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光る風光る
風に乗る雲へ
さようならと
手をふる
風の子




鈍色の空の
雲間から
光がさしこんで来て
いのちに灯る
もう居れなくてもいい

もう離れててもいい

それでもいいから

それでも好きでいさせて
幼いとき
旧電車通り と大人たちが呼ぶ
ながい一本道を渡り
手習いを教わった

空も海もしらない
蛍光灯の平板な光がまぶしい

美しくも醜くもない
手本を右に
半紙をよごしてばかり ....
 あれは五年前、ぼくがまだ大学院の二年生のときのことでした。実験室で、クロレート電解のサンプリングをしていたときのことでした。共同実験者と二人で、三十時間の追跡実験をしておりました。途中一度でも .... 自分の為に人の為
努め営むそのチカラ、
『鉄の忍耐、石の辛抱』
ゲーテの格言、幸い抱き耐え忍ぶ
オノレ、日々時々この瞬間に歓び愛し!
ノイジーに色付き
子供たち帰って来る
小さな校舎に向かい
一人、二人、三人
石畳みを踏み歩み進み
女の子 男の子 女の子
黒いタイツ半ズボン黄色い帽子
足取り確かに形姿くっきりと
皆ん ....
 ツクツク 
 ツクツク
 ピーヨ ピーヨ

 それが貴女の
 独り言 だったのかもしれない
 と、今になれば思うのです

 病院から外泊すると
 東の窓際で
 黙って 鳥かご ....
陽の光がまたたくせわしない時
誰もがどこかに向かって急いでいるが
なぜ急いでいるのか
その本質の答にたどりつく者はなく
ただそうであるからという
日常のために急いでいる
気の重くなるような ....
赤紫の巨きな花弁に
水滴、留まり
艶やかに
膨らむ、煌めきの
球体 二つ、三つ、
繋がりゆきて
浮き立ち映える
真青の天に

やがて
冷やり吹く風に
揺られ震え
ふるふる
巨 ....
 畔のみちを濡れながら
 駈けて行く少年が
 不意に 透明になってしまった

 もう同じ姿では帰ってくるまい

 寂しさが静かに
 胸を浸してゆく時がある
 貴方と再び相逢う日のない事 ....
風、そして風の鼓動
空の欠片を集めると
それはいつも爪に似ていた
窓だけが知っているわたしの形
初雪が観測された朝
静かに紙で指を切って
独り言のように
痛いと思った


 ....
○「バースデー登山」
昨日は僕の誕生日だったので
友人と山に登った
よくこの年まで無事に生きてきたな
と感謝しながら
素晴らしい眺めと池田湖の菜の花に元気をもらった

○「老害」
年を ....
 
 もううすうす気づいてる

 人生って

 生きてりゃ勝ちって言われても

 楽しいことばかりじゃないんだな

 イヤなこと

 苦しいこと

 つらいこと

 悲し ....
人として生きた
新しく美しく
朝が訪れた
微かな香りが寺だった
苦しい呼吸
明日がずっと続く
新しく新しく新しく
新しく
笑顔と献身
暗がりに安息があれば
もっとカーテンを閉める意 ....
永遠と続くような
耳鳴りの海と
目に入るのを遺棄する光線
何も見えない私が
愛になる訳がなく
一時、一時、一年
夢とする
どこを彷徨っているのかしら
暗雲であるということ
誇れないそ ....
 デパートで 
 初めて父に買って貰った
 Paul Smithの長財布

 嬉しくて愛用し早、十年以上になる
 人前で出すのも恥じる
 レザーの色褪せ

 子供の頃 離婚した父と ....
光点、
漆黒の海原の最奥に在り
黄金の輝き、
最奥から伸び拡がり在り

死と生のあはひの感触
異様な奇妙な生々しさ
ゆっくりと凍り付き
浮かぶ古月の深緑
錆び付き苔むし

光輝き ....
絶対届かない詩がある
死者への詩だ
私はまだ生きている
そんなにじろじろ見ないでくれ
独り言は遠い
柳がゆれていた
小さな氷の粒が
各々太陽を抱いて踊っていた

卵をひとつ割るように
今日という日は生まれた
宇宙がそうだったように

ヒヨドリの声で問う
己とは
欠片ばかりで像を結 ....
白い波頭が押し寄せ
次から次に押し寄せ
崩れ去ってゆく
跡形もなく

私は 私たちは
何処からか来て
何処かへと還る

再びまた再び、

白い波頭が押し寄せ
次から次に押し寄せ ....
名前を削除したから
夏が終わったんだね

君に借りていた記憶も返せないまま
静かな夜中の改札口
後悔を嘔吐する
虫たちだけに聞かせた
僕の呪詛は
たぶん『好き』って感情から生まれた
 ....
 
