味わう

苦味潰した味を味わう。そんな顔を持った者は知っているが、味があったとは。
例えば、食卓のテーブルの隅にこぼれ落ちて死臭がするほどに放置されていた味とか、三日も口を聞かないで酸っぱく凍り ....
私の手は大きい方なのか
指が長いのは
誰かの忠告通り
手袋で隠した方がいいのか

手相をみてもらった

50歳すぎてから開運されますね

ああ、
そのころ母親はどうしているだろう
 ....
半月が霜で白くくもった今夜
あんまり寒いので布団が凍ってしまった
冬は反省するべきです
わたし今夜は性欲があるのに
眠らせてくれないなんて

だって夜は長いし
(これも冬のせい)
マス ....
うずくまって眠って、起き出してきたら窓越しにもう夕日が見える

窓を開けて見てみたらきっと綺麗だろう、そう思うだろう

煙草があと半分しか残っていない 吸いかけを吸う

鼻先で燃えてい ....
しぜんを
かんさつしたいけど
このしろいたてもののなかで
はたらいてばかりいるから
しぜんをかんさつすることは
できないとおもっていた

なのに
このしろいたてものの
な ....
岩に囲まれた
岩が叫ぶ
陽は圧され
少し 撓む


塔よりわずかに高いところに
見えないものの軌跡が残り
何処よりも早く暮れてゆく
音けす音を撒きながら


 ....
この三角地点の定義を持ち合わせていないから、光がクロスする辺りから眩暈が飛んで来る。この位置に私がいることを誰も望んではいないのだ。灯台への坂道は紛れもなく点だ。高さを手渡されても、私は硬直するこ .... どうせ とか
思うのやめよう
何の解決にもならない

誤魔化しも改めて行こう
 

宙は人工衛生のゴミだらけ
いつも誰かが後片付け
噛んだガムも吸殻もシーツも

イチバンや二番を ....
道端に人が横たわっている
居眠り運転の自動車がやってきて
定刻通りに轢き逃げしようとしている
その間にも私には守るべき家族がある
見なければ見ないことに出来たその人にも
同じくら ....
ゆたかな歓声のあと 出てくるのは出汁
悪魔でも華の色でもない 千切られた湯

手にした誰かがそれを青といい
自分にみせたから
変えられると思った

透明というまま
すばらしいちからで
 ....
空が黄色いよ
と彼女が言う
見上げると
私たちが信じている
「いつもの青い空」が広がっている

けれど
わかる気がするのだ
今 確かに彼女の空には
黄色いカーテンが覆いかぶさっていて ....
{引用=



 満月の夜には
 外にでてはいけないと老婆はいう
 ふらふらと外にでて
 川を遡上
 青い山に囲まれた
 いちばん星空に近いその湖に行ってはいけないと

 ゆらめ ....
白い顔
淡い青
深い緑

その目は君を見てる
君は見られている
それをドコかでわかっている
それを気にしつつ
気にしない
時と場合の次第で
それにあるいは
頼る
もしくは、
 ....
無線紙の上
這い伸びる
黒インクの静脈は
冬ざれの様相で
ひたひたと
忍び寄る

絡み付く
{ルビ荊棘=けいきょく}の枝を
程良く剪定し
暖炉に放るのだが
パチパチと
節は爆ぜ ....
夜にさまようノマド
夢に似た旅路
くらやみの中へ
伸びていく根毛

黒髪の思い出は
満月の丸み
汲み上げられて
つきあげるよろこび

歌うことばすべてに
ひとしく炎、やどれ
こ ....

夫があまり鋭く見つめるから
わたしはしだいに削れてゆく
夫と婚姻関係を結んでからのわたしは
もう余程うすっぺらくなったらしい
強く手を握られると
きしゃり と指ごと潰れるから
か ....
語り部は講堂内の明かりを全て、消した。 
百人の聴衆は、暗闇の一点に揺れる机上 
の灯を、観つめていた。(どんなに深い闇 
にさえ、この蝋燭の灯は負けないのです。) 
ぽっかり二つ空いていた席 ....
{引用=Before}
 私

もし私が海ガメだったら今頃は
月の裏側で首をもたげて、
―― 海へ帰る時刻だ
ぶざまなヒレは砂を漕いで、砂を漕いで
すると波頭が白くぼんやり輝きながら
 ....
  水から
  あふれた水


