すべてのおすすめ
 
どうでもいい休日の朝に 海沿いの道をニケツする。まるで知恵の輪みたいな潮風より 確かな 夢の記憶に穴が空いた。貰い受けた原付きで。代わり映えのない真っ直ぐな道を、どこまでも どこまでもみえなくな ....
しかし見開いた目で〝その続き〟を 
ごく自然にふと思い付いて適量笑うから
白けた――火・煙・灰の感覚を与える方法は 
憶病で蒼い鉄の板の上で。また手のなる方へ


この程度と位置に喘いだ
 ....
花言葉は骨董品の、
作者不明の〝まだき〟にあるらしく
水平線のたまり場で
流行らないアドリブを繰り返す


やさしさレモンシトロンと
素材の文庫本をひらいた

『またね、けなげな ....
うつろ灰色の翳に高尚なまん月がまろびでる
象牙すすけた草原のときは、まだまだ みちなかば
いっそう留めた錯覚を立ちのぼらせつつ嫌がりました

ふとあなたは、という穏やかさだけで
ただ顔を曇ら ....
観客が立ち上がると
わたしは魚になりそこねて
また化粧室の蛍のよう浅い渚の飴玉、
ハミングしたんだ、追いかけるように

誰かのかわりになって
担って、産まれていった
無音のクラッカーは香 ....
ただホノオばかりが焚き付けられた工房で光芒のもと        
     たしかタブは『種よ、もがく。』

          すいぶん
         たんぱくしつ
          ....
積荷を遊ばせる、持ち替えて加える
空瓶を重く押し付ける 雑だな

存在する無箔ごころ
とりとめもないここは
降りやまぬところで
曲りくねらせた途にあり

そっとみつめたい
淀んだ天体 ....
                    大海を眺める男女が つつがなく
                  {ルビ史環=シワ}に さすらいまどう しゅんかん
      あなたのテンには鏡、草原に ....
だれもが見ている死 
テラリウムに溺れてしまった花
金色の蝶蝶と迷露
虹色の貝殻は空間の{ルビ郷愁=いえ}

てのひらは きらきら、立ち止まり
素朴ひとみも うだがれる
そぉとした お ....
減らず口を残らず
てのひらで見送るよう 
ちっとも
塡める。想像の先。灰の
色 涼しくもない

さきっぽに もうすぐに
うまれては、きえるもの

なにも腐った頭がちょっとも
まわ ....
寄せ集めの豊穣を辞退する
予定時刻/予後不良だ


   (ことだけではないと)
 
あなたは 待ち続けている
 ホームで、
 さみしげな空を見上げており
  巻いたものを
  ....
レタスさんのあらいさんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
paper_tunes- あらい自由詩3*24-5-1
成れの果てのその続きを- あらい自由詩124-3-16
晴曇- あらい自由詩624-2-20
それのほか_みちはない- あらい自由詩424-2-19
A/wa_- あらい自由詩324-1-9
種よ、もがく。- あらい自由詩224-1-8
SEA.- あらい自由詩423-12-29
げんざいちてん。- あらい自由詩323-12-22
みでぃあむ・ぶるぅ- あらい自由詩223-12-21
さきっぽに_もうすぐに- あらい自由詩423-12-15
パラダイムシフト- あらい自由詩223-12-14

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する