土のにおいの月がいくつか
夜から朝へと転がってゆく
鏡を造る鏡
暗い水と溝の道


星と星のあいだのむらさき
へだたりと境の腕
羽と羽のあいだに起ち
剣のように
 ....
死を想う時
生があることに気づき
死は
詩を誘う

命は
だれから授かった?
両親のその先は
また命

かんがえろ
眠っているすべての
からだの
わたしのなかを起こせ

 ....
黒の夜が消えて
白い朝が届いてる
私の窓辺にはいつも
だれかの贈り物がある

太陽がまぶしい
冷えた空気はだれの心も
同じよに入れ替える
悲しみさえも

希望かもしれない
星をわ ....
雪だ
雪だ
窓いっぱいに
あふれるように
こなゆきは舞う

一心不乱だ
目的もなく
それが
私の恋だったのに

誰かのことばを気にしている
失う事実に揺らいでいる

雪だ
 ....
解けない誤解なら
いっそのこと
編んでしまえばよかった

美しい
セーターにして
きみに贈ればよかった

ありがとうと言ってくれた
その嘘も
本当のことも
真っ赤なトマトよ
君はてのひらの上でけだるそうにもたれている
その重さといったら
自分の重力をすべて投げ出しているようだ

冷たい肌をくちびるでなぞるとき
あふれんばかりの水分を湛えた君が ....
弱さと強さは左右の手足
同じ速さで動きます
かた ことと

弱い心は
雪のよに細くて
願ってもかなわないと
すぐに震えるの

強い心は
拒絶ばかり繰り返し
人の想いをすぐに
見 ....
低いほうへ
もっと低いほうへ

流れていこうとする本音を
どうしたものかと
眺めるばかりの今日この頃

後ろ向きは
好きじゃありません

斜め上45度に向けた建前を
たまに誤 ....
ことの発端は、パンの耳のはしが皿の上にあっ
て 残しちゃ いけないのに だれも食べてく
れないから 指で白い皿におしあてて、やわら
かくしたのも書いておく ありったけ欲しがっ
た でも、朝食は ....
青空

校庭

教室

制服

笑い声



何もかもが「点」に見えて仕方ない

不揃いで不条理でだらしない

教室では席順を決めるクジで大盛り上がりしてる

私 ....
 
 
目が覚めるとわたしは突然
車掌さんになっていて
最後尾の車掌室にいる
夢の続きだろうか、と思い
頬っぺたをつねろうとするのに
指が見つからない
車掌さんなんてしたことなどないく ....
朝靄ののぞく
窓の水滴に触れたら
一滴が硝子を撫でた
一筋の道筋を作って
いくつかの水滴を巻き込んで

流れていって下のほう
ぺちゃんと爪先が濡れた
じわりと広がる水滴が
ひんや ....
むかしむかし
あなたと私の
鳥の骨のような関係が
ありました

肉はもうとっくに
誰かに与えてしまって
白い骨格だけが
残っているのです

飛翔の予感を秘めて
飛翔の過去を秘めて ....
両手を
おそるおそる地におろせば
あたたかな温度に触れて
背中を走る風は柔らかな匂い

背の高い木は
いつも見上げた木
目印にしながらゆこう
白うさぎになって

さまざまな自然に
 ....
しあわせは
ふしあわせのはじっこに
そっと隠れている

血をはくくらしのなかで
蛍となって
水色にそっとひかるかもしれない

あしたへの夢が
きょうも
よんでいる
川のほとりの水溜りが凍ってた

綺麗なガラスみたいに凍ってる

氷に映る白い水鳥

川のほとりを歩いてる


一羽、二羽、三羽

肩寄せあって歩いてる

川の流れに向って
 ....
水仙は冬の空を貫く
凛と、静かに、美しく

瞳に白い花弁を溶かし
鼻孔を黄色く染めた
それは幾分の幸せを香らせる

桃色のスニーカーには
柔軟な葉と真っ直ぐな茎が映る
それは気分を優 ....
ここ数日来の寒波で凍てついた地下鉄の連絡通路に
場違いとも言えそうな親子連れの姿

乳母車を押し歩くお母さんの脇には小さなおんなの子
お母さんの手助けと押すのを手伝っているようにみえるけど
 ....
知らないということしか知らない
習っていないわけではない
私のうわべを過ぎただけ

知らないということは罪なのかな
知っていればよかったのかな
知ったことで背負う 
苦しみはいやだよ
 ....
窓の向こうに見える海
風に揺れる長い髪
陽だまりでまどろむ猫

白い壁は時を忘れさせ
青い空の果ては誰も知らない

閉じ込められたい あなたと二人
激しくむせながらやってくる


家が悲鳴をあげる
冬空が落ちてくる



私は日本茶を二杯飲む



ヒガンバナがヒマワリを連れてくる
ムツゴロウが風を呼んで ....
海峡の上から荒れ狂う山を見つめていたのは私だ
また 料金所を出入りしている車たちが そこに いくつもある
この街を象徴するかのような 彩り 赤や青に塗られた
ああ 黒い鯨が 波に乗り この街へと ....
道を白くさせるていどの雪が

ちいさくすうっと落ちてゆく

あれから16年

あの竹の切り口にも落ちてゆく

それはろうそくの火で瞬くまに乾いた

混乱はやんだ

喪失だけはい ....
俺がどんな言葉で話をするか君に判ってもらえるだろうか
俺の大脳皮質からウミガメの卵のようにぽろぽろとこぼれてくるものの形状が
君の感覚野にまで届くことがあるだろうか
凍えるカーテンの向こ ....
今日
この町に
初めての雪が降る


昨日
君が初めて見た
その雪と同じだったらいいのに
そんなことを思いながら
一人
夜の空を見上げる


小さな雪が風に踊るよ


 ....
{引用=
人間ではないアイロンは
居心地が悪かった
風景の中に
うまくなじむことができず
いつも悩んでいた
口がないので
硬く言葉を閉ざして
じぶんのくるしみを
表現することが
で ....
風がつんざいて
熱量をうつして
新しい季節がやってくる
しがみつく指を
切り落としながら

方角をなくして
こごえる鳥
さみしがりの
喉いっぱいに悼む
星をめざして進む歌が
 ....
こんなに小さな一錠に
安堵が保障されている


自分でありながら
自分でないような


身を削られるような痛みを
耐えたり逃したりしながら
暮らす毎日もあれば

全てを受け入れ ....
ぼくは大卒(夜学だけど)
身長は高いし
年収は、よくわからないけれど、700万円くらい
いい男だし
会社は傾いてきてるけれど
貯金も少しははじめたし
長男だけれど
実家は持ち家だ

 ....
オーストラリアに遊びに行っていた恋人に会いに大阪にいった。
そこは他人事のように寒かった。紫色の夜だった。
ストックホルム?大連?どこかでこんないろの夜を見た。冬だった?夏?春か?
店は料亭どく ....
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