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初めから、多分ではなくてそのあたりの違いの確信は良いのです。大正までは翻訳は知識ではなくて才能だったとハーバード出の方はおっしゃっていた。私たちのオリジンは内から溢れ出ているのだから。無理だよ
 ....
中華料理を食べそこねた兄が
急行列車で帰ってくる
僕はまだプールの水底で
習字の練習をしている
兄は僕より背が高く
顔も様子も似てはいないけれど
よく双子と間違われた
習字のはら ....
哀しみに憧れ眠り
憧れに哀しみ眠り

表層を滑走すること、
突然に深みに嵌まり
聳え立つ巨大な相貌、
内面に湧く泉呼応し

郷愁に憧憬伴い
憧憬に郷愁伴い

眼差す 純白の瞬間、 ....
ことしは喪中はがきが多い
きょう、八通目が届いた
古い友人
映さん、七三才
わたしの姉と同い年なのに

映さんの本名は、恵子だという
知らなかった
詩友とはペンネームでのお付き合いだか ....
ころころ、ころころ
肌触りの悪い紙に包まれて
ずいぶんと劣悪な道を転がされて
半年を終えました
半分寝ているような覚醒しているような
まるで白夜のようでした

作業所のピノキオたちは寝静 ....
人も時代も変わっていく
私は無常を越える
常住の法を求めて旅をする

哀しみも苦しみも幾年月
最も苦しかった日々は
最も輝いた日々だと感謝する

人も時代も変わっていく
私は無常を越 ....
毎晩に硬直し冷え凍る脳髄を
焼酎飲み がぶ呑み
薬は効かず 温め柔らか暖かめ
動脈硬化進み肉の滅び近く
近付きかなぁ と予感し。


これぐらい耐えろよと
相互の調和カンディンスキー、 ....
青が開ける
まっさらな朝の空
光は弾け

鎮まるわたしの心
魂の均衡と調和のうちに
世界のすべてを受容する

颯爽と歩き過ぎる若者、
駆け回る子供たち、
凍り付く紅葉、杖つく老人
 ....
理想に貫かれた理念に
日毎努め静かさ観じながら
私の気力はたと萎えさせる、
時間という無機質 
墓石の無表情。


現実という
刻一刻と
移り変わる最中に、
微細な相貌の顕れ新た
 ....
射す光に紫の輝き
花の群れ、流れ揺れ

意識 ゆったりあけひらき

紫の色光、無数無限
広がる透空を自在に泳ぎ

意識いよいよ光景に溶け入り
光景これこそ意識そのものと
サンクチュアリ とか 信じてないってポーズさ
頑張りすぎる君だから 強がりを肯定する ネガ
静かに味わうラム酒でまた生きてけるって云うし
逃げても無駄って本気で思ってるとしたら僕は何
気づくま ....
冬の凍空
水晶の塊となり
浮かんでいる
難破した砕氷船が沈んで
空のクレヴァスに紡がれる
大きな心の屈曲を抱え
帰港すべき場所を探す

空のクレヴァス突き抜け
漆黒の宇宙を見出すとき ....
 

些細な思い出に別れを告げて何かをはじめるときは吉
 
うっすら片手から放った蝶の
宙に舞う
軽やかな息を継ぎ銀箔の輝き

陽光浴び

ささやか咲き誇る路傍の草花
から草花へ
蝶の軌跡 柔ら鋭く速やかに

 〈ありがとう〉

言ノ葉 ....
空気が
しびれて
蒼く透けた色を
している
夕方の私と
鏡よ鏡よ鏡さん、この世でいちばんの愚者はだぁれ?

鏡よ鏡よ、この世で一番の愚者は、その質問をする者かもしれませんね。

ありがとう。おやすみ。

おやすみなさい。良い夢を。
ごめんなさい 

何度も 抱いてくれたけど

あなたのように 私は私を愛せない

あなたのようには 私は私を許せない

優しいあなた 笑い合える愛、見つけてね
──おいでなさい。よい星回りです。
(ゲーテ『ファウスト』第二部、相良守峯訳、罫線加筆)


畳の湿気った奥座敷、御仏壇を前にして、どっかと鎮座する巨大なイソギンチャク。


(座布 ....
かつて帰る家路があった
今、帰る家・故郷、喪失し
新たな家路を辿り紡ぎ行く
憧れの地平 確と眼差し
内鳴るフルサト湧く沸くと


土佐の海鳴りカツオの叩き
はりまや橋の赤々と浮き立つ
 ....
ぽっかり
穴、あいて
なんの
深みもなく
なんの
形もなく

無限のたゆたい
無限のひろがり

 すっと黒い円のなかに黒い円が在る

白い点は円のなか
段々広がり破裂し

 ....
写真の坂本龍馬の右手は
着物の中に入っている
「何か隠し持ってると思う?」とキミは訊く
ピストルとか? 物騒な時代だったから。
物騒な時代が終わったというわけでもないけれど

