すべてのおすすめ
空気がゆがんで見える夏の日
その横断歩道には
日傘を差した若い母親と
目線のしたで無垢な笑顔で話す少年
ひまわりが重い首をゆらつかせ
真夏の中央で木質のような頑丈な茎をのばしている

山 ....
暖簾をくぐり、席に着く。
「もり大盛り」
静かに言う。
店員が厚手の湯飲みをことりと置く。
その半分を飲んでいるうちに蕎麦が運ばれてくる。
どんな蕎麦がくるのだろうか、初めて会う人を待つ ....
白んだ朝
淡々と家事をこなす女たちのような夜が明ける
現実の襞をめくると、憂鬱に垂れ下がった雨が、湿度と共に滞るように霧状に落ちている
五月の喧騒は静かに失われている 

  ....
nonyaさんの山人さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の横断歩道- 山人自由詩21*13-8-29
「蕎麦っ食い」- 山人自由詩9*12-10-24
行方- 山人自由詩10*12-5-12

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する