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入社式先輩風で散る桜

春の雷走って逃げる正義感

風吹けば結局みんな風見鶏

どの道も真っ直ぐ行けば突き当り

つばくらめ旋回すれば小宇宙

春眠と短い祈り新年度 缶けりをしたくても
缶が拾えなくなるくらい
公園はきれいになりました

危険な遊具は
取り除かれて
芝生だけが残りました

ゴミ箱は見当たらず
吸い殻一つ見つからず

スリルは
　.... 二十三時
もうすぐ寝るまでの
もったいない時間が
照明の下のソファーにある

父親の死とか
明日の仕事の乗り切り方とか
全部雨音に消えて
現実が今だけになる

叶うのは
いつも小　.... 現在、日本国内の人口の約1/3、4,000万人以上が近視と推定されている。
近視人口の増加はとどまる所を知らない 。
生活を取り巻く目を酷使する環境、パソコン・スマートフォンなどの長時間利用が主な　.... 天使たちが急ピッチでクレーム処理に追われている

みんな気付き始めたのだ
鉄格子の向こう側の魅力に 月並みな幸福も
月並みな不幸も
みんなは興味がないから
今日も話を盛る

月並みな嘘なら
誰にもばれないからいいさ

みんなは会釈して
わたしを見守ってくれている

そのうちに味　.... まずスマホ　それからテレビ　OFFにする

死ぬまでは　生きれるように　今は寝る

悪いのは　あなたじゃなくて　タイミング

無意識は　あなたの味方　いつだって

嫉妬かな　嫉妬なのか　.... 両祖母は国後島、樺太出身である。
現在国後島は北方領土としてロシア実効支配下にあり、
樺太は正式なロシア領土である。
戦時は幼少期ということもあり、両祖母の当時の記憶は非常に断片的である。
し　.... かくれんぼでもないのに
おしいれに入る

大人になった僕だって
泣きたい日はあるから
おしいれに入る

布団の柔らかい重み
心地よい苦しさ

そのうち僕は
安心して眠ってしまう
　.... 追い求めた末に手に入れたのは
後悔だけで
似たような形状の夢たちは
いびつに微笑んでいる

見知らぬ道の桜吹雪

励ましのつもりでも
わたしには冷やかしである

咳払い一つで世界が　.... 殺風景な教室に
わたしの怒り

先生は多数決をとった

異分子には異分子の
言い分があることは
知っていたはずなのに

優等生のふりで
回避した戦争

擬装の平和に
気付いて　.... 感情が死んでいく

論理の下に埋もれて
死んでいく

ニュースは私を否定した

その論理は
私は排除すべきものであると
私は許されないものであると
私を否定した

いつか私が死　.... 引き出しの隅から出てきた
100円ライター

大学生の時に
二箱吸ってやめた
ラークマイルド
高揚もリラックスも得られず
友達と一緒に手放した

十年振り
試しにと
でも
火は　.... 約束もしていないのに
お互い振り向いたら
どちらかが目を逸らす

穴の空いた僕と
透明な君と
惹かれ合うのは当然だけど
諦めるのも必然

でも探り探りだから
しばらくは一緒にいられ　.... 今朝感じた冬の空気と
正午に感じた秋の陽が
喧嘩もせずに
ゆっくり交わった
夕暮れは
追いかけもせず逃げもせず
変化を続ける

カーテン越しの青空の方が綺麗だからと
閉め切っていた心　....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春、風、それから- TwoRivers川柳6*23-4-16
世代交代（公園にて）- TwoRivers自由詩11*22-10-24
日常- TwoRivers自由詩8*22-5-21
近視- TwoRivers散文(批評 ...6*21-9-26
2021年7月の革命- TwoRivers自由詩6*21-7-23
月並み- TwoRivers自由詩8*21-6-18
脱鬱川柳- TwoRivers川柳7*21-6-6
ロスケ- TwoRivers散文(批評 ...8*21-5-30
おしいれ- TwoRivers自由詩9*21-5-24
春霞- TwoRivers自由詩8*21-4-4
3年2組- TwoRivers自由詩7*21-3-29
感情の死刑宣告- TwoRivers自由詩8*21-3-21
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二人- TwoRivers自由詩2*19-11-28
十七時- TwoRivers自由詩8*19-11-17
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