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みんな 考えることが
おっくうに なったので
頭を はずして
かわりに 肩の上に
鳥籠をのっけて 歩いてた
鞄を抱えた 背広姿の人も
バス停でバスを待つ 女の人も
みんな 肩から上は ....
○「有名人」
登山と同じで
登り詰めるには
時間がかかるが
落ちるのはあっという間である
一歩の判断ミスでも落下する

○「二刀流」
大谷選手
今年は
野球と家庭の二刀流なるか
 ....
眠りから醒めた夢が
空の中に溶けていく

名前も形も知っているのに
呼べないまま
その弱さでも
鳴らせるものが欲しかった

花が散る時に
ひらひらと聞こえるように
最後まで美しく
 ....
もうその土地は更地にして
地主さんへ返したそうですが

礼文の古い家 元は漁師の 父方の親戚の家には
ものすごく腰の曲がったおばあさんが
何年ものあいだ 一人で住んでおりました

私の母 ....
鬼灯が
レースになって
実のぽちょん
熟した



 ※ 鬼灯=ほおずき




真昼の
月の光は
青い宙に
解けている
しっとりと
それから
私の
ほほ笑みを
いのちに
くべている
 ,234、ねえ昔は一歩遅れて裏口からついて行くのが審美眼みたいに重宝されて、今では同時にスタートして、いいや、1、231、231、と先にフライングしても許される時代なんだから、置いていかれること ....  (早逝の不可思議な少年に惚れたはなし)

天才は、早逝する。

不可思議/wonderboy Pellicule

たぶん凄いアーティストなんだと想う。
知ったのは ....
おしまな!
(そうだね、お日様
(今日は良い天気だね
おじゃたまくし!
(ちいさな春の子
(おまえと同じ
(三月生まれかもしれないな
斜めに陽が差し込むと
ぼくたちも斜めになってたね
 ....
焼却炉は歌っていた
夢や人生
思い出を焼きながら
異臭を放ち黒煙が
空の裾をつかもうともがいていた
燃やしても燃やしても
機関車みたいに進みはしない
どこにもいけない
過去にも
未来 ....
しかし見開いた目で〝その続き〟を 
ごく自然にふと思い付いて適量笑うから
白けた――火・煙・灰の感覚を与える方法は 
憶病で蒼い鉄の板の上で。また手のなる方へ


この程度と位置に喘いだ
 ....
 真夜中じゅうずっと悲しいニュースや情勢に耳をかたむける
 おれの辞書にだれかが書き加えた永遠のせいで、
 眠ることもできないから
 雨が降りやんだ、その沈黙を
 だれかがやぶって ....
傷ついた心は、高値の付く宝石
伝えるすべを持つ者たちが
言葉や音、像に添えて
ショーウィンドーに飾る

傷ついた心は、ため込まれた負債
精算できぬ者たちが
なけなしの硬貨と引き換えに
 ....
山の頂上から地上を眺めるように
時には
死から生を眺める視点も必要であろう
あと幾日こうやって夫婦で
ふつうに暮らしていけるのだろうか
命の砂は休みなく流れ落ちている
今朝は
春の陽光の ....
君の肩幅に
まだ幼い
春の光

僕は壊れた掌を
修理しながら

真新しい
君の名前を
口遊む





(初出 R6.3.15 日本WEB詩人会)
無縁塚の苔は
そのままにしておいた
今年も
無縁塚のある林の中で
無縁塚の周りの
草刈りと掃除をした
8月の上旬のことだった

