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「皆の幸せのためなら、僕はどうなってもいい」
             ――丸喜拓人『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』


痛みが穿つ伽藍の中心で、黄金の螺旋を重ねる術語があり
折り ....
ひと一人の命は
地球ひとつの重さより重い












※ガザで虐殺された人の数は2,4000人以上
その7割が女性と子ども達だ
 ほしいものはなんですか

 気づいていますね

 本当にほしいものはないんです

 必要のないものはありますか

 気づいていますね

 親切の押し売り

 心のない笑顔 ....
伸び過ぎた髪を手早く纏めたら
企んでる顔でこちらへおいで
裁きを受ける覚悟なら出来てる
ひとつやふたつの傷なんて些細なことさ

嵐のあとの
老い先短い湖を飛んで遊びながら
朽ち果てた ....
ふ と

見上げると
クジラは空を読んでいた

東には
逃げ遅れたはぐれ雲
クジラはふらんと尾鰭を揺らした

南からは
色と香りをまとった風
クジラはぬわっと口角を上げた

 ....
十人は十色で
数百の紙片が散らばる居間に
佇む私の家族には
血の繋がりを感じさせない何かしらがある
ブランコ技師である父の手は取り外し可能で
今晩も女の胸に爪を立てているはずだ
瓶づめのま ....
かんたんに覚えてね

ずっと忘れないで

あなたはわたしを人間のように愛してはくれない

けれど、わたしはことばに甦る

いつか風がふいて

えいえんがつつむのだと分かる日がくる
 ....
思い出が 目をさます

空き缶をつぶした灰皿にあふれ

かなしみに追いかけられていたあの頃

藍色の水たまりから空にこぼれ

にくしみに追いつめられる前の日

あの子に 今度こそ告 ....
医者の診断は
デリケートな人が下痢になる
過敏性腸症候群とのこと

あぁ、クソしても一人
クソッタレはあいつ一人

一度でも強いストレスで下痢をすると
その経験から腹部に注意が集まるよ ....
むかし戦争があったなんて
――きっと嘘だ、

円柱型のチョコレートを
小さな花紋のある包み紙を破って、
贈り物だと信じて食べた
チョコを食べると、熱くなって
自分が強くなるのを感じた
 ....
 通勤電車でふと絡みあう視線
 作業着姿で伏し目がちに座っている
 その人の 汚れた軍手をはめる手に
 真紅の盃

 みずみずしい酒の香のなせる業にして
 白髪で皺きざまれる{ルビ貌=かお ....
崩れかけた壁に
ミサイルの破片が
突き刺さっている
心には
言葉にならない
恐怖の破片が


10発中9発の迎撃に成功した と
テレビは誇らしげに伝える
残りの1発で瓦礫に埋も ....
銀行へ行った日、自転車で坂を下ると、急に夏の顔になった道がひらけて、水色の画用紙を引き裂いたように、夏空が目の前にせまる。ああ、もう夏か。

それで私は小学生の頃を思い出す

なんだかちょうど ....
猫は知っている
人が磨き人に割られるランプらの意味
猫は知っている
女たちがくちびるの感覚で
こぼれる涙に色をつけたがるかの謎を
猫は知っている
男たちの欲望に満ちたやさしさが
つぎの曲 ....
子供の頃は
酸っぱいものが
嫌いで食べられなかった

成長するに連れて
酸っぱいものが好きになった

ちらし寿司は
見た目は華やかで
味も美味しくて好き

華やかなちらし寿司
 ....
小市民的な幸せもいいけれど
雑魚の醜さも忘れないでください

一般人は無罪ではないと
僕、思うわけです

あれをして一般人と言われてしまうと
多く苦情が出る

冤罪だ、やめてくれと
 ....
どうしても届かない距離にあるような、
手を伸ばしても触れないものでできているような、
時代と名前をつけられて、それでもそこに今あるようなものを、
わたしたちはこういう時だけ呼び起こして、
砂時 ....
その人の
お心づかいが
嬉しくありがたい私は
生きるための
心の糧を頂いている



礼も過ぎれば
無礼になるというけれど
感謝の気持ちは
次から次へとわき起こる
ああいけま ....
田んぼ道に
美しい野の花が
たくさん咲いている
花屋の花にも負けない美しさで
咲いている
ものの美しさは値段ではない
光は
沈黙して
影も
沈黙するから
手を合わせる



闇の
しずかさに
ぽつんとちいさく
ひとつの光
脈動している



光合成をする
葉と
つながっているの ....
爆散する
流れ星が青いなんて知らなかった
一瞬の朝をもたらすなんて知らなかった
願い事は明るいところでしか叶わないという疑念が
確信に変わってしまった
ある極夜が明けることは
反対側の誰か ....
花のことばを受けとった
これで こころは繋がるだろうか

明るいからひらいたよ 暗くなってとじた
思えば散ってしまうから
窓のこちらに棲んでいる
冴えた夢 透けはじめる頃
言いかさねるお ....
わからない
先のことは
自然に任せよう
花は
実る



何はともあれ
私は
信じるよ
月が
お日さまを思うように



さまざまな夢は
夢ではなかった
この手 ....
  

その炎が走ることが
わたしの命のトモシビが灯ることだと
こころのなかを正確に吐露してくれた
旅人になりたかったミイは
とても元気に軽やかに憎々しく
他人やほかの動物や草花 ....
なんて名前だったかな?
(ロン・ハバート『Battlefield Earth 1 奪われた惑星』第三部・4、入沢英江訳)


そしてそれはここに実在する。
(ロン・ハバート『Battlefi ....
   1

(朝は、パン♪パン、パ♪パン♪)(昼も、パン♪パン、パ、パン♪)(夜は、うどん♪うどん♪うどん!♪)巨大な一斤の食パンの被り物を頭に被った白いコックコートを着た小太りの男が、「やきたて ....
異端シャレ問の黒い影がついにオラの詩にも忍びよって喉元を強くおさえつけた。
・・・・・・しゃ、しゃ、しゃれべない、とようやくオラはどうにか自白すた
シャレべないとはいかにも結構な苦しまぎれの抗 ....
 昔々
 その昔
 あなたのもとに集い
 昔々
 その昔
 あなたの指先追いかけた
 いつしか
 あなたに弾かれて
 いつしか
 あなたに打ち出され
 散り散りになった
 かけら ....
静物たちは沈黙し続けながら俺たちの詩を見届けようとしている、きっとやつらにとっては一番興味深い現象なのだろう、そしてそれは余程の例外を除いては滅多にお目にかかれるものじゃない、当人の俺たちにしたっ .... 今日のことだけ大切で、昨日までは忘れた。
ぼくは地名も歴史もわからないし、
暮らしにはコーヒーと猫があればいいと思ってる。
AとかBとか記号のように生活を送る。


広い雨の大通りを、微生 ....
レタスさんの自由詩おすすめリスト(3981)
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