様々な矛盾が、私の森で、死体を漁る夜。腿に切り傷を、CDに回転を。サイコロの目が開いては閉じて、0から6を行き来している。僕はウトウトしながら、君の名前を呼んだ。だからきっと、どこかのアパートで、肉体 .... 幸せに、ならなければいけないわたし達
彼と彼女を傷つけて
逃げるように指を絡め合った

祝福などおこがましい私たち
彼と彼女を裏切って
凍えるように抱き合った


けれど ....
彼を好きだった
弱さもずるさも

最後の日には
責められない笑顔に
悲しみも怒りも伝える事すらできず
ただ
ひたすら爪を噛みながら
ありがとうとだけ言った

彼のあ ....
春菊の ほろ苦さに
ホロリ 涙が流れて
いつか食べた ほろほろ鳥の丼を
思い出しながら
温かな 涙を 感じてる

春の菊と描くのに
何故に 苦味が 増して行くのでしょうと
問い ....
         雨
        粒一つ
     おおきく口を開けて
    飲み込もうとする男の子
  ひっくりかえした傘に溜めた雨水
 その傘うまいこと持ち上げて差してさ
バケツ ....
     黙りこくった 斑雲を

そっとやさしく はねのけながら

       ひかりをまぶして

   やぶさめを みせはじめた 

    まぶしい朝陽は・・・・

    ....
{引用=

あなたの目が届かない
この門の先へ
くぐれないものを
丁寧に綱で絡め取ってゆく

濾過されながら僕たちは還る
忘れていた住所まで
そこでアダムとイヴを脱ぎ捨てて
世界を ....
週末3連休でバイトもないから
金曜4限の授業さぼって実家かえった

久しぶりに手づくりのおしることか飲んで
再放送のドラマみて「あははあは」って笑って
シチューつくるのに牛乳切れたって母さん ....
自称詩人が世の中から
ひとりもいなくなったことを
想像してごらん
困る人は投稿サイトの運営者しか
いないし、ひょっとすると
運営者だって
いい加減こんな奴等のお守りなんか
止めてしまいた ....
およそ六年間
父親だった男が
土曜の深夜
死んだ

涙は出なかったが
哀れだとは思う

涙の出ない目を
えぐり出して
記憶の眼窩の底
かつて投影された
倒立画像を探す
淡い白 ....
恋とは山と海が交わったようなものだ

秋づいた山肌が涼やかなマイナスイオンを発していた

それが文明に轢かれ血を吐いて死んでいた

山肌に海の青が染みていた

山と海とが交わっていた! ....
あの子は障子に射す光を見ていた
目の窓に映るきらきらの光はなぜか心を
胸のおくをきゅんと痛くするの
涙が目の窓にもり上がって
よけいにかなしみというものが近づいてくる


かなしみはうつ ....
その壱


1(1)……大きな段ボール紙を用意する

(2)……段ボール紙を壁に立て掛ける
壁に立て掛けたら絵の具を用意する

(3)絵の具を取り出したらまずその上を黒で適当に ....
第5位 サムラ&ゴウチ、ガッキー
第4位 だっはああああ!!(剛球県議大谷ショウヘイ)
第3位 佐世保の女イチロー
第2位 カメよ〜カメ、カメ(連続モロだし犯)
第1位 青 ....
これが、わたしにとっては、この世の中でいちばん美しくって、いちばんかなしい景色です。1962年11月27日岩波書店初版本「星の王子様」130ベージの景色に似ているけど、すこし違います。


 ....
ささくれた夏を線香花火で終わらせよう もう会えない手を振り続けている この地球型惑星の海は
一つにつながっているんだって
それならさみしくなんてないはずなのに
単位がワタシになった途端
サミシイになるらしい

