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目覚めの弱い朝
濃いめのブラックコーヒーと
アーモンドチョコレート
苦みで潤される喉をなぞるカカオの甘さ
寝ぼけた体が整えられていく

今日はどうやら天気が良さそうだ

もうすっかり冷 ....
触れたら溶けてしまうほどの
弱い零度で繰るんだものは
あなた仕様の想いです。
格子の向こうで微笑む陽になぞられただけで
露わになる想いを守る腕は
とうに限界を越えているけれど
他の誰かでは規格外な想い ....
何をおもい
何をみつめ

紅が
雲をとらえ
空が
紅を受け入れた

同化していく地上に
根を張り
弱ささえ伺えるような一輪
それなのに深い桃色は
紅に包まれてもなお
奪われることなく凛と成し
魅了して ....
もしあなたが
どこか遠くのほうで
泣いているとしたなら
わたしには
すり寄ることも
包みこむことも
その涙を
掬ってやることも
難しい

伸ばした腕の先に
あなたを見つけ
躊躇う指の先で
あなたを撫で ....
薄暗い辺りにひとり

寂しさに浸りながら

窓際に体を預けて



想いの途切れた一瞬に

光がまつげを掠めたから

思わず顔をあげたんだ



そこに映る光景は僕を

余すことなく飲み込んで

透明 ....
何気なく
瞳がとらえたカラー


まばたきを拒んだ時間に
荷物を忘れて来たのかな


イイ顔して笑ってる私が
ガラス越しに見えた
望まずとも
夜は明け
再び影は落ち
また陽は射す


変化など求めずとも
何事に同じものはない
目を凝らし伺わずとも
心は知っているだろう


日々と
自分に向き合うということは
案外
簡単な事かもし ....
幾度と見上げても
空はそこにあり
幾月を俯いても
この手に成せぬ色を広げて
微笑んでいる


移ろう姿を眺めては
さだめの意味を問うこともせず
ただそこに漂い流れ
ありのままを差し出している



ち ....
黄昏を刻む夕の空

安堵する私の隣で

照れくさそうに笑う貴方を

可愛いと思った
認めてしまうと苦しくて
感じてしまうと切なくて
だから
胸と肌の一部を削除して
空白で埋め尽くした


時間をずらして
目を逸らして
記憶を丸ごと塗り替えたなら
振り出しからやり直せそうな
儚い安楽を ....
無の境地
酔わされたままの脳裏
闇に恋をしたわけでもなく
光を庇ったわけでもない
ただ茫然と
駆り立てようとする何かを
拒んで求めて無くして
ほんわかとした雰囲気に
さ迷い浮かんだ風船 ....
最終的に行き着く先は
やはり 過去なのか
途切れた雲に重ねるパズル
欠けたピースがいじらしいほどに
巡回を滞らせた

転んで泣いて
起き上がって笑って
当たり前に出来ていたことが
鈍さを増していく
 ....
切り刻む術を得ていない手は
汚れの中で服従する

卑下の渦は思いのほか深く
改善しうる点から背けさせ
怒りばかりを生み
暫定をも喰い荒らしていく

未熟故の愚かさを
飲み込めないまま ....
理由など探せないけれど
赴くままに尋ね行く旧家
急ぐように古びゆく様を
呆然と眺めることしか出来ず
異空間の佇みに安心を覚える

理由も探せぬまま
歪む扉をこじ開けた
古さを物語る音はあの頃のまま
荒 ....
山間の小さな村の入り口

20年という年月は
視線の高さと
肌の感覚 そして
静寂の形すらも
変えてしまった
所々に見つけていく面影
巡るコントラストは
“芯”という部分を揺さぶって
映し出す風景に ....
指先を弾くビー玉の
揺らす羽音に傾けた顕在
美しさに魅る
誰もが潜在させていく
消せない痕跡の奏で方

