青い球体に手を突き刺して
あなたを引き抜きたい
白い球体はゆっくり東から西へ
いつもより明るい夜を巡っていく
孤独なんて簡単に乗り越えられる
と思っていたのに、私はもう潰れてしまい
そうに ....
つまがねむり
むすこははなうたをうたい
やがてそのはなうたも
いつしかやみ
ねむりがおとずれている

はやくねむりなさいとしかりながら
ねむってしまったつまのこえも
は ....
その少年が死なねばならぬ 理由はどこにも無かった
夜明けの遅い南西の島の窪み
降霜を知らぬ灰白色の谷間
その通い慣れた道を
生まれ育った町から一歩たりとも出ぬ内に
その少年が死なねばならぬ  ....
朝早く起きて背筋を伸ばし
人の嫌がる重荷を背負い
嫌味にも笑顔で応えて
困難にすら感謝して生きる

あいつはいいやつだな 
一言目には みんなの口から出る
でも ただそれだけ ....
もう
わかれてくれないか
きずがつくまえに

わかれてくれないか
そうすれば
きずはつかない
そのきずだらけの
こころに

もう
わかれてくれないか
そんなしあわせ ....
教室の窓から
校庭の隅をぼんやりと眺めている

机の上には
2時間前に閉じた教科書

前方の黒板の文字は粉となり
後方のカーテンは柔らかく揺れている

屋上へ続く扉を
針金で開けよ ....
乾いた大地に
夏の厳しい日差し
しおれてしまった花に
水をひとしずく下さい

*

空っぽになった部屋で
なくした希望を探す
仕方がないと言いながら
耳障りなため息を吐く

* ....
色鮮やかに陽光の筆が
街並みを描いていく
様々な悲しみや苦しみが
色づいて人々にのしかかることを
受け入れるのだと気付きながら
それでも力を緩めることもなく
すべてを受容する覚悟を ....
からっぽの心にトクトクいれる
もっといれなきゃ優しくなれない
からからからの心のままじゃ
とげとげしすぎて痛くなる

甘くてあたたかなまるで愛のよな
飲み物いれる自分にも
あなたに届けら ....
トントントントン
包丁の音がする
君は手際よくテーブルの上に出来あがった料理を並べていく


 いめぇじの世界で
 ダンスを踊る人たちが
 手を繋いでは千切れて


あら、忘 ....
結婚は人生の墓所でありますが、時々墓場から出てくる人がいます
彼らの活動内容には個体差がありますが、多くは異性の肉体を求めます
活動時間にも個体差がありますが、週に数回から長くて一日数時間程度です ....
 
 
紙に押した自分の指紋で
迷路をしなければならない
広い会場のような所にわたし
そして試験監督みたいな格好をした人
二人だけで向かい合って着席している
何度やっても
わたしの指紋 ....
まだ春が来ない山
夜が明けた静かな土を霜が押し上げる
傍らで小鳥が動き始め
冬枯れの落ち葉をひっくり返す

左手は日の光に溢れ
右手は陰に沈み黙す
私はその中の尾根を行く
 ....
ガラパゴス諸島に行かなくてはならない。
彼が生きている間に。


彼はきっと、清潔なゲージの中でキャベツを食べている。
その眼が私を映してくれる間に、私は彼に会いに行かねばならない。
聞か ....
ふたりを妖しげなライトが
包むこのベッドルームに
今夜も素晴らしい
快楽が訪れるだろう
君のアソコはヌラリと輝き
興奮した僕は
おもいっきり
むしゃぶりつく

絶頂を迎えて
くすぐ ....
言葉足らずの季節がやってきて
降り注ぐ涙も白い息を吐く

部屋の暖炉で暖まっていたのは
自分一人だけ

棚に飾ってある詩集が
染みで黄ばんでいくのにも気がつかず

突然起きた表層 ....
夜闇の階段に
小さく影を落とす

重力を蹴り上げ
人工灯を背負ったまま
漆黒の空を駆けた
夢を語りかけるのは
にじんだ紅い満月
せわしなく吹きつける時間が
足元を撫でては転がった
 ....
口笛も吹けないし
ウィンクもできない
指も鳴らせないし
世間話もできない
とれたボタンもうまくつけれないし
あなたの好きな肉じゃがもうまく作れない
ディープキスもうまくないし
セックスも ....
お父様と お母様の 夜の営み
その 家族計画の 失敗により
私は 部落の 長屋に 生まれました