雨音がするから今日は
布団から出ないことにして ....
街が饒舌な無意味で錯乱しているように
天使たちの尻尾がつかまらないままに浮遊している

あり得ないものを対比することに慣れてしまわないように
日々を煮詰めて抽出する

自分の組み立ての順序 ....
よく通う小松座の前で
あの子が煙草を吸った
白い息を溜め込んで
何か言いたげな顔をした

適当に並べられた蕾を見て
どれが冬に咲く花か分かるか

マフラーに顔を少しだけ埋めて
かじか ....
なんども息を吹きかけて。熱いチキンドリア。周縁からスプーンで崩しながら口に運んでゆく。お水とって。コップに水、を注ぐ。水、を飲む。また、なんども息を。冷めるまで。そのくり返し。飲食、するあなた。その体 .... 青臭い茎を裂いて
心地良さげに破綻の痛みを噛み潰す
細道だらけの旅が古着のように似合っていた
友よ 
ただただ蠱惑な蛤の歌声が
あの括れた坂道から
忘れ物の顏でそぞろ出でる
ああ無明のチ ....
卓上に散らばる
コーヒーの空き缶に
薔薇を一輪ずつ挿していっても
傾いた地軸を
取り巻く空洞に代わり
充溢すべき季節など
ありませんでした

生きていると
友達を一人ずつ失くし
て ....
それなりに成績は良いほうだけど、
発想力とか推理力とか、
所謂持って生まれた知的能力はおそらく平均以下。
それでも頭良い人の振りはできちゃうの。
最近読んだ本に小難しい小説を挙げてみたりね。
 ....
薄紫いろの軽自動車

後部席のドアに開いているような影

だれか乗っている人影

それをぼくは

喫茶店で

珈琲を呑みながら

見ていた立ち上がったそれきりだった


 ....
風景を壊しながら
ゆっくり歩いていたら
感傷が45度に傾いた、

存在が比喩のような君が
新しい名詞を
街にばらまくから
リリカルに死んだ思い出が
一瞬で
胸の中にひろがる、

 ....
トイレに駆け込み排便する
ああ、すっきり!
尻までしっかり手を伸ばして拭き取った後
レバーを下げれば
ばい菌まみれの そのおぞましい物体は
あっという間に流れ去る
そのうち臭いも消えるだろ ....
今、空の底にいます
屈折した光に包まれて
案外うまく歩けています
地図を読むことは
相変わらず苦手だけれど
磁石を温めて
風を読むことが出来れば
目的地にはいずれ
たどりつくかもしれま ....
オチのない話が臨時ニュースに救われている 君のいないリビング

殺風景でアウェイで時間しか癒しきれない悟り

時折涙の理由を問いたいくらいに溢れ出す

寂しいよ とても

君のいないリビング 心にぽっかりとあいた穴

寂し ....
宣井龍人さんのおすすめリスト(2595)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
安楽死- 竹森自由詩314-11-23
懺悔- 永乃ゆち自由詩114-11-23
弱さもずるさも- 永乃ゆち自由詩114-11-23
苦いトラブル- 藤鈴呼自由詩2*14-11-23
口をぽかんと開けて/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩7*14-11-23
にがいしわぶき⑧- 信天翁自由詩414-11-22
Systema_Naturae- 衣 ミコ自由詩2*14-11-22
素直に生きたい- 吐水とり自由詩7*14-11-22
絶滅- 花形新次自由詩214-11-22
けむり- ドクダミ ...自由詩214-11-21
- 吉岡ペペ ...自由詩414-11-21
十一月のきつね- 石瀬琳々自由詩13*14-11-21
美しく死ぬための助方- アラガイ ...自由詩7*14-11-21
2014年私の新語流行語大賞- 花形新次自由詩114-11-20
海と星 - 阿ト理恵自由詩17*14-11-20
ささくれた夏を線香花火で終わらせよう- 北大路京 ...自由詩614-11-20
もう会えない手を振り続けている- 北大路京 ...自由詩214-11-20
海と星/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩6*14-11-20
リゾット- 梅昆布茶自由詩12+*14-11-20
映画- 北橋勇輝自由詩314-11-20
海と星- sample自由詩5*14-11-20
鬼映- ただのみ ...自由詩19+*14-11-19
薔薇の夢見のために- 竹森自由詩514-11-18
17歳- ららばい自由詩414-11-18
珈琲を呑みながら- 吉岡ペペ ...自由詩414-11-18
破壊の季節- 左屋百色自由詩914-11-17
浄化- 夏美かを ...自由詩21*14-11-17
この手の先にある空の果て- そらの珊 ...自由詩22*14-11-17
オチのない話が臨時ニュースに救われている- 北大路京 ...自由詩314-11-16
君がすごしたリビング- 朝焼彩茜 ...自由詩14*14-11-16

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