私は飛んでやってきたんだ
聞いているかい
欲しいんだよ 君が 私は
楽しんでいるかい 今日も孤独だ 
遠くに山が 私は見えない


イギリスやオランダの商船
負けじと出航するよ 私 ....
男が 
ひとりで 燗を飲む

気遣いのBGMは五月蝿い

男が
ひとりで 燗を飲む
肴もないのに
燗を飲む

男が
ひとりで 燗を飲む
辛さの目立つ安酒は
 ....
何食べたい?きくと答えは
なんでもいい

魚?
肉?
なんでもいい

私いらない?

なにか言ったか?と
言ったかどうか

なんでもいい
どうでもいいは違うみたい
出来上が ....
   .
段ボールから抽き出して
フィルターの埃を払うと
あの土地を離れたときの
冷え切った心に火がともる
   .
できることならあかあかと
きみの顔に映える炎を
贈りたい きみの身 ....
秋になったら家を出る
軍手とシャベルを持って遠く遠く
九月いっぱいは歩き続ける
十月は釣りなどして過ごす
十一月が木々を染め出したら
場所を決めて、あとは待つ
落葉を敷きつめてその上に座る ....
市営住宅を取り囲む塀のなかで

ぼくはひとり能の練習をしていた

隣接の公園でこどもたちの遊ぶ声が

やわらかなガラスみたいになって空を引っ掻いている

能を教えてくれたのはお母さんの ....
バス停の上に
誰かが置き忘れた写真のような
最後の夏空が広がっていた

空の青は澄んだ水色
まるで海の子

雲はこねた白いパン生地のよう
見えない硝子板に等間隔で並べられ
底が平ら  ....
行方満ちる目
未明ひとつ触れ
踊りかなしく


ひと呑みひと呑みが
耳につもり
うなじを下り


冬の馬が削る
原 崖 丘
かけらを ふりほどいて

 ....
終わりの果てだと 葉っぱのふち
緑の雲を浮かべた陽気
体を掠めて靴の先で紐をとく

小さな精密が一生懸命
育てた木は また残る

根元に散らばる慈しみと親愛が
腐りはて かさかさに乾い ....
陽が射してきた
ジメジメした心の片隅に

気色悪いカマドウマを
光の矢で刺し殺せ

奴は生きる気持ちを
食い荒らすから

陽の光
君の言葉
手の温もり

暗く湿った心の片隅
 ....
黄土色に青ざめた手が
黄昏の先の深淵を予感する
黒き幻想の訪れに
我が胸は戦き震える

白き衣のヒポクラテスも
ナイチンゲールの囀りも
何の慰めになろうか
空疎な言葉は
ただベッドの ....
ただ 波の音が
聴きたくて
退(アセ)た記憶の
駅を降りた
秋の海辺の
遠くに見える人影
波音と潮風に
案山子のように
吹かれている
わたしの
束の間の領土
ほんのちょっと 甘いモノが欲しいだけなのに
それが何なのかぴたりとは分からない

それはチョコレートではなく
クッキーじゃない
カスタードも 粒あんも マカロンも違う

小さな頃
ミル ....
目の見えない犬と散歩にいく

ときおり
ふんふんふんと鼻を鳴らして確認する

それでいい
それでいい
と言う

ときおり
ぐずぐずと泣いて居場所を探す私

あっちをむいて
こ ....
地球にない道を僕はオルゴールとともに歩いている
そんなことを想い描いていると、うしろの誰かが遠い神秘な世界を指差しながら僕の小さな肩をポンとひとつたたいた。
「おまえの遊び相手は田んぼの蛙に ....
あの子の
頭脳はノーベル賞級の学者も認めるほどだ
そのくせ
恋に落ちたら
頭脳も体も
全部溶けちゃう

あの子の
恋はいつも正面衝突
背の高い男が好みで
体当たり ....
こんばんわ。いつも美味しいコーヒーをありがとう。突然こんな手紙を渡してごめんね。
お姉さんの淹れてくれたコーヒーを飲んだ日はビックリするぐらいよく当たるので我ながら驚いています。知ってま ....
雨が降ると母譲りのくせ毛が四方に跳ねる。
母の巻き毛は天使のそれだが、
私のそれはケダモノの荒々しさだ。
高校のときの同級生は雨が降ると喜んで、
私の髪を触りにきた。
青毛の馬のたてがみに似 ....
11月、木々の葉が色づきはらはら落ち始める
北風は来年の暗澹を伝えて道行く人の首根をつかむ

