{引用=
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[ある朝わたしは鴎になりました。]中央区扇橋の橋桁の巣がいちおうマイホームです、っ
てつぶらな瞳で。(空間に名前をつける [千代田区神田小川町1-7-1]を[業火に焼かれる
 ....
  
 
庭に雑踏が茂っていた
耳をそばだてれば
信号機の変わる音や
人の間違える声も聞こえた
ふと夏の朝
熱いものが
僕の体を貫いていった
雑踏は燃え尽きた
かもしれないが
庭 ....
その1
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=120607


万里の長城の城壁を全て
絵で埋める計画がある
という
僕が昔ついた大嘘を真に受けて
 ....
今年も裏のおばあちゃんが
墓参りに来てくれた

深いしわの刻まれた
掌を合わせて無言で立つ
墓前は静かな自然であった

先日おばあちゃんは
墓を綺麗にしていった
まわりの草も ....
この薄っぺらな皮膚一枚の下で
血はごうごうと流れている

うるさくてかなわんよ
まったく
とまってくれ今すぐ

太陽が熱と光を叩きつけてきて
世界のど真ん中で高笑いする

メロンソ ....
なみだというやつは
潤んで
ぷくりと膨らんだなら
ふるえ
映えたつめたい青色をくるりと丸めて
珠の中
ちいさな
とてもちいさな
気泡が
深海魚の呼吸音をたてる
ふたつ
もうひとつ ....
音楽
ダンス
ファッション

ドラッグ
セックス
宗教
哲学
ぜんぶやっちまって
しんじまったあいつは
ショーマンだった
みんなをコントロールして
言っちまえばさ
洗脳さ
 ....
怪談をひとつも話すことなくて盆を迎える死者はいづこに

迎え火も送り火もなき軒先にちいさくあかく煙草の明かり

花火消えて火薬の匂ひ漂へるここは戦場明日は戦場

左手をなくさなかった砲兵が ....
片野氏は「黙認」の立場をとった。
システム関連スレによると。

ああそうですね、すいません。注意書きが必要のようです。
インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法 ....
銀色の太陽が照りつける夏があり
それはもう
うち震えるほどの悲しみに満ち溢れているのだが
私には震えることが許されていない
この夏の中では
私は銀色の太陽に烈しくうたれて
鋭く濃い ....
      光がきれいだといいますが
      朝日が夕日がきれいだといいますが
      太陽で人は死ぬんだと思うわ
                            ....
海岸線沿って定規で空を引く色鉛筆で画け得ぬ青




深く深い場所まで熱せられていくオーバーヒート前の打ち水




おしなべて心を乱す約束と雲の行方をだれも知らない

 ....
雨上がりの庭に 光は柔らかに落ちて
ひとつの 足跡を照らす
くっきりと
けれども静かな 陰影で
  
  飛ぶ鳥が
  地上に触れていきました
  生きることの重さを
  自らの翼にの ....
短く撓んだ橋があり
歩いても歩いても
向こう側につかない
ひとつの巨きな魚の影が
川底の蒼い建物に落ち
頭でもあり尾でもある尾が
無数の泡の影を束ねている



吼え声 ....
どうして
約束を
結ぶと言うのだろう

つないだ手は
結び目のよう
雨に濡れると
もっとかたくなる

強くひっぱって走った
雨の檻つづく
強くひっぱられて走った
かたく

 ....
雨が降っている
ぱあっと晴れた 海が見たかったのに

なんとなく 落ちてゆきそな
そんな心に
うす暗い 朝の海は 似ているような気がして
食堂から見える海は 見ないことにした

良人は ....
雨のなかに
すむさかなを
優しいひとくちでは
描けない
まだ


飲み干したはずの
模様がいつまでも海、で
花びらに
ふるえる風の光と影
それはもう
はるかに見失うよう ....
遠方で
黄金の光に透ける
青い羽が
凝視されて
宙に静止している

円らな瞳は
充足感で独り笑み
素手で沈黙を刻みつつ

視界の底から
硬く冷たい足音が
つま先を
いつまでも ....
ひなになれない
わたしは

せめてもの抵抗として
日々を生まれ続け
翼はとうに
ぼろぼろ


飛べたためしなど無い
それなのに頑として
語り継ぐことを
断ち切らない


 ....
「ラブアンドピース」緑川ぴの
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=128847


アオザイの揺らめきはあのときのままではない。アオザイは民族衣装なので ....
潮のせいでくちびるの端にこびりついた砂を噛む
違和感
そのついでに日記にも砂をかませる

