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ウサギが大人になって
ウサ耳美少女になったとして
そのソープランドの名前は
"生足ホイホイ”
俺は己の罪を赦すために
更に大きな罪を犯すだろう
要するに
俺は地図にその楽園を
 ....
(一)

ようやく嵐が過ぎ去って、僕たちは家に帰ることができた。テレビではクマの出産のドキュメンタリー番組がやっている。「狂ってるわ」と君が唇を尖らせて、「狂ってなんかいないさ」と僕が唇を口内に押 ....
朝になったら帰るよ
おでんの湯気がかかった空に
箒にまたがる少女がふらついている
ガムのキシリトールが
吐息が白くなる原因じゃない窓際で
ネズミに小さな毛布をかけて
花の香りの在り処を訊け ....
春に、ついていく、少女に、
ひとひら、ひとひら、
名を、羽織らせる、
少女に、ついていく、
少女も、また、
春に、ついていく、のなら、



「くだらない」



嘔吐で隠ぺ ....
枯草が、湿り気を帯び、奪われた割れる音、
だけが取り残されたように、
平野で歌う、小鳥たちの嘴が、微かに、発泡して、

杖の、一振りで、凪いでいく、象は、
地平線に帰り、月の粉末は、その跡に ....
様々な矛盾が、私の森で、死体を漁る夜。腿に切り傷を、CDに回転を。サイコロの目が開いては閉じて、0から6を行き来している。僕はウトウトしながら、君の名前を呼んだ。だからきっと、どこかのアパートで、肉体 .... 卓上に散らばる
コーヒーの空き缶に
薔薇を一輪ずつ挿していっても
傾いた地軸を
取り巻く空洞に代わり
充溢すべき季節など
ありませんでした

生きていると
友達を一人ずつ失くし
て ....
宣井龍人さんの竹森さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海が焼ける- 竹森自由詩2*17-1-29
三つの部屋- 竹森自由詩315-7-15
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:- 竹森自由詩215-7-4
春について(ホットケーキ)- 竹森自由詩3*15-4-12
Clock:- 竹森自由詩515-1-12
安楽死- 竹森自由詩314-11-23
薔薇の夢見のために- 竹森自由詩514-11-18

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