める若芽の輝き
開き染める花々乙女眩しく

  *

空無絶対、
森 ....
肉が食べたあ~~~~い
んならよ、心の罪おかしてんじゃん

なんの為に?え、なんか
妄想の世界で罪を犯すのが楽しいんじゃないの?

日本は嘘臭い、僕ら何信じ込まされてるか分からない
もし ....
右の鼠径部からポコンと脱腸
加齢によって腹壁が弱くなったことと
立ち仕事が原因でしょうと言われ

「手術で最低でも四日間
入院が必要ですね。」

泌尿器科の医師の説明に
入院できないこ ....
〇← これは〇か?いや、〇に見えるだけか?
俺からしたら〇に見えるだけか?
いや、〇ではないのかもしれん。大昔の人にこれは何かと聞いたら〇というだろうか?
いや、〇がここに存在していると思う俺は ....
ただホノオばかりが焚き付けられた工房で光芒のもと        
     たしかタブは『種よ、もがく。』

          すいぶん
         たんぱくしつ
          ....
陽の光の、
裸木の枝々を滑り銀の色
裸木の枝々の、
微かに震え揺れ揺れ
銀の輝き透明に

この冷える冷える冬晴れに

銀の輝き透明の
光はいつしか
間断なく降り続け
街を静かに洗 ....
レタスさんの自由詩おすすめリスト(3992)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
友に- 藤原絵理 ...自由詩224-1-10
意識の光景23◯時、一刻- ひだかた ...自由詩424-1-10
妄想の中の恍惚- 林 理仁自由詩324-1-10
冬に透きとほり*- ひだかた ...自由詩524-1-10
※五行歌_三首「あなたとほほ笑む」- こしごえ自由詩4*24-1-10
※五行歌「向き合うということでもある」- こしごえ自由詩4*24-1-10
別れかた- zenyama太 ...自由詩2*24-1-10
生きる- zenyama太 ...自由詩3*24-1-10
独り言1.10- zenyama太 ...自由詩2*24-1-10
五行歌_一首「釣り人」- リリー自由詩5*24-1-10
A/wa_- あらい自由詩324-1-9
不明の論理- 林 理仁自由詩224-1-9
意識の光景22、五行歌借り- ひだかた ...自由詩324-1-9
珠玉の器官*- ひだかた ...自由詩5*24-1-9
曲線平線論- 林 理仁自由詩224-1-9
五行歌_一首「雪化粧」- リリー自由詩5*24-1-9
漂流- たもつ自由詩524-1-9
Solitude_at_midnight_(...with_ ...- 自由詩4*24-1-9
スクランブルエッグ- おやすみ自由詩324-1-9
独り言1- 短角牛自由詩4*24-1-9
残高- 本田憲嵩自由詩724-1-8
冬草- リリー自由詩5*24-1-8
五行歌、この世界1- ひだかた ...自由詩524-1-8
夜明け前- ミナト ...自由詩224-1-8
詩想57◯意志というもの3- ひだかた ...自由詩424-1-8
菜食主義の分析- 林 理仁自由詩2*24-1-8
鼠径ヘルニアのこと- 板谷みき ...自由詩1*24-1-8
〇を探究する人- 林 理仁自由詩4*24-1-8
種よ、もがく。- あらい自由詩224-1-8
この冷える冷える冬晴れに- ひだかた ...自由詩424-1-8

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134