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闇の中に
星々の光
あふれる
ありがとう
悲しみを越えて



感じていた
いのちは
遠くなり、
あたらしいいのちを
生みたいな



詩とは
私にとって
死を ....
またはじまる、
慈愛、
家のなかの壁や床をすばやく這う、
八本足の、
ちいさなニンジャ、
ことしも繰りひろげられる、
ほとんど割にあわない、とてもスケールのちいさな、
大とりもの帳、
 ....
死ねないから
生きているんだよ私
ショック?
本音だよ
なんて罰当りな



ある時から
人生の目標を
失っている。
夢は
みんな叶ったから



新たな
夢や目 ....
郊外にあるダイソーで
紙で作った三角帽子を買った
すでにアマゾンでは
大きな音のするクラッカーや、
笑いを誘う白鳥パンツとか
ザビエルのかつらも買ってある

――今日は息子の誕生日――
 ....
読点でできた蛙


なのか
蛙でできた読点なのか
文章のなかで
勝手に
あっちこっち
跳び廻る





読点でできたお酒


ヨッパになればなるほ ....
これは思うだけで
十分だ。
星の果実
天空にあり
その姿輝く



過去のことを
あんまり
思い返せない私
だから手紙は




「さて、
自然は自然に於いて
 ....
僕は夜を
遠くを見ることによって感じる
そして静かに公園を歩く
僕ではない存在を思いながら
ベンチの方へと歩く
桜を 色として感じ取りながら
その一枚を 手にとって
もう一枚を 掴み ....
あのとき
僕は一体何をしていたんだろう
今考えてみても思い出せない
あの三年間で何かが
決定的に変わってしまった
すぐに元の生活に戻ると
高を括っていたけれど
実際は元に戻ってなんかない ....
私たちの群生地 は 、
新しさばかり気を取られて
無くなっていく
どこにも見えない
消えていく
どこにも行けない
虚空だけが写しとる色がある
宇宙の深い色合いの
蒼穹が星明に敗れ
私 ....
私よ
出来ることを
楽しめよ
出来ることに
ありがとうさま



これで最後ではない
冬の置手紙の結晶は
ひらりひらりと舞う
いつか いえ
いずれ解ける雪国の雪


 ....
見えない
けれど
在る
空気を
吸っている私



植物
達の
おかげで
空気が
在る



最期まで
空気を
吸っているだろう私
大気に私の
見えない証
亡き両親や兄弟の名を呼んでは
途方にくれる
あなたの心の中では
彼らは今も生き続けていて

鳥や草木、岩、風、雲
家よりも山にいる方が好きだった
鳥のさえずりや川のせせらぎを
心が求め ....
桜の花の
命が
短いのではない。
短いと感じる人の心が
儚いのよ



花もいいが
それよりも好きなのは
葉桜だ
光合成をする
ああ桜の木よ



雪国の冬を
生 ....
いかん
心身に余裕が無いと
人に優しくできない
ダメだなあ
まずは自分に優しく



短気は損気
急がば回れ
ごめんなさい
ありがとうさま
一つ一つをして行こう


 ....
またいつか会えると信じてから
どのくらい経つのだろう

何も分からないまま
祈りのような翼を
空に広げて

月曜日の隣に
日曜日を並べたい

あなたを探すために
狂った時間の中で ....
あるとき、atom、つまり、「原子」という言葉が、ディキンスンとホイットマンの二人の詩人の詩に使われているのを発見して、これは、おもしろいなと思ったのである。それというのも、当然、この二人の詩人が、「 ....  折れた、
 夏草の茎の
 尖端から
 滴る汁、
 突然静かになった水場
 あのひとが愛の、
 愛の在処をわかっていると誤解したままで
 おれは死ぬのか
 麦を主語に従えた季節は終 ....
命は
魂という
命だ
この命は
私という役目です



