すべてのおすすめ
ここに ぼくがいて
ここに あなたがいる
それ以上の意味はない

あなたとぼくは グラタンを食べる
あなたとぼくは お昼寝をする
それ以上の意味はない

あなたは 水色が好きらしい
 ....
間違って、鳥の巣のなかで目を覚ますこともあった。間違って? あなたが間違うことはない。Ghost、あなたは間違わない。転位につぐ転位。さまざまな時間と場所と出来事のあいだを。結合につぐ結合。さまざ .... 僕は雪にくちづけをした

白い白い大地に降り積もる雪は
僕のキスで
紅く
紅く
染まる

君は知っているのだろうか?
ココロに秘めた想い
君への郷愁

僕は寒さに震え
冷たさ ....
ぼくは 眠れない夜に
夜風の海を たゆたう
青いくじらを 見た

白い雲さえ 追いやって
星を ごくん と飲み干して
おしゃべりな 雨音とともに
故郷を捨てて 来たらしい

月のよう ....
それは夜
さざめく宇宙の 真ん中で
おれは命の小ささに 顔をしかめる

川の流れが おれの鼓動を押し流す
風の息吹が おれの呼吸を運ぶ

草木はおれに 踏みしめられながら
おれよりも  ....
何故、ひとはこんなに淋しいのだろう


最後に孤独を感じたのはいつの日か
もう思い出せない

生き残ることに必死だったから
孤独を感じる暇は無かった

夜になるとホッとした
夜はい ....
 あれは欲求の充足が阻止されたことの
 一時的な怒りだったのか
 なんにも知ってはいなかった幼女の
 ヒステリックが沸点に至り

 あの時、
 一軒家の玄関ドアに嵌め込まれた
 デザ ....
「最近のカローラ、乗り心地良いね」
「あ、これ、メガーヌっていう車です」
出席するだけの会議のあと、家まで送ってもらい、
黄色いルノーを国産車と勘違いしてしまった

そういやあ、ヤリスとプジ ....
僕らは階段の話をした
かいだん、と言う
君の発音が好きだった
一日中、階段の話をして過ごした
街では日々
階段は増え続け
壊され続けたから
話が尽きることはなかった
このまま二 ....
まず晴れてれば
晴れてるだけでご機嫌
洗濯物を外に干す
雨の日は
雨の音が優しい子守唄に聴こえるからご機嫌
お気に入りの傘を差す
風の日だけはご勘弁だけど
五月の風なら
やっぱりご機嫌 ....
調律をしをえたばかりの
おとぎばなしは
こぢんまりとした
こどもの耳の中で
ふたたび輝く

なまえのない宝石を
空にかざす
君がなまえをつけてくれ

ささくれたブランコに留まる
 ....
赤トンボ、
ほとんど木枯らしにひとしい、
寒さでアスファルトに不時着した、
晩秋の、
ちいさなヒコーキ、
それでも在りつづける、
そのままの、かたち、
やがて、その透明な羽が、
きわめ ....
中学二年生から
永らく、詩を書いてきました

途中、ロックミュージックの
歌詞になりましたが
書く事はやめませんでした

時は流れる
すべては変わる
思いは募る
すべて忘れ ....
 
 黒いX
あの頃は青い鳥が飛んでいた
谷川俊太郎氏とイラストレーター氏のコラボ詩  
                     …ああイラストの人の名前を忘れてしまった
返詩のように、勝 ....
とても
脆くて危なっかしい

私にはそう視えた

空は青いのに 雨は優しいのに 花は無心で咲くのに
なぜ、淋しいのだろう

━ 黄泉比良坂をひとりで降りる気ですか ━

私は“愛” ....
 風が散っていった
 ウイスキーの琥珀に酔った天地に

 男と女が愛し合い
 いつの日か又
 他人の様にそっけなく
 だが にこやかにすれ違う
 それが何なのだろう

 ふと逢った人 ....
まあ
じっさいに、熊の被害に遭われた方には
申し訳ないのだけれど

熊のフリー・ハグに注意!