 柔らかに
 湖沼の堤に
 すいこまれていく
 霧雨は

 昼と夜の
 境に降りつつ
 水沫も作らず消えて行く時、

 涙もなく
 恋見送りし むくい
 心は 空なるものに ....
勿体ないな
しょうもない安酒に
食い破かれる人生

待てができない性分で
恐らくトラウマやストレスで
駄目なんです
俺のせいじゃない

勿体ないな
俺はもっと出来るのに
何がとい ....
のびやかしなり折り重なり
ウネル光響ヒビキ打ち寄せ

この世界という光の帯に

瞬間にして、

注ぎ込まれ 外は内となり拡がり
私は山河海星々この世界そのもの

  、

孤独 ....
島というだけで
温暖な感じがする

大好きな因島
橋が架かってからは
観光客も増え潤っている

住む人みんな温かい
幸せな笑顔が印象的

住みやすいと
住む友達が言う
広島市内 ....
 吹き過ぎる
 北風 に歓声ヒビキ
 鳶一羽、ゆうゆう見下ろす
 小さな翼 
 破れそうなゲイラカイト

 
小鳥が1羽死んだ
長年じいちゃんが飼っていた小鳥が
1羽死んだ
じいちゃんは
ひとりで落ち込んでいる
奥さんも孫も一緒にいるのに
大人がいい年して子どものように落ち込んでいる
小鳥とじい ....
自我の其処底に
確か横たわり広がり在る
皆が共有する普遍 への旅路、

我欲に溺れ孤独というバケモノに襲われ

それらなんとか乗り越え 今、a.Day.in.the.Life
 「いつもの、ね。」

 酒房の隅、おかみさんに笑み投げて

 厚切りレモン小皿に二切れ

 麦焼酎の氷 香って

 ほろ酔い誘う貴方の面影
暗く冷たい夜の中に
きみはわずかな羽織ものだけで
どうしてそんなふうに
軽やかに歩いていくのだろう
止まったままの時計台の針が
過去に溺れて行くぼくのようで
見送るのもそこそこに
静 ....
レタスさんの自由詩おすすめリスト(3992)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌_二首「光る風光る」- こしごえ自由詩4*24-1-15
あなたの横- あも自由詩124-1-15
手習い- 形代 律自由詩6*24-1-15
火だるまパンツ事件。- 田中宏輔自由詩9*24-1-15
五行歌、チカラというモノ- ひだかた ...自由詩424-1-14
意識の光景26◯子供たち- ひだかた ...自由詩424-1-14
独り言- リリー自由詩7*24-1-14
- 岡部淳太 ...自由詩424-1-14
落下(新訂)- ひだかた ...自由詩424-1-14
冬の日- リリー自由詩7*24-1-14
独り言- たもつ自由詩724-1-14
独り言1.14- zenyama太 ...自由詩3*24-1-14
ブラックコーヒーが飲めない- おやすみ自由詩224-1-14
- 這 いず ...自由詩124-1-13
霧中- 這 いず ...自由詩6*24-1-13
革ザイフ- リリー自由詩5*24-1-13
意識の光景25- ひだかた ...自由詩4*24-1-13
独り言- 空丸自由詩924-1-13
非在の姉弟- ただのみ ...自由詩4*24-1-13
私たちは(新訂)- ひだかた ...自由詩524-1-13
苦虫- トビラ自由詩4*24-1-13
雨氷- リリー自由詩6*24-1-13
安い酒- えこ自由詩324-1-13
意識の光景24◯一つの体験- ひだかた ...自由詩5*24-1-12
温暖な島- 夏川ゆう自由詩324-1-12
五行歌_一首「公園にて」- リリー自由詩4*24-1-12
小鳥- zenyama太 ...自由詩2*24-1-12
夜想◯a.Day.in.the.Life、五行歌借り- ひだかた ...自由詩524-1-11
五行歌_一首「檸檬」- リリー自由詩4*24-1-11
Slip_Away- ホロウ・ ...自由詩5*24-1-10

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