だけどもう誰 ....
#WHO(フー)

聖樹になり仰せた大木も
世代交代の意味を知り
朽ちても若木の行く末を
あんじては身を粉にして
樹木は時代を乗り越えてきたの

世界樹があればいいのに

成人にも ....
冬のささやきに染まる頬
たぶらかされる唇もまた
つめたい 
熾火のよう 
ことばは
今朝の淡雪すら溶かしはしない
樹々を渡るすずめらの
目くばせほどのぬくもりも
変わらない距離で深まっ ....
北斗七星が傾いて 絵葉書をこぼす
ひらりと指でうけとめる なつかしい君のことば
仙女の写真にうすく 桃の果汁の染み
あいかわらずの筆跡に 白い歯を思いだす

君よりずいぶん遅くに 僕は生まれ ....
・遠く
離れたままで
わたしたち
白い季節を一まい隔てた
(冬の華は六角形に受粉する
その周りを
星の子どもたちが手をつないで
ぐるぐると回りながら
白を蘇生させようとしている
(か ....
ほつれていくテレビに
故郷が映った
見慣れた橋や川面の姿
人も映っているけれど
ほつれていて
よくわからなかった
会釈くらいはしたかもしれない
そう思うと
雨の音が聞こえた
 ....
慣れし故郷を放たれて夢に楽土求めたり
一度低く
故郷を放たれて楽土求めたり
一度低く
を、放たれ、土たり
いちど
を、土求めて
オクターブ
故郷求めたり

胸の奥底深く湧き水の波紋 ....
私が得る愛、
私が造る愛と等しい
と、ビートルズ最期に
努め営み続ける意識の過程、
それは真の愛に至る途だからと、私。


この肉の魂の精神(霊性)の
苦楽ジェットコースター、
なん ....
呼吸にも心拍にも感謝しかない
まだまだ寝ていたい 

誰に向けて書いているのかと問われた
・… 無いと答えた 自分でもない 

詩作のいいところは金がかからないことだ
生きてさえいれば  ....
青空が大好きだ
遠い
色なのに
近しい
さびしみ
レタスさんの自由詩おすすめリスト(3982)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時間の無駄ではないから、辞書詩人の先を目指して- 足立らど ...自由詩423-12-9
気泡- たもつ自由詩7*23-12-9
帰郷- ひだかた ...自由詩5*23-12-8
喪中のひと- たま自由詩923-12-8
熟睡- 山人自由詩3*23-12-8
常住- 渡辺亘自由詩223-12-7
五行歌、乱れ躍り(改訂)- ひだかた ...自由詩4*23-12-7
世界は只- ひだかた ...自由詩4*23-12-7
五行歌、溝- ひだかた ...自由詩4*23-12-6
意識の光景12- ひだかた ...自由詩323-12-6
hide_and_seek- 福岡朔自由詩423-12-5
水晶の空- ひだかた ...自由詩5*23-12-5
#御神籤- 足立らど ...自由詩5*23-12-5
交歓- ひだかた ...自由詩623-12-4
※五行歌「空気が_しびれて」- こしごえ自由詩3*23-12-4
鏡よ鏡よ鏡さん、この世でいちばんの愚者はだぁれ?- 足立らど ...自由詩4*23-12-4
蒼き夢の中で- 短角牛自由詩4*23-12-4
陽の埋葬- 田中宏輔自由詩6*23-12-4
五行歌、家路- ひだかた ...自由詩6*23-12-3
意識の光景11- ひだかた ...自由詩523-12-3
龍馬の右手- そらの珊 ...自由詩10*23-12-3
フー- 足立らど ...自由詩6*23-12-3
冬の裸歩き- ただのみ ...自由詩8*23-12-3
銀河通信- 福岡朔自由詩4*23-12-3
Fairytale_Of_Snowland- ちぇりこ ...自由詩1323-12-3
テレビ放送- たもつ自由詩11*23-12-3
鏡川- wc自由詩8+*23-12-3
詩想43〇愛について、五行歌借り(改訂)- ひだかた ...自由詩6*23-12-2
近況- 空丸自由詩523-12-2
※五行歌「青空が大好きだ」- こしごえ自由詩5*23-12-2

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