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歩いて、北へ
指ぜんぶ開いて 靴と歌おう
古い道 塗り替えられもせず
重ねられた ペンキ文字なぞるように

歩いて、北へ
ひと足ごとに 風向きが変わる
風は現われ 時々 私を透明にする
 ....
小鬼の私は
バカなことも言うけれど、
銀河の岸で
青い小花を摘んでいます
あなたのために
五行歌は
私の生(せい)だ
これを読んでくれる
あなたへ
ありがとうさま



失った
生き甲斐を
よみがえらせてくれたであろう
五行歌に
ありがとうさま



花 ....
八月のように
心をあらわに
噴き上がる痛み
目隠しをして
笑いあっていた
バス停は遠く
電車は遅く
返事を待つまで
日は暮れなかった

透けていく町の方へ
二人の影を落としても
 ....
私の罪は
私の罪に
ゆるされることはないのだから
私は私の
罪と生きていく



私は
私の罪を
お墓まで持っていく
私を待っている
お墓はただひっそりと



日 ....
遠ざかる星々に追いつこうとして
ポケットの中の薄い板が
震えてうめく

きらめくきつね雨のまひる
広場を歩けば
宝石がふってくる

こどもたちは争って宝石を拾い
笑いさざめきながらそ ....
め、めず、ら、しく、

朝、早、く、は、やく、

目、目が、覚め、ま、した、そ、それ

、で、港、に、まで、出て、散、歩、する、こ、とに、

した、の、です、靄、が、かった、海 ....
12月の4日になんか生まれたばっかりに


俺には本当の星座も無い









一番哀しいのは自分に嘘を付けない事だ

親でも友 ....
合わせた手を
見る
ここに
私は在るが
この雲は流れてゆく



人の自由を
うばう行為は
自分の自由を
うばうのである
人であるならば



人が
万物の霊長だ ....
詩か

これは詩か

なら{ルビ良=よ}い

詩離滅裂で{ルビ良=よ}い

業務文章なら屑籠に送られる代物だが

詩ならこれで{ルビ良=よ}い

自由だ

誰からも縛られた ....
 ラ・カンパネラを

 独特の旋律で聞かせてくれる

 演奏者が去り行きました

 太鼓を鳴らすように

 ドラムを叩きまわすように

 私には聞こえました

 演奏場で感 ....
低いおつむの先を数理でとがらせて

干上がる塔から神を更地と解しても

こころを遥かな官能の山へとつなげ

しづもりの海へといざなう神は源泉
呼吸に追い縋る過密な肺胞の群れ。我先にと急ぐのは浸潤水が震えるミトコンドリアの楽園。ここはエデンの園さ。
「あなた」や「私」という神の肉体。

肉じゃがを作らないと干上がってしまう。何も欲しくな ....
  

ゴールデンウィークも
そろそろ終わりかけの今日この頃
みなさま、
いかがお過ごしでしょうか?

それでも夜中は
すこし寒くって
布団にくるまって
寝ているひと
どーこ ....
キライな歌と顔触れで始まった
とはいえ、パーティーは壊したくない
素顔を知らない女たちが夜を飾る
紫煙に包まれた部屋が踊り、
沢山のシャンパングラスを揺らした

大理石の床に、笑い声が零れ ....
若草山のてっぺんで
何と叫んでいるのか異国の言葉
ウイグル語みたいに聞こえる
鹿の目当てはせんべいだけなのに
首を上下に振ってくれるだけで
心が通じ合ったかのように喜ぶ
野生だけど馴れ ....
揺れるドビュッシー
無調の色彩
そこらじゅうを飛び回る羽の生えた妖精
揺れる吊り革をくぐり抜けていく
乗客たちは地下鉄の窓の外の景色に夢中で
誰も気づかない

都営住宅の秘密の扉を開くと ....
ささぶねにこころのせ
あてもなくただ見とれ
現をかさね朧にいたる
月日は散る花びらより
軽やかに水面をまろび
めぐりきれない永久の
肌の何処にまつわって
在っても見えなくなり
変らない ....
愛は
失うものじゃ無いからね
って。
失うものは
恋だから、ね、って。

その言葉に
なんの意味があるのかは
知らないけれど
なにひとつ
その言葉に価値がないことは ....
ありのままの僕で居ることは恥ずかしいことだから
柔らかい花をたくさん摘んで
外壁のそばですべて枯らせた
美しいものたちがすべて藁のような色になって
崩れては風に乗って少しずつ消えて行ったよ ....
 