八月はつめたい
指先で這った波の曲線は
私の中では体温を持たない

数 ....
夢現な朝露が
透明を保つ空気の中で
そっと
身体を震わせる、朝
 
細やかな振動は
私が眠ったままの揺りかごを
徐々に強く揺らして
目を開くことを
強要する
 
 
ああ、空に ....
あきらかに

宇宙人だと

ばれるやつ



{引用=隊長、昨日日比谷線内で接近遭遇しました。普通の人間ではありえない目の動きをしておりました。絶対宇宙人だと思います。}
きのうの じぶんを
コピーする だけですから
いくらでも すぐできます
じまんするようで てれますが
なかみは なんにもありません
真夏の陽炎の向こうから
短い編成の列車はやって来る

そのいっぱいに開かれた窓から
ショートカットの後ろ姿が見える

列車の外から
車両の様子は
ありありと伺えて
制服の脇に置かれた ....
抑えられて ふくらむ青
咳一つごとに 飛び散る景色
定まらぬ正中線が
欠片を探している

打ち上げられた海鳥が一声鳴いたとか

なぞったものを 刷り込めば
たがうことなく歩む夏
しば ....
眠れない朝にあなたを思う


夜を通り抜けて
窓越しに出逢うあさやけは
そこはかとなくかなしい


あなたを抱きしめるだけの日々に
空で時を知ろうとしなかったから
この ....
バックミラーの中
満月には少し足りない月が
どこまでもどこまでも
追いかけてきた

ヘッドライトの灯りの中
小さな白い子猫が
おびえた顔で行き過ぎて

外灯の影を
 ....
 どうも批評というものは、ネットのような有象無象が集る場所ではかなり誤解されているようだ。批評を作品に対する単なる悪口と同義に思っている人がいるらしくて、びっくりしてしまう。その程度のものだったら「批 .... 41

市民会館の大ホールを
ゼリーは満たしていた
屋外では雨が
土埃の匂いを立てている
観客の思い浮かべる風景は
みな違っていたが
必ずそれはいつか
海へとつながっていた


 ....
たりぽん(大理 奔)さんのおすすめリスト(4281)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
BLUE_HEAVEN- 青色銀河 ...自由詩607-8-15
その海から- たもつ自由詩2207-8-14
長城計画_2- 楢山孝介自由詩8*07-8-14
ある娘- こしごえ自由詩8*07-8-13
ごうごう- 大覚アキ ...自由詩4*07-8-13
なみだ- 水町綜助自由詩13*07-8-13
カリスマ的音楽家の道しるべ- 狩心自由詩7*07-8-13
迎え火送り火- 佐々宝砂短歌307-8-12
詩人専用出会い系スレについて。- ワタナベ散文(批評 ...3*07-8-12
夏の影- 塔野夏子自由詩9*07-8-11
太陽- 水在らあ ...自由詩36+07-8-11
凪いでいく、夏の、- 望月 ゆ ...短歌26*07-8-11
足跡- 北野つづ ...自由詩2*07-8-10
ノート(橋)- 木立 悟未詩・独白4+07-8-10
約束- ふるる自由詩15*07-8-10
函館の朝- 池中茉莉 ...自由詩3*07-8-10
夏しずく- 千波 一 ...自由詩12*07-8-10
白夜を_(はくやを)- こしごえ自由詩8*07-8-9
よごれもの- 千波 一 ...自由詩13*07-8-8
「ラブアンドピース」に対する異議申し立て- 佐々宝砂散文(批評 ...20+*07-8-8
砂の栞*八月の日記- Rin.自由詩16*07-8-7
ぜろはちぜろろく- 山中 烏 ...自由詩9*07-8-7
電車内にて- 青色銀河 ...川柳607-8-7
そろもん(私詩の話)- みつべえ自由詩507-8-6
夏列車- 銀猫自由詩23*07-8-6
夏しずか- 木葉 揺自由詩707-8-5
眠れない朝に_- Rin K自由詩39*07-8-5
夜のドライブ- あずみの自由詩607-8-5
批評について、ふたたび- 岡部淳太 ...散文(批評 ...14*07-8-4
「その海から」(41〜50)- たもつ自由詩1407-8-4

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