雨粒が掬いあげる五線譜を
なぞるように紡ぐ音源
白月の発光が仕上げる響き

潜在の零れた葉のたゆ ....
落ちつきを宿した呼吸

数えた正午の鐘の音と

湿気を帯びた稀薄の風

降下する冷気は

伝いの過程を経て

火照った躰を解いていく

愛撫の度に開かれていく弁

濡れた声の果てで見た

熟しを待つ
 ....
近い過去

傷口を庇いながら
痛みを無視して
紅空を愛してた



認めなかった傷を
直視して解けた意味
幼さと至らなさと
自我欲の赤い泪
白空を求めている

近い未 ....
”初心、忘れるべからず!”で、久しぶりにこんなのを書いてみました。見崎 光ぶしをご賞味あれ(笑)




一人、夜空を見上げています。
一つ一つ星を数えては、
あなた探しに没頭しています。

「ねぇ ....
藍に鳴く瞬きは
添える程度の色彩
決して主張しすぎない声で
詠うように流れては
見下ろした先の草花に
願いを囁かせた

蒼に震える輝きは
漂う程度の色合い
妥協にも似たか弱い声で
 ....
飛ぶはずだった


憧れのなびく この地で
丁寧に編み上げた羽を
広げて様子をうかがっていた


冷たすぎず暑すぎず
体温に溶け込む風

見え隠れしながら射す陽気

たゆませた草の
ゆりかごは
すで ....
やり直したい過去なら
沢山あるけれど、

取り戻せないことくらい

幼い僕にも分かること。


過ぎてから気付く大切を

これからに活かす術を

記録していこう。
アクセルを踏み込む足は
わずかな躊躇を阻み
回転数をあげていく
ミラーを横目に
流れる景色を客観視しては
座りこんだ目に
命を預けてみる


緩める事に躊躇いを感じ
加速させたままの風
カーブに鳴くタ ....
泥んこ遊びに
大冒険、
必死になって掬った
おたまじゃくしも

大人になった今じゃ
もう遠いけど

小さな水溜まりを見つけて
思わず
はしゃいじゃった。


陽射しも熱も
愛しいほどに
懐かしい。

 ....
はぐれてしまった季節を
無理に追ったりはしないわ。

ズレた時間も
気持ちがイイものね。
よく晴れたこんな日は
思いっきり息を吸い込んで
初めての感覚に
溺れていたいわ。

空も風も…優しい。
教えら ....
湖に沈んだ街

彼らが重ねた空は

あの頃のまま


田んぼに水が張られ

浮かぶ面影の街

彼らの眼には

僕らの影を数えた空が

どう…映るのだろうか
葉を

何枚、犠牲にしたなら

満たされるのでしょうか。

いいえ、

認められるのでしょうか。

綴る言葉の陰り、

光合成の出来ない胸中

鳥は何度この葉を持って

 ....
飲み干したはずの水は
グラスいっぱいに湧き
混じるように
切なさが膨らんでいく

追いかけている錯覚に惑わされながら
通る道
目の前には車が、車が一台
言い聞かせる胸の内に
光る笑顔 ....
里帰りが終わろうとしている前日は
意識が無音を好み
笑顔の裏側で背中が
泣いていた

変わってゆく景色の中に
変わらぬものを探しては
胸を撫で下ろす

瞼の落ちる一瞬さえも逃してはなるまいと
刻み込ん ....
遠くに感じては

刹那を溢す

けれど

思い過ごしな心気は

優しさを浮かべ

涙を枯らしていく

何時の日も

何時の世も

此処が還るべき場所

迎える準備などせずに

当たり前を差し出して

 ....
北大路京介さんの見崎 光さんおすすめリスト(45)
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うた- 見崎 光携帯写真+ ...4*07-7-20
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恋愛詩〜七夕バージョン〜- 見崎 光自由詩4*07-7-7
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歯止め- 見崎 光自由詩3*07-6-30
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数え唄- 見崎 光携帯写真+ ...4*07-6-22
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