ある海をみながら
海の家で食べた焼きそばが
美味しいって君がいったのを
憶えてる

むろんそれは
そんなになんていうか
特別に美味しいものじゃなかった
と想う

 ....
汚れた衣服をいくつか籠に放り込んで、そうしてぼくたちはカラフルな影を選んで家路についた、どの日めくりにもあった日焼けの跡のことを、反射する屋根の眩しさ、室外機の低い振動、五月は水色のタイト .... よすがを星とされ
答える口は無い
なんの振動だろう
電車、揺れ、歩く、揺れ、
鉄橋、揺れ、日差し、揺れ
視線、揺れ、電線!、揺れ
口の端、揺れ、帽子、揺れ
目、目、目、目、と、あらあらし ....
傘を持たない私たち
雨の止み間に家を出て
降られぬうちに用事を済ませ
日暮れの前に横になる

電気はとうに届いておらず
夕闇のなか汲み置きの
水で身体を清めても
日々の不安は拭えない
 ....
富良野の電気も水道も
なかったとこで育った純くん

中卒で
泥の付いた一万円札を手に
長距離トラックに乗って東京で
すさんだ暮らしをした時も
工場で働いてた時
傷害事件を起こしたっけ
 ....
公園や身の回り、山に
紫色の藤の花が咲く

意識しなければ
綺麗な花が咲いていても
気づきもしない

藤の花の飾らない美しさ
初夏の中で存在感を示す

人々の笑顔が
紫がかって見 ....
これもみんなのおかげ。
私が無くても
みんなは存在しているが、
みんなが無ければ
私は存在出来ないからね



無事に年を重ねられました。
すこしは
私の力もあるでしょうが、
 ....
こころが苦しむということは
本当は
生きたいのである

味わいながら静かに
洋食を 食べながら
言葉って 美味しい だけだね
食器のあたる音が ちいさく
なにかを 伝えてるかな

珈琲を ブラックで飲む癖
あなたに教えられた
ほんとうは 甘ったるく
 ....
悲しい
というのが
悲しい
でも
そよ風は美しく光り



私が信じる
その存在や物事を
思うと
よしと
思える
レタスさんの自由詩おすすめリスト(3764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
北へ・・・- soft_machine自由詩10*24-5-8
※五行歌「銀河の岸で_青い小花を摘んでいます_あなたのために ...- こしごえ自由詩9*24-5-8
※五行歌_三首「五行歌は_私の生だ」- こしごえ自由詩4*24-5-8
ため息は黄色く吐いて- トビラ自由詩7*24-5-7
※五行歌_六首「罪滅ぼしの道」- こしごえ自由詩5*24-5-7
ポケットの中の薄い板- 佐々宝砂自由詩724-5-7
ヨナ、の手、首、- 田中宏輔自由詩9*24-5-6
へびつかい座のゴールドセイント- TAT自由詩424-5-6
※五行歌_七首「人であるならば」- こしごえ自由詩4*24-5-6
上司- 一般詩人 ...自由詩524-5-6
旋律- 佐白光自由詩4*24-5-6
干上がりの陸知で海を説くべからず- 菊西 夕 ...自由詩2*24-5-5
上等なお粥- 由木名緒 ...自由詩724-5-5
まるでエッセイみたいな詩を書いてみたくて。- 秋葉竹自由詩324-5-5
恋の始まり- atsuchan69自由詩9*24-5-5
蛇行剣- 藤原絵理 ...自由詩524-5-4
自由詩- rabbitfighte ...自由詩424-5-4
狸囃子が聞こえる- ただのみ ...自由詩3*24-5-4
バカな愛- 秋葉竹自由詩424-5-4
いつか、まあ、そのうち- ホロウ・ ...自由詩2*24-5-4
海の家- 秋葉竹自由詩224-5-4
水色のタイトルとまばらな座席- ねことら自由詩624-5-4
雨の魔- 這 いず ...自由詩224-5-4
明日のエレジー- ヒロセマ ...自由詩5*24-5-4
海神作戦に思う- 板谷みき ...自由詩3*24-5-3
- 夏川ゆう自由詩324-5-3
※五行歌_三首「光る風の_誕生日を」- こしごえ自由詩5*24-5-3
※五行歌「本当は_生きたいのである」- こしごえ自由詩4*24-5-3
- 秋葉竹自由詩424-5-2
※五行歌_二首「でも_そよ風は美しく光り」- こしごえ自由詩5*24-5-2

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