きょう
きゃしゃな感じの三人組の青年たちが
フリー・ハグのプラカードを胸にぶら下げて
 ....
永い永い昼だった
時間は止まったように流れ
あちこちで人びとが微睡んでいる

風も凪いでいたが
気にならないほど陽射しが柔らかく
皆、穏やかな夢をみている

アンブローシアを食べてしま ....
って
どうよ!
下痢をしているわたしの部屋に
ジミーちゃんがたずねてきて
唐突に言ったの
最近
猫を尊敬するの
だって
猫って
あんなに小さくて命が短いのに
気にもとめない様子で
 ....
痛み止めのかわりに睡眠薬を飲んで、
買い物へと出かけて行く。

主婦に休みなんてないんだよ。
あなたは主婦ですか?
いいえ、家事手伝いです。

わたしは単なる家事手伝いです。
昔は夢や ....
 白い闇が襲う
 これまで生きてきた想いが募る
 私に prestoをかけようとする
 崩れかけた斜面の沿線
 時には避けて
 時には埋めて生きてきた
 はじめて神様に祈りを捧げたの
 ....
横になればすぐにわかる
どうして今まで立っていたのだ
眠るために必要なものは、
とりあえず枕と寝床があればよい

悔しかったことや腹が立つこと
悲しいことや傷ついたこと
虫歯の痛みや腹ぺ ....
ほんとうは未だ
眠りの王国で
牧歌に耳をすませていたい

日は明けたが
曇りがひどく暗い
こんな寒い朝を
事務所まで
原付で風切って
向かわないとならないのか

なぜ暗い ....
もみじ、
肩まで浸かった露天風呂からのぞむ、
さりゆく、秋の赤い夕ひが、
ひとすじの、きまぐれな寒風とともに落としていった、
いちまいの、
星のカケラ、
休憩室の掲示板に、ずらりと並んで立 ....
 閉じたビニール傘から飛び散る
 雨滴
 会社の広大な敷地内を車と自転車が往来する
 東の正門で守衛室に社員証を提示しても
 配属先の建屋へは延々と
 アーケードの歩道を歩き続ける
 
 ....
木屋町の路地で
後家殺しの永ちゃんと顔突き合わした
あ、後家殺しの永ちゃん 
お、デブ殺しの室くんやないか あの子、元気か
だれだっけ?
ほら、あのかわちぃ女の子 きみにしては
羽ばたい ....
こんばんは。
今のHさんが高次元の立ち位置に立って物事を観測している、
ということであれば、それはHさんにとって正しいのです。

ただ、わたしは、例えばイチゴケーキを買おうと思ってもお金がなく ....
コナン君の決めセリフは
「真実はいつも一つ」だ

私はそうは思わない
事実はいつだって一つでも
それぞれの側にそれぞれの真実がある
気泡を抱いて眠る
葉っぱの生る木に
今年も葉っぱが生ったよ
そう教えてくれた人の
顔と名前を思い出すのに
半世紀以上かかった

子供たちのふざける声が
外から聞こえてくる
季 ....
ぼくが20代の終わりくらいのときやったかな
付き合ってた恋人のヒロくんのお父さんが弁護士で
労災関係の件で、それは印刷所の話で
「年平均 6本」とか言っていた
紙を裁断するときに指が切断された ....
レタスさんの自由詩おすすめリスト(3764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ただあるがままを愛おしむ- みぎめ  ...自由詩424-11-20
THE_GATES_OF_DELIRIUM。- 田中宏輔自由詩17*24-11-20
白の彼方へ・・・- 栗栖真理 ...自由詩324-11-20
夜のくじら- みぎめ  ...自由詩524-11-19
アトラス- みぎめ  ...自由詩524-11-19
孤独- りつ自由詩6*24-11-18
- リリー自由詩7*24-11-18
value- atsuchan69自由詩12*24-11-18
囁き- たもつ自由詩324-11-18
佳い一日です。- りつ自由詩4*24-11-17
さよなら雨- そらの珊 ...自由詩11*24-11-17
立冬トンボ- 本田憲嵩自由詩724-11-16
作詩- 田中教平 ...自由詩324-11-16
人見知りの相克- アラガイ ...自由詩6*24-11-16
黄泉路- りつ自由詩4*24-11-15
女よ- リリー自由詩5*24-11-13
熊のフリー・ハグ。- 田中宏輔自由詩14*24-11-13
ジムノペディ- りつ自由詩4*24-11-13
存在の下痢。- 田中宏輔自由詩11*24-11-11
- 朧月夜自由詩11*24-11-11
breath_~時の鐘- アラガイ ...自由詩10*24-11-11
微睡の草原- atsuchan69自由詩14*24-11-11
眠りの王国- 田中教平 ...自由詩424-11-10
冬どなり- 本田憲嵩自由詩1624-11-10
赦されて__- リリー自由詩10*24-11-9
京都木屋町の路上で- 室町 礼自由詩7*24-11-8
ある手紙から- 朧月夜自由詩11*24-11-7
五行歌_「それぞれの側に」- りつ自由詩6*24-11-7
午睡- たもつ自由詩324-11-7
年平均_6本。- 田中宏輔自由詩12+*24-11-6

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