人との縁
物事との縁
氷菓子をすっと頂く
夕方前に ....
 どんなに悲しくても

 どんなに辛くても

 どんなに苦しくても

 だんなに寂しくても

 どんなに嫌われても

 どんなに裏切られても

 涙を流すことはないのに
 ....
  ガラスの三日月

みせたこともない
真剣なひたむきさで
青みがかった夜空を
みあげている

昔憧れてたあのひとの
泣き顔をみたことがあって
もう僕でよければぎゅって
 ....
さみしいから
生きてるんじゃなくて

生きてるから
さみしいんだ

笑わないから
無口なんじゃなくて

無口だから
笑えないんだ

死にたくねえから
生きてるんじゃなくて
 ....
心の
複雑な
私は
シンプルになりたい
水のように



五行歌は
かんたんで
むずかしいからこそ
気楽に私は
五行歌を楽しみたい



バカ者
イジイジ
クヨ ....
水と夜の境に小舟を浮かべ、
満天の煌めく星々を灯りに艪を漕ぐ
海の風が星からの歌声を運び、
甘く幽かなソプラノが船べりを撫でる

銀河のうねりが船を揺らした
艪の先の海を覗くと、
青く耀 ....
十代の頃、坊主頭のボクは
がなるように
歌うしかなかった

裡に潜む得体の知れない
悶々とした想いの捌け口を求めて
形に
言葉に
縋りながら歌っていた

生活の為に地方テレビ局で
 ....
  

愛していないと死ぬようなひとと
呼ばれたいなぁ

永遠に成熟なんてできない
終わりのない時間を生きる
恋愛を
したいなぁ
時間に縛られてもそれもいい
いつ逢っても新 ....
  

そういえばわたし
ハッピーになったんだった

だから夜が好きになって
バランスのいい安心を
抱いて胸を撫で下ろすことができるんだ



なにが流れているか
なにもみ ....
手を
あわせるのは
ここに
こころがあるからだ
これが存在だ
宇宙にしてみれば
悪も善も無い
けれど
悪や善のルールが
人間には必要だね



無事を
いのる
こころの
高さは
天だ



ありがとうさま
あなたの
おここ ....
引き出しの中の小銭のように
ちっちゃな幸せは
身のまわりにたくさんころがっている
一杯の酒を
楽しみに生きることだってできる
一編の詩を
楽しみに生きることだってできる
隣人との茶飲み話 ....
フライパンなあのひとが熱くしたあたし
とけて 香って まあるくなって 
焦がれりゃ「おんな」のできあがり

皿のうえの色恋が放熱している
磨かれたグラスにたっぷりとミルクを注いで
にがいパ ....
冷たい風が吹く午後
サイゼリアに行こうか迷っていた
線路を越えて今日は行く
そう いつも思ってはいたけれど


今日はうどんを僕は煮込んだ
外は白い雪が見えた気がした
だけど明日はサイ ....
 部屋の明かりが消えた。キッチンも、廊下も、
トイレも。カーテン越しに差し込む街灯や近所の
明かり。わたしの家だけが何事もなかったかのよ
うに、暗闇の中、どこまでも透きとおって見えた。
 ....
レタスさんの自由詩おすすめリスト(3982)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
鳥籠。- 田中宏輔自由詩15*24-3-17
独り言3.17- zenyama太 ...自由詩2*24-3-17
エアリアル- ミナト ...自由詩5*24-3-17
漁師の家_うつくしい硝子- 自由詩8*24-3-17
※五行歌_二首「熟した_魂」- こしごえ自由詩3*24-3-17
※五行歌「いのちに_くべている」- こしごえ自由詩3*24-3-17
、ぐるぐる巡る- アラガイ ...自由詩5*24-3-17
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成れの果てのその続きを- あらい自由詩124-3-16
金魚- 中田満帆自由詩324-3-16
共感の宝石- まーつん自由詩324-3-16
あと幾日- zenyama太 ...自由詩3*24-3-16
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無縁塚ととんぼと私- こしごえ自由詩4*24-3-15
涙って- 佐白光自由詩1*24-3-15
ガラスの三日月- 秋葉竹自由詩324-3-14
さみしいんだ- 原田たけ ...自由詩524-3-14
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潮風の路- atsuchan69自由詩9*24-3-14
いつまでも少年のままでいられたものならば- 板谷みき ...自由詩2*24-3-14
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ちっちゃな幸せ- zenyama太 ...自由詩5*24-3-13
バター- 福岡朔自由詩5*24-3-13
まだ寒い日が続く- 番田 自由詩224-3-13
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