守らなければならないのですよ
汚れた手はそこで拭かないとか
そこに座ってはいけませんとか

守らなければならないのですよ

夢のような時間
夢のような言葉
夢のような貴方

夢が私 ....
おととい 小さなせせらぎを見つけて
家に帰ると
網戸に黒い揚羽蝶がとまるのを見つけた
そして
蝶も私を見つけた
気配の優しさ
遠い記憶の静かな切なさ
完璧な蝶の姿で
再び会いに来てくれ ....
いかんせん この雨
出るに出られんわ 風
ますます出れんわ
カミナリまで
鳴る始末

今日は何して過ごそう?
コーヒーの中に浮いてみたい
角砂糖と場所取り合って
ゆらゆら揺れてた ....
毎日
踏んだり蹴ったりで
激し過ぎだわ
わし
そんな
かわいいんか?
そろそろ
認めてもいい頃やろ?

書類の山に
てんてこ舞い
これ今日中に
さばききれるんか?
無理やろ? ....
ペットボトルの口が開いて
 水蒸気舞い上がればイルカが波に乗ってやってくる
街のカラスが餌を探す
 幼虫は産声を上げるその時をじっと待っている

怪しくもない人々が夜を擽るのは   塵
 ....
梅雨の晴れ間を利用して
冬使ったこたつ布団等を
コインランドリーに洗いに行った
しばらくすると地域のおばあちゃんが
来た
コインランドリーははじめてだというので使い方を教えてやった
すると ....
越冬のことはなにもいえない
あれから僕の身体には青空が広がっていて
雲もない
なにもない

誰にもなにも
いいたくなくなってから
人の言葉が
まるで湖のようにきこえる
僕は両手を
 ....
ねえ、
どこかにいるカモシカ

夏草が青いね
おいしいかい

ねえ、どこかにいる
カモシカ

鳴き声を
聞かせてほしい

一声だけ

街はうるさくて
きっとその声は
聞 ....
「あれからどのくらいたつの?」
「もうすぐ3年」
「ちょうどこのくらいの時期だったね」
と言って彼はガラスの外に目を移した。
人びとが川のように行き交っている。
俺もそれを眺めた。
 ....
詩人たちが眠る森で
私は目覚めた
魔女たちが夜空をとびかい、
光る無数の妖精たちは、
夜つゆを飲んで歓びはしゃぐ
草木の葉を揺らし、
紅いキノコのまわりを
皆で踊り囲んで! 
よいか、 ....
星光るタンスの奥に猫の国




風の夜メロンの飴を売りに来る




ねじれてる瞳の中のお菓子箱




裁縫を教わる度に消えてゆく




梅雨のこと傷つけ ....
かくれんぼでもないのに
おしいれに入る

大人になった僕だって
泣きたい日はあるから
おしいれに入る

布団の柔らかい重み
心地よい苦しさ

そのうち僕は
安心して眠ってしまう
 ....
咲きこぼれそうな花びらをもちあげて
そっと水を遣る
眠たい 明け方に
僕ができることは あんまり多くない

迷い込んだ虫を外へ出してやる
今日に似合う歌を選ぶ
まだ眠る君の
は ....
無音 寂しさ あけた窓

網戸を通りくる

ひんやりと 爽やかな毒

いつ終わるのだ この

淡々と浅はかな枠の占有

急かされるように いや 

急かされたせいにして 席を空 ....
外野を抜けた白球を追って走る
走者が一掃して
試合が終了しても
ひたすら追いかける
悲しみも寂しさも
ただの退屈だった
人の形を失っていく
それでも最後の一ミリまで走る
(午前7: ....
鏡を覗いたら顔が写った
誰かと思ったら自分だった

鏡を嫌ってたから
滅多に覗かない私は
よく自分の顔を忘れてしまう

だけど
他人の目の鏡には私の間抜けな顔が写って
しまうのだ
 ....
白熱のweb会議 

ふと韜晦してみたら

はじき音

ああ 雨が降っている

雨粒が 私の体を 肉と神経にこびりついた排泄物を

たたき洗い流していく

醜悪な汚物で詰まって ....
僕が世界と繋がるために
涼やかな夜風を浴びながら
今日も一つの詩を書き留める
それは静かな吐息をついて
雨降る白壁に投映される
夢の間に間の幻灯機
巨大な毒蜘蛛を追いやって
雨滴を溢す紫 ....
それから
一人きりの
安達太良山
空気が
薄くなり
シングル
エンジンが
かたかた喘ぐ
荷物が揺れる

夏だというのに
どこまでも寒い
ジャケットが
じっとり濡れる

本 ....
夜中に目が覚め
女の寝息を聞いて
自分が生きていることを知る

「眠りが唯一の幸福だ」
女の言葉が過る

死が永遠の眠りだとして
それを厭う理由はなんだ?