つぶれた魚屋の生臭い あばら家に住んでいた
私よりも 貧相な 子たち
何故か その子たちが ....
「星を売っておるのです」

 私の訝しむのを見てとって、男は微笑み、付け加えた。

「簡易プラネタリウムを運んでおるのですよ。あちこちの小学校や講堂なんかを回って、組み立てて、簡単な解説をする ....
花嫁は
容疑者になって
追われているの
花婿をカバンにつめて
冬の日本海へ
命からがら反撃した
行為が罪に問われる
帰れない
顔を変えても
心に誓う
学習ノートの裏表紙
鉛筆手書きの宝島
包装紙の海図を持って
君はダンディ、僕 博士
太っちょガバチョを従えて
駄菓子屋で買った黄粉飴
カバンに入れて粉だらけ
黄粉に塗れた三人の
宝探し ....
お前たち
守りたいものが
あるのかよ?

自分をどんなにさらけ出しても
守るべきものが
あるのかよ?
サハラ砂漠に
たまごが一つ。
砂に埋もれて
蒸し焼きになる。

ガンジス川に
たまごが一つ。
僧侶の足に
踏まれて割れる。

冷蔵庫の中に
たまごが一つ。
中身は既に
くさっ ....
やあ!久しぶり!!
いつ以来かな?5年ぶり?とか??
アナタがATMキャッシュディスペンサーから
恥ずかしそうに出てくるのを見てしまって
思わず、僕も目をそらしたよ!

家を出た ....
屍は
匹「ひき」や羽「わ」や人「にん」や頭「とう」や体「たい」じゃなく
ひとつ、ふたつ

残酷?
いや、当たり前の日常ですよ


大地に力強く根付いた草を喰らう
恋の記憶は
男は『名前を付けて保存』
女は『上書き保存』
そういって殿方は
女は薄情だと責められるけど

上書きして消してしまわないと
活きてはいけないほど
あなたを全てで愛した故なの ....
きみのこころが冷たくなった夜
横たわった気持ちを抱え込みながら
静かに目を閉じて仰向けなきみを
見下ろしてぼくは見ているはずの
きみの輪郭をおぼろげにしか
コピーすることが出来ない
 ....
歩道橋が夜を迎える。
道の基点から、夕雲は暗雲へと変わる。
歩道橋は震えていた。
頑なな心に、歩道橋の震えは伝わる。
三月ですから
春の匂いをただよわせる風も吹き
草木の色も何となく鮮やかに見えるのです

あなたは
うまくふくこともできない口笛で
僕が知らないメロディーを
そんなものたちに聴かせるように ....
山人さんのおすすめリスト(5886)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青い孤独- within自由詩8*11-3-4
眠り- 小川 葉自由詩311-3-4
- salco自由詩7*11-3-4
灯火(あかり)- yumekyo自由詩511-3-3
- 小川 葉自由詩311-3-3
さかあがり- 村上 和自由詩211-3-3
悲しみ- 未有花自由詩23*11-3-3
太陽が見ている- 寒雪自由詩111-3-3
乾杯- 朧月自由詩511-3-2
じゃあ- 相田 九 ...自由詩711-3-2
近年におけるゾンビの特色と傾向- 只野亜峰自由詩211-3-2
空咳- たもつ自由詩411-3-2
尾根歩き- 蒲生万寿自由詩1*11-3-2
ガラパゴス諸島に行かなくてはならない- 亜樹自由詩511-3-2
君の蜜までも- 花形新次自由詩4*11-3-2
待つ- 乱太郎自由詩1811-3-2
のぼる- 向 奨吾自由詩211-3-2
- 七味自由詩111-3-2
...and_Mary_Chain_/_****'03- 小野 一 ...自由詩7*11-3-1
オーシャンブルーの庭師たち- kawa自由詩311-3-1
怖い花嫁- 花形新次自由詩4*11-3-1
宝探し- ……とあ ...自由詩611-3-1
- 洋輔自由詩1*11-3-1
たまごが一つ- 亜樹自由詩1111-3-1
2,000円札- subaru★自由詩8*11-3-1
弱肉- 村上 和自由詩111-3-1
記“憶”形式- 相差 遠 ...自由詩6*11-3-1
言い表せない- 寒雪自由詩211-3-1
歩道橋- ブライア ...自由詩5*11-3-1
雨模様- ベンジャ ...自由詩6*11-3-1

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