11月、テラスでコーヒー飲んでる女の唇がひび割れて
口蓋で舌が卑怯な男に打電する、シで始まる五段活 ....
たったひとりでも生きて行ける
そんな強がりを言わないと
孤独に押し潰されそうで

雨は視界を遮るほど激しく
決して止みそうもなかった

ああ
ルックルックとは言わないけれど
せめて西 ....
前世って
猫だったかもしれないけど
人間に成りたい猫だった
魚の小骨のように胸腔にナイフが引っかかっております。
子どもの時分からずっと引っかかっているのです。

(おかしいですか?
 たいして悩みでもないのですが、
 やみつきだなんてとんでもない。 ....
しじみはしゃべらないけれど、
しじみ同志にしかわからない事があるのかも
しれない。しじみにはしじみのことばがあっ
て、いまも会話をしているのかもしれない。

海の風に立ち
素肌は陽 ....
酔いすぎたあとの朝の目覚めは
透明な悲しさ
霧の湖の水面に
さざなみがたち
底がゆれる
どこまでも沈めるようでいて
波間にただようしかない

ぼくの影はぼくの形から
女の長い髪が広が ....
よるのくぼんだくうきのなかに

あしおとをさがしにいく

たくさんのみずが

とおいところからくるのです

くものなかで

みをよじっているものがいる

とどいたてがみを

 ....
わたしたちは
違うところへゆく
わたしのゆきたかったところでも
あなたのゆきたかったところでもなく


わたしの胸に
あなたの涙があつい
あれが朝ひだったらよかったろうか
しかし夕ひ ....
遠いちいさな丘のうえで
初夏の梢が水草みたいに揺れていた
命あるもので揺れていないものは無かった
揺れながら皆まっすぐ天を指していた
ひとつとして同じ形の枝は無かった
ところどころ折れて歪ん ....
水溜まりは弾かれた

跳ねる水滴
破壊される水面の映像
雨上がりの虹と
両足のダイブ

行き交う雀は
ピーチクと
その青空を謳歌する
河川敷の上、
髪をポニーテールにして
サン ....
涙が乾く音より高く
まばたきの音は昇りゆく
午後が午後に
耳すます午後


月への道に
擬態する羽
水は満ちて
器を呑んで


ばらまかれて
途方にくれる
 ....
 
 
あるひ
あるわかものがやってきて
わだいこを
たたきはじめた

かおはちちににていて
ははににている
わたしにもにてるけれど
おなじではない

わかものはなぜ
たたき ....
山人さんのおすすめリスト(5886)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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夕食- 朧月自由詩210-11-5
ファンヒーター- Giton自由詩2*10-11-4
冬支度- salco自由詩17*10-11-4
お父さんだった- 吉岡ペペ ...自由詩610-11-4
カメラチック・ワーズ_#_-_最後の夏空- 佐倉 潮自由詩210-11-3
午視- 木立 悟自由詩710-11-3
木漏れ日- 砂木自由詩16*10-11-3
光あれ- うずら豆自由詩3*10-11-3
麻薬- 一 二自由詩210-11-2
秋の海- フクスケ自由詩310-11-2
little_bit_little- Akari Chika自由詩5*10-11-2
犬の散歩- 朧月自由詩210-11-2
_道‥(端)- アラガイ ...自由詩6*10-11-2
あっちゃん- yumekyo自由詩8*10-11-1
コオロギが便せんに止まった_失礼なやつだ- TAT自由詩6*10-11-1
マスタングの鬣- 亜樹自由詩4*10-11-1
十一月- salco自由詩3*10-11-1
岸部のアルバム- 花形新次自由詩3*10-11-1
プラス思考- 佐和短歌410-11-1
反映- 豊島ケイ ...自由詩17*10-11-1
食卓の岸辺- こしごえ自由詩4*10-11-1
霧の顔- 殿岡秀秋自由詩510-11-1
やくそく- ミゼット自由詩1*10-11-1
あかいかぜ- kawa自由詩410-10-31
創書日和【揺】樹の記憶- 大村 浩 ...自由詩14*10-10-31
飛んでけ- Oz自由詩210-10-31
ノート(鳴陽)- 木立 悟自由詩810-10-31
和太鼓- 小川 葉自由詩310-10-30

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