眠りと眠りの間を埋める ....
見えない四角
残された絵の具で空を描く

存在を潰すように雨は降るけれど
雨音が伝うものに耳を貸さなくていい

美しい言葉に救われないものだけに価値があるんだ
たどたど行こう
哀しみと ....
森は茫然と立っている
差し込む陽射しに年老いた裸身を晒す

来る日来る日は雑然と降り積もるもの
過ぎ去った日々だけが温かい寝床だ

森に佇む独りぼっちの木々たち
無表情に見合いながら黙り ....
夜風がすぅすぅ網戸から
入って来ては肌を撫でる
その微妙な心地よさに
うっとりしている午前三時、
電車は大通りを走り雪山へ
凍り付くよな身震いを
誘いぐんぐん進んで行く

鈍色空を背景 ....
 高台から遠浅の浜を眺めると波の照り返しには目が眩む。
鰯の群れを追いかけて飛沫をあげるスナメリが、
                    ハセイルカの一団を連れてやって来た。
小屋の喜三 ....
子供たち

遊ぶ
白い獣、
むき出しの


ビスケット

緩やかな陽射し、
庭の歓声、
他愛ない時の流れの
そのひとこまに、
静止した
笑みは
遠い空に消え

 ....
寂しくて寂しすぎて
そこら中の携帯を徐に鳴らしていく
すぐに返答か返信は来て
少し満たされて
わざわざ時間割いて会ってくれる人もいて
なのに会ったら会ったで
数分もせずに虚しさ ....
野の薊を食卓に飾りながら
一杯のコーヒーを飲む
小鳥の囀ずりを聴きながら
青空を眺める
散歩の途中に独居老人を尋ね
世間話に花を咲かせる
コロナ下でも
小さな幸せは
ある
五月連休
オートバイで峠を走ると
舗装路の小石がよく動く
道路を横断する毛虫だ
轢かないように
かわしながら走るのだが
クルマはそうはいかないので
轢かれてしまうのかもしれない

醜 ....
 今、「芋」の意味について討議している

「芋の{ルビ力=power}」を{ルビ蔑=ないがし}ろにすると云うことは

 忌む者に「忌め」と云っているようなものなので

 今後、{ルビ寧=む ....
         
やぶりすてた青空をつなぎあわせて
あおじろく
笑っている。

 かわいた靴音をのこして。

観客は、
だれも、
いない──  ....
山人さんのおすすめリスト(5886)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
汚れた手はそこで拭かない- 山下ヤモ ...自由詩4*21-6-3
再会- そらの珊 ...自由詩8*21-6-3
やだ困る- 花林自由詩321-6-3
そんな_かわいいんか?- 花林自由詩721-6-3
かけひき- アラガイ ...自由詩14*21-6-3
コインランドリーとおばあちゃん- zenyama太 ...自由詩1*21-6-1
越冬- コーリャ自由詩12+21-5-30
街角- フユナ自由詩321-5-29
広くて静かで誰もいない- コーリャ散文(批評 ...3*21-5-27
残骸とひこばえ- atsuchan69自由詩8*21-5-25
ささやきがやさしい- ふるる川柳9*21-5-24
おしいれ- TwoRivers自由詩9*21-5-24
明け方に- はるな自由詩721-5-24
寂しい夜- 短角牛自由詩2*21-5-24
つぶやかない(四)- たもつ自由詩1321-5-23
愚か者に喝采を- こたきひ ...自由詩521-5-23
在宅勤務- 短角牛自由詩221-5-21
一つの詩を- ひだかた ...自由詩12*21-5-20
安達太良山- Giovanni自由詩5*21-5-20
睡眠導入剤が足りない- 花形新次自由詩321-5-20
雨嘯- 山下ヤモ ...自由詩321-5-20
不可逆の森- 宣井龍人自由詩10*21-5-19
夢と夜風と雪山と- ひだかた ...自由詩15*21-5-17
底のない浜から- アラガイ ...自由詩12*21-5-17
残光- atsuchan69自由詩10*21-5-15
フライドポテトを一つですね- komasen333自由詩2*21-5-15
小さな幸せ- zenyama太 ...自由詩3*21-5-15
毛虫ライダー- イオン自由詩4*21-5-15
農家- 墨晶自由詩3*21-5-15
うみほたる- 草野大悟 ...自由詩321-5-14

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