すべてのおすすめ
世界一標高の高い駅に着いた
車掌以外は観光客で皆
酸素マスクをつけている

空気が薄いので皆
紙のようにペラペラになる
喜びも哀しみも薄くなるので晴れ晴れとする

風が吹けば
空高く ....
 
夜は冷えます

太陽とおなじような
あたたかい光が
欲しくて

涙ながしただけで
瞳が綺麗になるだなんて
びっくりするほど
デタラメな綺麗事だね

でも夜は ....
つらなって
いる

全ての
失った
ことにより
得た
楽しみを
楽しめ



何もかも
楽しむ気で
生きたい
時には人生はゲームだ
とね



ああ古の
遠いところから
降って来る
小雪 ....
一日一度静かに燃える家があり
今まさに燃えさかっている
そしてその近くの電線に
数羽の小鳥が舞い降りた
いつぞやのにぎやかさはどこへやら
今日の電線の音符は歯が抜けた様相
それでも音符たち ....
対の果ては見えない それでも立ち尽くしているのは
相を浮かべては思い焦がれて 待ちわびていて
飛び去る轍は偏東風(やませ) もう寒さがそこにいるから

だから
「ほら稲穂がこんなにも靡い ....
情熱はもう涸れてしまった。

一行目では誰もが世界一の詩人になれる。

二行目、三行目からは篩にかけられたように、

詩人だったものはただの凡人に成り下がる。

バレてはいけないよ、夕 ....
いっぴきの草鞋虫を片ほうだけ履いて、
春が土足で入ってきた、
ながらく寒かった和室の畳の上にも、
いっぴきの草鞋虫が入ってきた、
ワラジムシ、
おまえは、とてもちいさなちいさな、
春の外履 ....
 ピアノの鳴る室に
 ふと情事の匂いを嗅いだ
 犬や猫の恋ではない
 汚れ切った人間の恋でもない

 冷たい冬の北大路をよろめきながら
 月の無い日をさまよって
  この生命
  唯美 ....
みんな 考えることが
おっくうに なったので
頭を はずして
かわりに 肩の上に
鳥籠をのっけて 歩いてた
鞄を抱えた 背広姿の人も
バス停でバスを待つ 女の人も
みんな 肩から上は ....
○「有名人」
登山と同じで
登り詰めるには
時間がかかるが
落ちるのはあっという間である
一歩の判断ミスでも落下する

○「二刀流」
大谷選手
今年は
野球と家庭の二刀流なるか
 ....
眠りから醒めた夢が
空の中に溶けていく

名前も形も知っているのに
呼べないまま
その弱さでも
鳴らせるものが欲しかった

花が散る時に
ひらひらと聞こえるように
最後まで美しく
 ....
もうその土地は更地にして
地主さんへ返したそうですが

礼文の古い家 元は漁師の 父方の親戚の家には
ものすごく腰の曲がったおばあさんが
何年ものあいだ 一人で住んでおりました

私の母 ....
鬼灯が
レースになって
実のぽちょん
熟した



 ※ 鬼灯=ほおずき




真昼の
月の光は
青い宙に
解けている
しっとりと
それから
私の
ほほ笑みを
いのちに
くべている
 ,234、ねえ昔は一歩遅れて裏口からついて行くのが審美眼みたいに重宝されて、今では同時にスタートして、いいや、1、231、231、と先にフライングしても許される時代なんだから、置いていかれること ....  (早逝の不可思議な少年に惚れたはなし)

天才は、早逝する。

不可思議/wonderboy Pellicule

たぶん凄いアーティストなんだと想う。
知ったのは ....
おしまな!
(そうだね、お日様
(今日は良い天気だね
おじゃたまくし!
(ちいさな春の子
(おまえと同じ
(三月生まれかもしれないな
斜めに陽が差し込むと
ぼくたちも斜めになってたね
 ....
焼却炉は歌っていた
夢や人生
思い出を焼きながら
異臭を放ち黒煙が
空の裾をつかもうともがいていた
燃やしても燃やしても
機関車みたいに進みはしない
どこにもいけない
過去にも
未来 ....
しかし見開いた目で〝その続き〟を 
ごく自然にふと思い付いて適量笑うから
白けた――火・煙・灰の感覚を与える方法は 
憶病で蒼い鉄の板の上で。また手のなる方へ