  長い
  道をつたって
  きみは
  こぼれてきた


  みずから
  あふれたみず


  朝は
  みじかくていい
 ....
とにかく
兎に角
せっかく真っ新なのに
相変わらず後ろ向きだけど
お粗末な背面跳びで
何かを飛び越えていこう

とにかく
兎に角
せっかく明けたのに
相変わらず手探りだけど
 ....
{引用=ひとりでは淋しすぎていられない
震えて眠る私はうさぎ}

抱いて欲しいって言えたらいいのに
もわもわの毛皮をまとっていても
寒くて寒くて震えてる


{引用=耳を立て周りの音を ....
未来に向けて
希望を持つ。
実際に実現
可能かどうかは
関係ない。

誰もがまだ
未来の事は知らない。
そして
実現可能かどうかは
信じるか 信じないか
に よって 決まってくる ....
死、の音木霊する春来る窓辺、おおお
枯れた枝にまといつくいつぞやの暴落
嫌な臭いの涎を拭った爪の先が太陽を求めて喘いでいる、曇天
鼠色の羽持つ鳥達が陰鬱な旋律を調律している、暗い ....
いつものカフェ。ハイテーブルとハイチェア。
磨き込まれた木枠に少しくすんだオレンジ色
の座面。向かいの椅子には誰もいない。コー
ヒーカップはひとつ。柔らかな香りを立てて。
 《BGMはカウント ....
地中深くに根差した
大きな球根のような欲望と
その真上の中空に漂う
ふわふわふわふわした
空中クラゲのような希望
地上に生えた剥き出しの古木の幹に
粘菌のようにへばり付いた渇望が
すべて ....
写真とは
干乾びた
製造工場の正門の
錆びたポストに居つく手紙の重さで
天を劈く煙突の
かたちを得たけむりが笑っているようなもの
めくれば
白い鍵穴もかすむ季節に
「どこにもいけない」 ....
もしもこの海が真っ二つに割れて
そこに一本の長い道ができたら
僕たちはTOYOTAのランドクルーザーにのって出かけよう
それは奇跡のひとつに数えられるだろう
僕たちの走った海の底は
ひとつの ....
二十数年ぶりに見た
人の骨は

白く
しっかりとしていた

ついさっきまで
人として
形をなしていたものが

手術台の半分くらいの
てらてらした 
金属板の上にある

寿命 ....
条約に区切られた海域が
虚無の方角を 指し示す
卑小な 国力を 指し示す
防波堤の冷たい石組みだけが
血塗られた記憶を表面に現した


飛行機の墜落した 場所に
いくつもの 石碑が ....
たかしが犬に眉書いた

りかちゃんどきっとしていたよ

たかしの実家は肉屋!

ジャングルジムから落ちた日は

吐き気でなにも言えなかった

たかしは牛乳飲んだ口でしゃべる

 ....
山人さんのおすすめリスト(5886)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
味わう- 花キリン自由詩1*11-1-8
左手- 佐和自由詩611-1-8
静かにしていて- とんぼ自由詩311-1-8
マドガラス- 猫のひた ...自由詩111-1-8
あったそこにあった- 小川 葉自由詩511-1-8
道の終わり- 木立 悟自由詩311-1-7
灯台- 花キリン自由詩2*11-1-7
日の出まえ- 佐和自由詩311-1-7
友達- 小川 葉自由詩411-1-7
- 十二支蝶自由詩311-1-7
遠ざかる- 自由詩4*11-1-7
青い湖畔のシカ- 石川敬大自由詩24*11-1-7
空を- Oz自由詩111-1-6
シロフォン・クーゲルバーン- 鵜飼千代 ...自由詩18*11-1-6
冬の夜の即興- あまね自由詩1311-1-6
dissimilation.- 吉田ぐん ...自由詩4911-1-6
夫婦の灯_- 服部 剛自由詩111-1-6
海亀2題- salco自由詩5*11-1-5
うつわ- 草野春心自由詩4*11-1-5
とにかく- nonya自由詩8*11-1-5
私はうさぎ- 未有花自由詩12*11-1-5
信じる気持ち- 美琴自由詩111-1-4
溺死のミュージック、TOTOで葬送- ホロウ・ ...自由詩3*11-1-4
BGMはカウント・ベイシー- 石黒あき ...自由詩211-1-4
フクロ鼠- ……とあ ...自由詩16+*11-1-4
ふぉとぐらふぃっく_(ご利用は計画的に)- 乾 加津 ...自由詩15*11-1-4
東京スカイツリー(仮作)- rabbitfighte ...自由詩9*11-1-4
白い骨- 森の猫自由詩10*11-1-4
堤防- 番田 自由詩411-1-4
小学生全員に屠殺場見せろ- skc自由詩211-1-4

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