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一. 八月の再生


それは何故か寒い八月の最期でした。
私は一人、窓という格子に挟まれた中の
限られた空を見上げて、煙管をふかしていました。
すると明け方の空がぼんやり ....
そういえばの心意気はもうとっくになくしたの
とりあえずの程度では夢を追うこともままならずに
たったひとりその気分を満喫、たたずんでみた。


さすればきみが愛おしくなって
いわゆる ....
 



知らないきみは嘆いた。
海のあおさと空のあおさははなから別物ときめていた。
そんな中ぼくはゆらめきをみつけた。
きみは蜃気楼のなか、たっていた。

ふたりにはじまる物語はな ....
 

そうでもなかった感情は
特に何のこともなく その形状をそうしつ、
きっとその程度のものだった だなんて
言わせてくれない、おびただしい程の記憶
切ない詩が嫌いな今、
乙女全開で引き ....
最近さむいぜ、
手とかかじかむんだぜ
耳もいたくなっちゃうんだぜ! 

こうさむいとさ、やっぱりあったかいココアはおいしいから、

あなたがひどく淋しくなったときに
あなたのここ ....
 
ふられてしまいたい。
触れられてしまいたい。

ぴんと張ったものは全て
ちくり、 とした痛みで
ふにゃけてしまうでしょう

やさしさなんて、いらないよ。
(十七夜は素直になれない ....
 
意味なんて
ないのです

意味を添えるのを考えるのもわずらわしい。

あなたの返事がこなくとも、
あなたに何かをおくりたい。

あなたへのメールを 手紙を 何でも
伝える手段を ....
 

僕が豪語しようか、
きみの背中がすきだよ。
いろんなかなしみを背負って、
さまざまなしみをつくったね。

すこしだけの筋肉とか、やわらかい
へこんだ部分にたまるであろう あい だ ....
朝日は頬をたたくように照りつける。
ぐしゃぐしゃの髪をさわると、
よく頭を撫でてくれたあなたが想われる。
素敵な朝は、さみしい気持ちでみたされる。

顔を洗って、太陽に引っ張られた頬 ....
あ いして います
い つか 逢える日を信じて
う やむや な こころ に
え いえん を こじつけて
お それは 捨てて。

か なしい時 も
き びしい時も
く いは残らないように ....
あたたかな不誠実、
かいまみえる色濃い(恋、来い。)
世界の果てでなら あたしのかおは、
みたこともないほどの美人になるんじゃないかしら。
(だって世界の果てってきっと真っ暗よ。) ....
わたしに世界を否定されても、
しらないものは知らないのだというだけ。
わたしが世界に定義をきめて、
あなたがそれを否む筋合いはない。

傷付けられたら痛いんです、
それをあなたは理 ....
 

だきしめてください、この四肢に
わたしに体温をなじませてください。

はいでください、この邪魔なもの
わたしとのからだをかんじてください。

ふれてください、このくちびるに
わ ....
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