この程度と位置に喘いだ
 ....
 真夜中じゅうずっと悲しいニュースや情勢に耳をかたむける
 おれの辞書にだれかが書き加えた永遠のせいで、
 眠ることもできないから
 雨が降りやんだ、その沈黙を
 だれかがやぶって ....
傷ついた心は、高値の付く宝石
伝えるすべを持つ者たちが
言葉や音、像に添えて
ショーウィンドーに飾る

傷ついた心は、ため込まれた負債
精算できぬ者たちが
なけなしの硬貨と引き換えに
 ....
山の頂上から地上を眺めるように
時には
死から生を眺める視点も必要であろう
あと幾日こうやって夫婦で
ふつうに暮らしていけるのだろうか
命の砂は休みなく流れ落ちている
今朝は
春の陽光の ....
君の肩幅に
まだ幼い
春の光

僕は壊れた掌を
修理しながら

真新しい
君の名前を
口遊む





(初出 R6.3.15 日本WEB詩人会)
無縁塚の苔は
そのままにしておいた
今年も
無縁塚のある林の中で
無縁塚の周りの
草刈りと掃除をした
8月の上旬のことだった

人との縁
物事との縁
氷菓子をすっと頂く
夕方前に ....
 どんなに悲しくても

 どんなに辛くても

 どんなに苦しくても

 だんなに寂しくても

 どんなに嫌われても

 どんなに裏切られても

 涙を流すことはないのに
 ....
  ガラスの三日月

みせたこともない
真剣なひたむきさで
青みがかった夜空を
みあげている

昔憧れてたあのひとの
泣き顔をみたことがあって
もう僕でよければぎゅって
 ....
さみしいから
生きてるんじゃなくて

生きてるから
さみしいんだ

笑わないから
無口なんじゃなくて

無口だから
笑えないんだ

死にたくねえから
生きてるんじゃなくて
 ....
心の
複雑な
私は
シンプルになりたい
水のように



五行歌は
かんたんで
むずかしいからこそ
気楽に私は
五行歌を楽しみたい



バカ者
イジイジ
クヨ ....
水と夜の境に小舟を浮かべ、
満天の煌めく星々を灯りに艪を漕ぐ
海の風が星からの歌声を運び、
甘く幽かなソプラノが船べりを撫でる

銀河のうねりが船を揺らした
艪の先の海を覗くと、
青く耀 ....
レタスさんの自由詩おすすめリスト(3992)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
標高の高い駅- ふるる自由詩5*24-3-19
あたりまえ- 秋葉竹自由詩124-3-18
※五行歌「全ての_私」- こしごえ自由詩3*24-3-18
※五行歌_四首「楽しめ」- こしごえ自由詩4*24-3-18
閑古鳥の楽譜- そらの珊 ...自由詩10*24-3-18
その優しさの名前は夜- 黒ヱ自由詩224-3-18
死に損ないの詩- 鳥星自由詩5*24-3-18
ワラジムシ- 本田憲嵩自由詩524-3-17
色神- リリー自由詩5*24-3-17
鳥籠。- 田中宏輔自由詩15*24-3-17
独り言3.17- zenyama太 ...自由詩2*24-3-17
エアリアル- ミナト ...自由詩5*24-3-17
漁師の家_うつくしい硝子- 自由詩8*24-3-17
※五行歌_二首「熟した_魂」- こしごえ自由詩3*24-3-17
※五行歌「いのちに_くべている」- こしごえ自由詩3*24-3-17
、ぐるぐる巡る- アラガイ ...自由詩5*24-3-17
タイトルなんてどうでもいいから読んだら絶対聴けよ、絶対!- 秋葉竹自由詩124-3-16
birth/三月のうた- ちぇりこ ...自由詩1024-3-16
- ただのみ ...自由詩3*24-3-16
成れの果てのその続きを- あらい自由詩124-3-16
金魚- 中田満帆自由詩324-3-16
共感の宝石- まーつん自由詩324-3-16
あと幾日- zenyama太 ...自由詩3*24-3-16
- たもつ自由詩824-3-16
無縁塚ととんぼと私- こしごえ自由詩4*24-3-15
涙って- 佐白光自由詩1*24-3-15
ガラスの三日月- 秋葉竹自由詩324-3-14
さみしいんだ- 原田たけ ...自由詩524-3-14
※五行歌_六首「五行歌を楽しみたい」- こしごえ自由詩4*24-3-14
潮風の路- atsuchan69自由詩9*24-3-14

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134