この宇宙の
命は
愛から生まれた
宇宙の魂
みんなの魂はつながっている



何はともあれ
ありがたい
 ....
言葉の受け手を
笑顔の受け手を
優しさの受け手を
愛しさの受け手を

感受されたその表情を
汲み取ることはできない

それでも言葉は
ぬくもりは
瞳の動きや
頬のこわばりは

 ....
生きているだけでつらいなら

針の筵の日々ならば

人生自体が無駄ならば

それでも世界は回るから


悲しいだけの日々だから

苦しいだけの日々だから

痛いだけの日々だか ....
めいっぱいにひろがった、
快晴の青空のした、
さわやかに吹く初夏の元気な風をめいっぱいに受け止めながら、
学校の屋上で、
どんどん成長してゆくような、
そんな果実の可能性と期待感、
その真 ....
1人 部屋で泣きながら

ベランダの蛹に話しかけた

つらいね 寒空だね

春が待ち遠しいね 君は何色かな

雪が降る 雪が降る 

黄昏時 ベランダに出て

世界の境目を覗き ....
 

狂いたいひとは
まぁ、世の中の
いたるところに居るだろう

うつ病患者が
百万人超えたとか
きのうニュースでみたけれども

あ、その中にわたしも入ってるやん、
 ....
あの壁と、この壁は違った
透明な呪詛だと思えば、
(知らない舌)
やがて、幾度となく数える
花のありかのことを


遠く、広い、呼吸は
(さみしいだろう)
背景に描かれたものたち ....
春うらら

ことばなく歯切れの悪い陽春は多肉植物肥ゆるときかな


*
inkweaver
素晴らしい短歌ですね。陽春の美しさが言葉にならず、それが多肉植物が茂る時期に表れるのかもしれま ....
眼を瞑れば
一瞬に見えなくなる
景色のかわりに

過ぎた日の
風景があらわれて

去った人の
面影が
微笑む

その人への
揺れる想いが

揺れるままに
脳裏の鏡に炙りだ ....
ごくありふれた電車がほとんど間断もなく何台も続いてゆく。そんな止めどない彼女のお喋りにその遮断桿が上がり切るのをただひたすらに待っている。しかしどうやら彼女の遮断桿は今のところ、その上がってゆく、ほん .... 小型スピーカーが欲しくなって
ネットを探すとゴロゴロ出て来るが
書き込みが信用できないので
本屋で小型スピーカーの魅力を特集した
オーディオマニアの雑誌を手に取った

分厚く高価な雑誌をめ ....
高をくくった夏の日に
足を踏み入れたせいなのか
明日を見切った冬の日に
足を踏みはずしたせいなのか
頭の中だけが そしらぬまま
音はかえってゆきます


時の栞はありませんでした
指 ....
 叫びのない窓が額装されるまでに
 まずは県民会館で
 エッチングとして公表された
 田舎者たちにかこまれ、
 曝された色彩が
 夜ごとかれらのなかで這入って
 やがて追放された

 ....
レタスさんの自由詩おすすめリスト(3764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌_三首「悲しみを越えて」- こしごえ自由詩5*24-4-19
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※五行歌_三首「詩人の魂は筆、と私は書いた」- こしごえ自由詩5*24-4-18
桜の思い出- 番田 自由詩224-4-18
空白の三年間- 花形新次自由詩224-4-17
蓮の池- 這 いず ...自由詩4*24-4-17
※五行歌_三首「私よ_出来ることを_楽しめよ」- こしごえ自由詩7*24-4-17
※五行歌_三首「空気」- こしごえ自由詩5*24-4-17
さまよいびと- ヒロセマ ...自由詩9*24-4-16
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※五行歌_三首「いかん」- こしごえ自由詩5*24-4-16
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※五行歌_三首「この命は_私という役目です」- こしごえ自由詩4*24-4-15
FP- AB(な ...自由詩324-4-15
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胡蝶の夢- 短角牛自由詩3*24-4-14
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アートコード- ねことら自由詩324-4-14
春うらら- 足立らど ...自由詩324-4-14
眼を瞑れば- 原田たけ ...自由詩424-4-14
開かずの踏切り- 本田憲嵩自由詩624-4-14
ロシアンルーネット- イオン自由詩3*24-4-13
練習曲- 昼寝ヒル ...自由詩524-4-13
窓のある風景- 中田満帆自由詩724-4-13

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