換気扇の吐き出し口から、ファンの雑音に混じってすすり泣く声が聞こえます

外はこんなに天気がよくて
芝生の緑が鮮やかなのに。
グミの実についた水滴が光を含んできらめいています
軋んだ声で ....
自然に広がる青が好きだ

空に広がる明るくて薄い
無限の青が好きだ

海に広がる深々と水を湛えている
無限の青が好きだ

どちらも大好きだ
どちらも無限に広がって果てしなく
そこに ....
魔女になる
わたしに
閉じ込めたい
たったひとつ
ふれた
あの眼の奥
同じ
死のにおい
きれいな蝶
ひらひら
この指に
殺された
希望は
あちらにありました

あの中へ
入りたくて

走って
走って
走って

でも距離が
縮まらなくて

きっとあそこは
居心地がいいんだろう

そう思っても
走り ....
流されて終わってしまいそう
自分の本心を見失わないで

と星占いコーナーに書いてあった

終わってしまえばいいじゃない
そういう流れなら仕方ないじゃない
自分の本心なんてあったっけ
あ ....
ため池に立っていると
女たちがやってきて
きのうまで愛していた男を捨てていく
濡れた靴したをすっかり乾かしてやると
女たちは
ちがう男を釣り上げて
また
立ちこめる現実へ帰っていく
人は
自分のテリトリーに
侵入者が
入ってこようものなら
たちまち
不機嫌になって
どうにかして
追い出そうとする

そのテリトリーさえ
誰かからの
借り地だというのに
{画像=120423020744.jpg}


** いつものイタリアンレストランで **


今日の昼食には
初夏の香りと笑いのレシピ
笑い声を集めて作る
レシピは初夏の匂い

 ....
 鍋に汲まれた大きめの水が、ふつふつするのを待つため、また煙草を吸う。そのあとで麺が茹で上がるのを待つから、また煙草を吸う。台所を出たり入ったり、むしろ煙草のためのパスタじゃないか!、なんて思ったフリ .... 小さい頃から身体が弱かった

小学時代まで喘息で何度も入院
中学時代に内臓1コ無くし
高校時代に拒食症になり
社会人になってヘルニア手術を受け
今度は声帯をとらなきゃいけない

親は毎 ....
カーテンを ふふっ と揺らして
“遊びに行くよ”と風がささやく

ベランダに出るとまだ肌寒く
真夜中の匂いが甘く漂う

空が丸い皿をひっくり返して
夢中でざらめをかじっている
それがし ....
昔々、虔十さんという風変わりな男は 
ぶなの木の葉がちらちら揺れて煌くほどに 
もう嬉しくてたまらなくなり 

一枚々々の葉のひかりが 
自らの体内に踊っているかのように 
いつのまに、ぶ ....
国境の上には雨が降り
それは人が作った小さな仕切りを
嘲笑うかのように降り続け そして
その上空には美しい虹が架かっていた
それを隣国同士の国境警備兵達が
思わず見とれて数分の間、我を忘れて ....
雨はふってはいないけど
心の中でふっていた

あなたも
泣いていたのだろう

だれも傘をかせないほど
雨がふっていたのだろう

あなたにあいた
穴は私があけた
ほんとうにそれだけ ....
せんずりしないと前へ進めない時がある

せんずりしないと明日が来ない そんな夜がある



そんな昼がある そんなあさっぱらがある



私はいつも行き詰った時には せんずりして前 ....


私がタンカーを見ているのだ 私の
目の前には 海原がそそり立ち
桜の 老木の 肌も露わ
ひび割れた匙で抉ると嗚咽が漏れだす
轟音はずっと工場から
朝と夕 右の煙突を光が射抜いたあた ....
般若心経には

ぎゃあていぎゃあていはらそうぎゃあていぼうじいそわか、

この真言を唱えれば

執着とは意味のないものだ、ほかに大切なものがあるのだ、

これが会得できると書いてある
 ....
悪いことはたくさんしてきました

それは 神様だっておなじでしょ

神様を ぶったわけじゃないけど

ひとまず ごめんなさい

神様に謝っても 仕方ないか

神様も そう思うでしょ ....
僕らは見知らぬ未来を味方につけるため
騙し騙しの今日をやり過ごし
昨日の名前を付けるために墓を立てては
名前を付けると昨日が色あせ遠くなってしまいそうで
やっぱり何も刻まないこともある
無言 ....
悔しさと苦しさを抱えて何年もやってきた。
それは、人と分かち合えるような種類の問題でなかったから、一人で考えるしかなかった。
世界の美しさが僕にはよく処理できなかったから、言葉で理解した範囲を再現 ....
雨のふり方だけが
世界を知るすべ
ガード下に目を置き忘れた
哀れな物語をしよう

二日酔いが
ついに胸元であふれて
僕は灰色の吐瀉物を
コンクリの壁にぶちまけた
艶のない葉っぱを ....
想像が体感を越えていく 原子力で混じり気もなく無邪気に

大気を越えて宇宙の隅を突き抜けて

破滅をも乗り越えていく

想像が通ったあとには金の灰が降り、世界は少し様子を変える

見え ....
山を二つ越えた 谷あいに
老婦が ひとり住んでいる

杉森の影をうすくうつす そこに
ばあさまの名前のついた泉がある





涌きでる清水は 億年の/恵み
甘く やさしい

 ....
丘の上で
誰かがずっと待っている

青ざめたハイエナの孤独と
袋に詰められた真実が
擦り切れた陽射しに照らされて
まどろみながらたたずんでいる

夏のように暑く
声のように響く
 ....
街の底の暗がりに
今日もジッと上目遣い
月の光の届かない
煉瓦倉庫の一角で
人を脅す生業(なりわい)の
舌なめずりで誇りもなく
動くことすら億劫で
知性の欠片は今何処
物欲食欲性欲と
 ....
             明滅する赤や緑の光を浴び
             暗闇にしまうまは横たわる
             静けさの中でざわめきだけが
             息 ....
もう、いいよ。

もう、踊らなくていい。もう、話さなくていいよ。もう、考えなくていい。もう、叫ばなくていいよ。
もう、息をしなくていい。もう、端から端まで数えなくていいよ。もう、殺さなくていい。 ....
男たちに
愛していると言うと
とたんにやせ細ってしまい

女たちに
愛していると囁けば
とたんに膨れ上がる

鏡にむかって
愛しているとつぶやいて見たら
鏡は粉々にわれてしまっ ....
春の音がする
表通りを過ぎる車の音
自転車のベル
子どもの笑い声
前景の音が滲んで柔らかく
遠くの音がよく聞こえる
カシャーン、カシャーン
どこかで鉄骨を打つ重機
パタパタパタ…
小 ....
音楽も断ち、ネットも断ち、ひたすら大気を眺め、大気の中を歩いていく。この木も小屋も春の花々も鳥たちも、すべては大気の装飾物。ひたすら大気の動きと色と広がりに滲みこんでいく。私は装飾物になるには若干重す ....
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幸せのレシピ_/_ランチのハヒフヘホ- beebee自由詩20*12-4-23
禁煙宣言しようかな宣言- 風呂奴自由詩2*12-4-22
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国境の虹- yamadahifumi自由詩7+12-4-21
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212- しべ自由詩512-4-21
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